スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
HiRDB/パラレルサーバのフロントエンドサーバ(FES3)とバックエンドサーバ(BES4)を削除します。このときの手順を説明します。
システム構成変更コマンド(pdchgconfコマンド)を使用するため,HiRDBを正常終了する必要がありません。ただし,このコマンドを使用する場合はHiRDB Advanced High Availabilityが必要になります。
RDエリアの削除については,「15.7 RDエリアを削除する方法」を参照してください。RDエリアの移動については,「15.9 RDエリアを移動する方法(RDエリアの移動)」を参照してください。
クライアント環境定義に次に示すオペランドを指定している場合は注意が必要です。これらのオペランドに削除対象のフロントエンドサーバ(FES3)を指定している場合は指定値を変更してください。
次に示す手順で,サーバ構成の変更を反映したHiRDBシステム定義を作成してください。
pdconfchk -d chgconf |
$PDDIR/conf/chgconfディレクトリ下のHiRDBシステム定義のチェックを行います。エラーがある場合はHiRDBシステム定義を修正して,再度pdconfchkコマンドを実行してください。
pdchgconf |
HiRDBシステム定義を変更後のHiRDBシステム定義に置き換えます。
pdlogrm -d sys -s fes3 -f /sysarea/log01 -D 1 : pdlogrm -d spd -s fes3 -f /sysarea/sync01 -D 2 : pdstsrm -s fes3 -f /sysarea/ssts01 -D 3 : |
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。
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