スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
図3-4 アンロードレスシステムログ運用の手順(HiRDB/シングルサーバの場合)
バックアップを取得する前に,pdlogswapコマンドでシステムログファイルをスワップさせてください。
データベース回復時に必要なシステムログを物理的に分けるために,システムログファイルをスワップさせます。データベース回復時に必要なシステムログを格納しているシステムログファイルは,これ以降現用になったシステムログファイルです。
pdlogswap -d sys -w |
pdloglsコマンドで,システムログファイルの状態を確認してください。
pdlogls -d sys |
pdcopyコマンド(データベース複写ユティリティ)で,全RDエリアを対象としたバックアップを取得します。このとき,-zオプションを指定してログポイント情報ファイルも同時に取得してください。バックアップの取得については,「6. バックアップの取得方法」を参照してください。
pdcopy -m /rdarea/mast/mast01 -M r -a -b /pdcopy/backup01 -z /pdcopy/logpoint01 |
pdrstr -b /pdcopy/backup01 -z /pdcopy/logpoint01 |
pdlogchgコマンドで,ログポイント以前のシステムログファイル(log01,log02)を解放してください。-zオプションには,(3)で取得したログポイント情報ファイルを指定します。
pdlogchg -z /pdcopy/logpoint01 |
pdloglsコマンドで,システムログファイルの状態を確認してください。
pdlogls -d sys |
pdloglsコマンドで,スワップ先にできる状態のファイルがあるかを確認してください。
pdlogls -d sys |
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