スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
図3-2 システムログをアンロードする運用の手順(HiRDB/パラレルサーバの場合)
システムログファイルにシステムログが一杯に書き込まれると,システムログファイルがスワップします。システムログファイルがスワップすると,KFPS01221-I及びKFPS01222-Iメッセージがメッセージログファイル及びsyslogfileに出力されます。このとき,pdloglsコマンドでシステムログファイルの状態を確認してください。
pdlogls -d sys -s bes1 |
アンロード待ち状態のファイル(log01)をpdlogunldコマンドでアンロードしてください。
pdlogunld -d sys -s bes1 -g log01 -o /unld/unldlog01 |
pdloglsコマンドで,システムログファイル(log01)の状態を確認してください。
pdlogls -d sys -s bes1 |
バックアップを取得する前に,pdlogswapコマンドでシステムログファイルをスワップさせてください。この例ではバックエンドサーバ(bes1)下のRDエリアのバックアップを取得するので,bes1のシステムログファイルをスワップさせます。
データベース回復時に必要なシステムログを物理的に分けるために,システムログファイルをスワップさせます。データベース回復時に必要なシステムログを格納しているシステムログファイルは,これ以降現用になったシステムログファイルです。
pdlogswap -d sys -s bes1 -w |
pdcopyコマンド(データベース複写ユティリティ)で,サーバ単位のバックアップを取得します。バックアップの取得については,「6. バックアップの取得方法」を参照してください。
pdcopy -m /rdarea/mast/mast01 -M r -s bes1 -b /pdcopy/backup01 |
pdloglsコマンドで,バックエンドサーバ(bes1)のシステムログファイルの状態を確認してください。
pdlogls -d sys -s bes1 |
アンロード待ち状態のファイル(log02)をpdlogunldコマンドでアンロードしてください。
pdlogunld -d sys -s bes1 -g log02 -o /unld/unldlog02 |
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