スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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変更内容

変更内容(3000-6-354-43) HiRDB Version 8 08-05,08-51

追加・変更内容 変更個所
リリースノートのマニュアル訂正を反映しました。

単なる誤字・脱字などはお断りなく訂正しました。


変更内容(3000-6-354-40) HiRDB Version 8 08-05

追加・変更内容
データベース中でデータを呼び出すごとに一連の整数値を返す順序数生成子を追加しました(自動採番機能)。
データベース回復時に必要なアンロードログファイルの特定方法について説明を追加しました。また,3.8の「運用例3(バックアップを取得するときの運用)」および「アンロードログファイルの時系列リストの作成(データベース回復時に必要なアンロードログファイルの特定)」を3.11に移動しました。
システムログファイルの空き容量不足を検知した場合,HiRDBが自動的にシステムログファイルを拡張できるようにしました(システムログファイルの自動拡張機能)。
pd_large_file_useオペランドの省略値をNからYに変更しました。
拡張SYSLOG機能 02-01の説明追加に伴い,前提となるLinuxのバージョン,関連PPとそのバージョンの組み合わせの表を追加しました。
OSの時刻を変更する場合の説明を追加しました。
空きページ解放ユティリティ(pdreclaim)で使用中空きセグメントの解放を実行する場合,ほかのUAPも同時実行できるようにしました。
データベース回復ユティリティ(pdrstr)で同時にバックアップファイルを指定しないで,アンロードログファイルだけを使用してデータベースを回復する場合,一度使用したログを指定していないかどうかチェックできるようになりました(同一ログの再使用チェック)。
HiCommand製品の名称が変更されたため,あわせて変更しました。

変更内容(3000-6-354-30) HiRDB Version 8 08-04

追加・変更内容
HAモニタによるサーバモードの系切り替え機能を使用している場合,pdstart -r -tコマンドでHiRDBの開始と同時に共有リソースを活性化できるようにしました。
データベース複写ユティリティ(pdcopy)で取得したバックアップファイルを使用して,ほかのHiRDBシステムでデータベースを回復できるようにしました。
syslogfileに出力するHiRDBの任意のメッセージの重要度を変更できるようにしました。これによって,syslogfileに出力するメッセージをエラーやワーニングだけに絞り込んでいる環境であっても,HiRDBのインフォメーションメッセージをJP1/AJS2などでイベント監視できます。
ユティリティ実行時,ユティリティが出力する処理の実行状況を示すインフォメーションメッセージの出力を抑止できるようにしました。
拡張SYSLOG機能を適用することで,syslogfileへのメッセージ出力に失敗したとき,出力をリトライするようにしました。また,syslogfileに出力するメッセージの文字コード変換をできるようにしました。
排他資源管理テーブル情報の出力内容の説明を変更しました。
ユティリティ終了時,無条件に終了していたサーバプロセスを,メモリサイズ監視機能で指定したサイズを超えない場合,再利用するようにしました。
表をほかのHiRDBシステムに移行する場合,データベース再編成ユティリティ(pdrorg)とデータベース作成ユティリティ(pdload)を使用して,表定義情報と表データを同時に移行できるようにしました。また,データベース再編成ユティリティ(pdrorg)でアンロードしたDAT形式またはバイナリ形式の表データを,データベース作成ユティリティ(pdload)を使用してほかのHiRDBシステムに移行するとき,データ型または列の定義長を変更できるようにしました。
ディクショナリ表の再編成時,リロード中にデータディクショナリ用RDエリアの容量不足が発生した場合,データベース再編成ユティリティを再実行することで対処できるようにしました。
マトリクス分割表の場合も,ALTER TABLEで分割格納条件を変更できるようにしました。
UAP環境定義にPDDBACCSを指定できるようにしました。これに伴い,UAP環境定義の記述を追加しました。
インデクスの名称を変更できるようにしました。
作成後のRDエリアの名称を変更できるようにしました。
RDエリアの自動増分に次の機能を追加しました。
  • 自動増分によってHiRDBファイルシステム領域サイズの上限を超える場合,HiRDBファイルシステム領域の上限を自動的に拡張するようにしました。
  • HiRDBファイルの使用率やエクステント数を監視して,警告メッセージを出力できるようにしました。
  • 増分する契機を指定できるようにしました。
接続ユーザ情報ファイルの出力情報の説明を変更しました。
JP1/NETM/Auditと連携して,HiRDBが出力する監査証跡をJP1/NETM/Auditで一元管理できるようにしました。
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用している場合,HAグループを複数定義できるようにしました。

変更内容(3000-6-354-20) HiRDB Version 8 08-03

追加・変更内容
すべての利用者を示すPUBLICを所有者として定義するストアドルーチン(パブリックルーチン)を使用できるようにしました。これによって,UAP中からストアドルーチンを呼び出すときに,所有者の認可識別子を指定する必要がなくなりました。
RDエリア内の全データをメモリ常駐化できるインメモリデータ処理をサポートしました。この機能を使用すると,バッチ処理の処理時間を短縮できます。
中国語漢字コード(GB18030)を使用できるようにしました。
C言語で作成するCストアドプロシジャ,およびCストアドファンクションを使用できるようにしました。
クライアントの最大待ち時間(クライアント環境定義のPDCWAITTIMEオペランドの値)を超えた場合に出力される共用メモリダンプの出力対象ユニットを制限できるようにしました。
グローバルバッファプールのチューニング方法を変更しました。
HiRDB/シングルサーバでトランザクションキューイングを適用できるようにしました。また,HiRDB/パラレルサーバの場合,次に示すユニットに対してトランザクションキューイングを適用できるようにしました。
  • フロントエンドサーバだけで構成されているユニット
  • システムマネジャとフロントエンドサーバだけで構成されているユニット
このサポートに伴い,新規トランザクションをエラーにしないで,スタンバイ型系切り替え機能および影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の計画系切り替えが実行できるようになりました。
Javaルーチン,Java手続き,およびJava関数という用語を,それぞれ外部Javaルーチン,外部Java手続き,および外部Java関数という表記に変更しました。