スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(UNIX(R)用)
- 11) pd_max_recover_process = 全面回復処理の並列実行プロセス数
- 〜<符号なし整数>((1〜10))
- 全面回復処理をするときの回復処理プロセス(REDOプロセス)数を指定します。HiRDB/パラレルサーバの場合は,1サーバ(ディクショナリサーバ又はバックエンドサーバ)当たりの回復処理プロセス(REDOプロセス)数になります。
- 《前提条件》
- 通常ファイルについては,入出力並列処理をしません。
- 《指定値の目安》
- 見積もり方法はファイルの種類によって異なります。
条件 |
指定値の目安 |
キャラクタ型スペシャルファイル |
RDエリアを定義したキャラクタ型スペシャルファイル数が10以上のとき(1サーバ当たり) |
10 |
RDエリアを定義したキャラクタ型スペシャルファイル数が10未満のとき(1サーバ当たり) |
キャラクタ型スペシャルファイル数 |
通常ファイル |
1 |
- このオペランドの値を大きくすると,全面回復処理時の入出力並列度が増すため,回復処理時間を短縮できます。ただし,「このオペランドの値×サーバ数」分のプロセスが起動されるため,前記の指定値の目安とHiRDBのリソースを考慮して指定値を決めてください。
- 《オペランドの省略値》
- このオペランドを省略すると,システム共通定義の同じオペランドの指定値が有効となります。システム共通定義の同じオペランドも省略すると,3が仮定されます。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2016, Hitachi, Ltd.