スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(UNIX(R)用)

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3.2.5 全面回復処理に関するオペランド

11) pd_max_recover_process = 全面回復処理の並列実行プロセス数
〜<符号なし整数>((1〜10))
全面回復処理をするときの回復処理プロセス(REDOプロセス)数を指定します。HiRDB/パラレルサーバの場合は,1サーバ(ディクショナリサーバ又はバックエンドサーバ)当たりの回復処理プロセス(REDOプロセス)数になります。
《前提条件》
通常ファイルについては,入出力並列処理をしません。
《指定値の目安》
  • 見積もり方法はファイルの種類によって異なります。
    条件 指定値の目安
    キャラクタ型スペシャルファイル RDエリアを定義したキャラクタ型スペシャルファイル数が10以上のとき(1サーバ当たり) 10
    RDエリアを定義したキャラクタ型スペシャルファイル数が10未満のとき(1サーバ当たり) キャラクタ型スペシャルファイル数
    通常ファイル 1
  • このオペランドの値を大きくすると,全面回復処理時の入出力並列度が増すため,回復処理時間を短縮できます。ただし,「このオペランドの値×サーバ数」分のプロセスが起動されるため,前記の指定値の目安とHiRDBのリソースを考慮して指定値を決めてください。
《オペランドの省略値》
このオペランドを省略すると,システム共通定義の同じオペランドの指定値が有効となります。システム共通定義の同じオペランドも省略すると,3が仮定されます。