スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(UNIX(R)用)
- 144) pd_constraint_name = LEADING | TRAILING
- 参照制約又は検査制約で,制約名の定義を制約定義の前後どちらにするかを指定します。
- LEADING:制約名定義を制約定義の前に指定します(標準SQL仕様)。
- TRAILING:制約名定義を制約定義の後に指定します(XDM/RD互換仕様)。
- 145) pd_check_pending = USE | NOUSE
- 参照制約又は検査制約で,検査保留状態(整合性が保証できなくなったデータの操作を制限している状態)を使用するかどうかを指定します。
- USE:検査保留状態を使用します。
- NOUSE:検査保留状態を使用しません。
- 《指定値の目安》
- このオペランドにNOUSEを指定すると,データの整合性が保証されないことがあるため,通常はUSEを指定してください。データの整合性よりも処理性能を優先する場合は,NOUSEを指定してください。
- 《注意事項》
- USEを指定,又は指定を省略した場合,PURGE TABLE文を実行時にディクショナリ表(資源種別:3005 種別名:DICT)に対して一時的にEXモードで排他を掛けます。また,データディクショナリ用RDエリア(資源種別:0001 種別名:RDAR)に対してトランザクションが終了するまでSUモードで排他を掛けます。
- そのため,これらに排他を掛けるコマンド,又はユティリティと同時実行できないことがあります。PURGE TABLE文と同時実行できないことがあるコマンド,又はユティリティと条件を次に示します。
コマンドまたはユティリティ |
条件 |
pdmod(データベース構成変更ユィリティ) |
ディクショナリ表の属性定義変更の場合 |
pdcopy(データベース複写ユティリティ) |
以下の条件をすべて満たす場合
(a)-Mオプションにx,又はrを指定した場合
(b)複写対象にマスタディレクトリ用RDエリア,又はデータディクショナリ用RDエリアを含む場合 |
pdreginit(レジストリ機能初期設定ユティリティ) |
-kオプションにallを指定した場合 |
- そのため,参照制約,又は検査制約を使用しない場合はNOUSEを指定してください。USEを指定,又は指定を省略した場合は,PURGE TABLE文と上記に示すコマンド,又はユティリティを同時実行しないようにしてください。
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