スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
マニュアルのSGML文書を検索するためのUAPの作成について説明します。
次に示すコーディングは,SGML文書中の節タイトルで「プラグイン」というキーワードが何件あるかを調べるためのUAPです。
下記の内容を記述したsample.ecという名称のファイルを作成してください。
#include <stdio.h> main() { EXEC SQL BEGIN DECLARE SECTION; char xuserid[31]; char xpasswd[31]; int total; EXEC SQL END DECLARE SECTION; printf("userid ?\n"); scanf("%30s",xuserid); printf("passwd ?\n"); scanf("%30s",xpasswd); printf("connect start,\n"); EXEC SQL CONNECT USER :xuserid USING :xpasswd; printf("connected,\n") EXEC SQL SELECT COUNT(*) INTO :total FROM manual WHERE contains(doc,'MAN[*[H2{"プラグイン"}]]') IS TRUE; printf("total --->%2d\n",total); EXEC SQL DISCONNECT; } |
プリプロセスについて説明します。
SQLを埋め込んだUAPのソースファイルは,そのままでは,コンパイルできません。そのため,SQLプリプロセサを起動して,ポストソースに変換します。
次に示すコマンドを入力して,[Enter]キーを押してください。
pdcpp sample.ec
sample.cという名称のポストソースファイルが作成されます。
プリプロセスで作成されたファイルsample.cを使用して,UAPをコンパイル・リンケージします。次に示すコマンドを入力して,[Enter]キーを押してください。
cc -o sample -I /opt/HiRDB_P/include sample.c -L /opt/HiRDB_P/client/lib -lzclt
sample.outという名称のファイルが作成されます。
UAPの実行手順について説明します。
これで簡易導入のすべての手順が終了しました。
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