スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
23.6 表にSGML文書を格納
「23.5 表,インデクスの定義」で定義した表にマニュアルのSGML文書のデータを格納し,マニュアルデータベースを作成します。HiRDBのデータベース作成ユティリティ(pdload)で,表manualにデータを格納します。pdloadの概要を次の図に示します。
図23-4 pdloadの概要
表にSGML文書を格納する手順を説明します。
- 下記の情報を入力した/opt/HiRDB_P/plugin/_phsgml/sample/input_fileという名称のDAT形式の入力ファイルをOSのviコマンドなどを使用して作成してください。
1,file01
2,file02
- 下記の情報を入力した/opt/HiRDB_P/plugin/_phsgml/sample/column_fileという名称のファイル(列構成情報ファイル)をOSのviコマンドなどを使用して作成してください。
num
doc,func=(SGMLTEXT,param=blob)
- 下記の情報を入力した/opt/HiRDB_P/plugin/_phsgml/sample/control_fileという名称のファイル(制御情報ファイル)をOSのviコマンドなどを使用して作成してください。
source f001:/opt/HiRDB_P/plugin/_phsgml/sample/input_file
lobdata /opt/HiRDB_P/plugin/_phsgml/sample/
- 表manualに/opt/HiRDB_P/plugin/_phsgml/sample/file01及び/opt/HiRDB_P/plugin/_phsgml/sample/file02に格納されているSGML文書のデータを格納するために,HiRDBのデータベース作成ユティリティ(pdload)を使用します。次に示すように入力してください。なお,簡易導入では,データベースの更新ログを取得しないログレスモードで,表にデータを格納します。
$PDDIR/bin/pdload -l n -c /opt/HiRDB_P/plugin/_phsgml/sample
/column_file manual /opt/HiRDB_P/plugin/_phsgml/sample/control_file
- [Enter]キーを押してください。
表manualにSGML文書のデータが格納されました。
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