スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
リバランスユティリティ(pdrbal)で使用するファイルの容量の計算式を次に示します。
ファイルの種類 |
容量の計算式(単位:バイト) |
インデクス情報ファイル |
B-treeインデクスの場合
(K+d)×N+512
プラグインインデクスの場合
(12×Y)×N+1024
この計算式は,1インデクス当たりの容量計算式です。インデクスが複数ある場合は,それぞれのインデクスに対して計算してください。 |
ワークファイル※1 |
(3+4×I×R)×200 |
ソート用ワークファイル※2 |
条件1の場合
インデクス情報ファイルの容量+4×N
条件2の場合
{インデクス情報ファイルの容量+4×N}×2
- 条件1
sort文に指定したワークバッファサイズ≧Eのとき
- 条件2
sort文に指定したワークバッファサイズ<Eのとき
- E:バッファサイズ
- マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」の「リバランスユティリティ(pdrbal)」の「ソート用バッファサイズ」で求めたバッファサイズ
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実行結果出力ファイル |
1000+表格納RDエリア数×200 |
- d:キー構成列がすべて固定長の場合は10,キー構成列に可変長を含む場合は12
- I:インデクス数
- K:インデクスのキー長
- 「表17-5 インデクスのキー長一覧」を参照してください。ただし,可変長データの場合は単一列でも複数列として扱い,定義長の最大値で計算してください。
- N:リバランス処理によって移動する行数(繰返し列の場合は行数×要素数)
- R:表又はインデクスの分割RDエリア数
- Y:次に示す値
- LOB用RDエリアに格納された抽象データ型の場合は27
- 定義長255バイト以下の抽象データ型の場合は(キー長+2)
- 定義長256バイト以上の抽象データ型の場合は2
- 代表的な抽象データ型の値を次に示します。
- SGMLTEXT型の場合は27
- FREEWORD,GEOMETRY,及びXML型の場合は2
- 注※1
- -mオプションにlvl2を指定した場合に出力されます。
- 注※2
- プラグインインデクスの場合,このファイルは不要です。
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