スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)

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18.1.10 再編成時期予測機能使用時に出力されるシステムログ量

再編成時期予測機能を使用する場合,HiRDB/パラレルサーバの場合はディクショナリサーバで出力するログ量,HiRDB/シングルサーバの場合はシングルサーバで出力するログ量に,次の計算式で求められるログ量を加算する必要があります。

計算式
 
システムログ量(単位:バイト)=
 n×{1604×(A+B+C+D)×(↑E↑+1)}
 +m×{872×(a+b+c+1)}
 +11680×↑{(A+B+C+D)×(↑E↑+1)}×30÷540↑
 +332×{(A+B+C+D)×(↑E↑+1)}×30
 +7760
 

A:作成した表数+61

B:作成したインデクス数+124

C:作成した表に定義したBLOB列の総数+3

D:作成した表に定義したBLOB属性の総数

E:表を格納するRDエリアの分割数の平均値
分割していない場合は1とします。また,平均値は切り上げます。

a:SQL又はコマンドが処理した表を格納しているRDエリア数

b:SQL又はコマンドが処理したインデクスを格納しているRDエリア数

c:SQL又はコマンドが処理した表を格納するLOB用RDエリア数

n:状態解析結果蓄積機能(pddbst -k logi -e)を実行した回数

m:運用履歴表を更新するSQL又はコマンドの実行回数
運用履歴表を更新するSQL及びコマンドについては,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。