スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)

[目次][索引][前へ][次へ]

16.1.10 インメモリデータ処理で必要なメモリ所要量

インメモリデータ処理で必要なメモリ所要量は次に示す計算式で求められます。

計算式
 
計算式1+D×2  (単位:キロバイト)
 

計算式1
 
n
Σ ↑{704+32×A+48+448×B+2048+C×B}÷1024↑  (単位:キロバイト)
i=1
 

n:インメモリRDエリアの数

A:インメモリRDエリアを構成するHiRDBファイル数

B:インメモリRDエリアの総ページ数

C:インメモリRDエリアのページサイズ

D:計算式2の値

計算式2(インメモリデータバッファが使用する共用メモリセグメント数
 
↑計算式1の値÷(SHMMAXオペランドの値×1024)↑
 

計算式2は1RDエリア当たりの計算式です。インメモリRDエリアの数だけ計算してください。

計算式2で求めた値は,pd_max_resident_rdarea_shm_noオペランド又はOSのオペレーティングシステムパラメタの見積もりに使います。