スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
空き領域の再利用機能とは,表の使用中セグメントがユーザの指定したセグメント数に達し,そのセグメントが満杯になるとページサーチモードを空きページ再利用モードに切り替えて,使用中ページの空き領域を使用する機能です。指定した数のすべてのセグメントに空き領域がなくなると,新規ページ追加モードに切り替わり,新規に未使用セグメントを確保します。
なお,セグメント数を指定しないとRDエリア中に未使用ページがなくなるまで空き領域を再利用しません。空き領域の再利用機能を使用しない場合,毎回使用中セグメントの先頭から空き領域をサーチします。この機能を使用している場合,空きページ再利用モードに切り替わった後,次回サーチ位置を記憶してそれ以降をサーチするのでこの機能を使用しない場合より効率良くサーチできます。
空き領域の再利用機能の概要を次の図に示します。
図15-4 空き領域の再利用機能の概要
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