スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
表を横分割した場合,横分割した表に対応させて,プラグインインデクスも複数のユーザLOB用RDエリアにわたって横分割する必要があります。
プラグインインデクスの横分割の定義方法については,「7.4 プラグインが提供する抽象データ型を定義した表の作成」を参照してください。
HiRDB/シングルサーバとHiRDB/パラレルサーバの,それぞれの場合でのプラグインインデクスの横分割の形態を次に示します。
HiRDB/シングルサーバの場合は,横分割した表に対応させて,複数のディスク上のユーザLOB用RDエリアにわたってプラグインインデクスを横分割できます。
プラグインインデクスの横分割の形態を図14-6に示します。図14-6の形態でのプラグインインデクスの横分割の例を図14-7に示します。
図14-6 プラグインインデクスの横分割の形態(HiRDB/シングルサーバの場合)
図14-7 プラグインインデクスの横分割(キーレンジ分割)の例(HiRDB/シングルサーバの場合)
HiRDB/パラレルサーバの場合は,横分割した表に対応して,複数のサーバマシン又はバックエンドサーバに配置されたユーザLOB用RDエリアにわたってプラグインインデクスを横分割できます。
プラグインインデクスの横分割の形態を図14-8に示します。図14-8の形態でのプラグインインデクスの横分割の例を図14-9に示します。
図14-8 プラグインインデクスの横分割の形態(HiRDB/パラレルサーバの場合)
図14-9 プラグインインデクスの横分割(キーレンジ分割)の例(HiRDB/パラレルサーバの場合)
横分割表を格納するユーザLOB用RDエリアと,横分割表のそれぞれに対応するプラグインインデクスを格納するユーザLOB用RDエリアを分ける必要があります。
横分割するとRDエリアの数が増えるため,RDエリア指定のデータベースのバックアップ時には,表とインデクスの対応が1対1であることに注意してください。
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