スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
通常,HiRDB/パラレルサーバのすべてのユニットは同じプラットフォームである必要がありますが,次の条件を満たす場合,異なるプラットフォームが混在したヘテロ構成のHiRDB/パラレルサーバが構築できます。
- すべてのフロントエンドサーバは同じプラットフォーム(Linux (IPF)又はLinux (EM64T))上で動作する
- すべてのバックエンドサーバ及びディクショナリサーバは同じプラットフォーム(Linux (IPF)又はLinux (EM64T))上で動作する
- システムマネジャは,フロントエンドサーバ又はバックエンドサーバと同じプラットフォーム上で動作する
ヘテロ構成の例を次の図に示します。
図10-13 HiRDB/パラレルサーバのヘテロ構成の例
- 〔説明〕
- このHiRDB/パラレルサーバは3台のサーバマシンで構成され,サーバマシンA及びBはアプリケーションサーバ,Cはデータベースサーバとして使用する例です。
- サーバマシンA及びBのプラットフォームはLinux (EM64T),サーバマシンCのプラットフォームはLinux (IPF)です。
- 注意事項
- ヘテロ構成を適用している場合にバックエンドサーバ又はバックエンドサーバがあるユニットを移動するときは,次に示す規則を守ってください。
- バックエンドサーバ又はバックエンドサーバがあるユニットを移動する場合,移動前後のサーバマシンのプラットフォームを同じにしてください。
異なるプラットフォーム上への移動はしないでください。
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