スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
OLTPにOpenTP1を使う場合に,TP1/Resource Manager Monitor(リソースマネジャモニタ:RMM)を使用した運用するときのHiRDBに関する注意について説明します。リソースマネジャモニタの運用方法については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。
監視対象プロセスID取得コマンド作成時,監視対象とするプロセスを指定する必要があります。HiRDBの場合は,監視対象とするプロセスに「_scd」と指定してください。次にRMMサービスで用意しているHiRDB用のコマンド(シェルスクリプト)での指定例を示します。
#Watched Processes PROCESSES="_scd" |
また,このコマンドの確実性を高めるために,次に示す記述を追加することをお勧めします。この記述を追加すると,HiRDB開始完了前の不確かな監視対象プロセスIDを取得しなくなります。この記述はシェルスクリプト中のプロセスID取得部分の前(コメント行「#These Lines Are The Description Of Get Process_ID Process」の前)に追加してください。
#System status check get_STATUS='$PDDIR/bin/pdls 2>/dev/null | \ /usr/bin/awk'{print$4}' | /bin/grep -v STATUS' for i in $get_STATUS do if[$i!="ACTIVE"] then exit 2 fi done |
HiRDB/パラレルサーバの場合,システムマネジャがあるユニットと同一ホストにあるOpenTP1だけに,監視対象RM定義で一連の監視対象リソースマネジャ用コマンドの指定をしてください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2016, Hitachi, Ltd.