スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)

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7.7.1 対処方法の概要

異常終了したタイミングによって対処方法が異なります。同期点指定のデータロード実行中にユティリティが異常終了したときの対処方法を次の図に示します。

図7-6 同期点指定のデータロード実行中にユティリティが異常終了したときの対処方法

[図データ]

〔説明〕
  • 総データロード件数を300万件,同期点行数を100万件としています。
  • 1,3,5の時点でユティリティが異常終了した場合は,データロードを再実行してください。
  • 2,4の時点でユティリティが異常終了した場合は,作成に失敗したプラグインインデクスをデータベース再編成ユティリティのインデクス一括作成機能(-k ixmk)で作成してください。その後,データロードを再実行してください。
  • 6の時点でユティリティが異常終了した場合は,作成に失敗したプラグインインデクスをデータベース再編成ユティリティのインデクス一括作成機能(-k ixmk)で作成してください。その後,データベース再編成ユティリティのインデクス再作成機能(-k ixrc)でB-treeインデクスを作成してください。
  • 7の時点でユティリティが異常終了した場合,インデクス情報ファイルが作成されていれば(KFPL00710-Iメッセージが出力されていれば),データベース再編成ユティリティのインデクス一括作成機能(-k ixmk)でB-treeインデクスを作成してください。インデクス情報ファイルが作成されていなければ,データベース再編成ユティリティのインデクス再作成機能(-k ixrc)でB-treeインデクスを作成してください。