スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)

[目次][索引][前へ][次へ]

5.4.3 ステータスファイルの作成

pdstsinitコマンドで,HiRDBファイルシステム領域にステータスファイルを作成します。ステータスファイルは,ユニット用ステータスファイルとサーバ用ステータスファイルの両方を作成します。

(例)
HiRDBファイルシステム領域(/sysarea01)にサーバ用ステータスファイル(sts01)を作成します。
 
pdstsinit -s b001 -f /sysarea01/sts01 -l 4096 -c 256
 

〔説明〕
-s:サーバ用ステータスファイルを作成するサーバの名称を指定します。
-f:サーバ用ステータスファイルの名称を指定します。
HiRDBシステム定義のサーバ定義のpd_sts_file_nameオペランドで指定した名称を指定します。
-l:ステータスファイルのレコード長を指定します。
-c:ステータスファイルのレコード数を指定します。
1ステータスファイルの容量はレコード長×レコード数(バイト)になります。
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。

HiRDBシステム定義との関係
HiRDBシステム定義の次に示すオペランドと関係があります。
  • pd_syssts_file_name(ユニット用ステータスファイル)
  • pd_sts_file_name(サーバ用ステータスファイル)
作成したステータスファイルは,これらのオペランドで定義しておく必要があります。