スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
作業表用ファイル用のHiRDBファイルシステム領域を作成する例を次に示します。
- (例)
- 作業表用ファイル用のHiRDBファイルシステム領域を作成します。
pdfmkfs -n 50 -l 20 -k WORK -e 3300 -i -a /workarea01
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- 〔説明〕
- -n:HiRDBファイルシステム領域の領域長をメガバイト単位で指定します。
- 領域長の見積もり方法については,「19.作業表用ファイルの容量の見積もり」を参照してください。
- -l:HiRDBファイルシステム領域内に作成するHiRDBファイル数の上限値を指定します。
- -k:HiRDBファイルシステム領域の用途を指定します。
- 作業表用ファイル用のHiRDBファイルシステム領域なので,WORKを指定します。
- -e:HiRDBファイルシステム領域内のHiRDBファイルの増分回数を指定します。
- -i:HiRDBファイルシステム領域の全領域を初期化する場合に指定します。
- -iオプションを指定すると,領域全体を確保します。-iオプションを省略すると,HiRDBファイルシステム領域の管理情報だけを作成します。
- -a:自動的にHiRDBファイルシステム領域を拡張するときに指定します。
- RDエリアの自動増分や作業表を使用するSQLの実行などで,-nオプションで指定したサイズを超えても,自動的に必要な分だけHiRDBファイルシステム領域を拡張するときに指定します。
- /workarea01:
- 作成するHiRDBファイルシステム領域の名称を指定します。HiRDBシステム定義のpdworkオペランドで指定した名称を指定します。
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうかを確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。
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