スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
HiRDB管理者が作成するディレクトリ及びファイル構成を次の表に示します。
表1-2 HiRDB管理者が作成するディレクトリ及びファイル構成
ファイル又はディレクトリ名 | 説明 |
---|---|
$PDDIR/conf/pdsys | システム共通定義を格納するファイル |
$PDDIR/conf/pdutsys | ユニット制御情報定義を格納するファイル |
$PDDIR/conf/pdsvrc | サーバ共通定義を格納するファイル |
$PDDIR/conf/サーバ名 | 各サーバ定義を格納するファイル |
$PDDIR/conf/pduapenv | UAP環境定義を格納するディレクトリ |
$PDDIR/conf/chgconf | システム構成変更用定義ファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/spool/dfc | DF/UXサーバプロセスの通信エラーログを格納するディレクトリ |
HiRDBが作成するディレクトリ及びファイル構成を次の表に示します。
表1-3 HiRDBが作成するディレクトリ及びファイル構成
ファイル又はディレクトリ名 | 説明 |
---|---|
$PDDIR/bin | HiRDBのコマンド及びユティリティを格納するディレクトリ |
$PDDIR/lib | HiRDBの共用ライブラリ,及びメッセージテキストファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/lib/sysconf | HiRDBシステム定義の定義解析用ファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/lib/sysdef | |
$PDDIR/lib/servers | HiRDBサーバの実行ファイル及びライブラリを格納するディレクトリ |
$PDDIR/lib/save | pdmemsvコマンドでライブラリを共用化した場合に内容を保存しておくディレクトリ |
$PDDIR/lib/jvm | POSIXライブラリ版のHiRDBを実行するために必要なライブラリを格納するディレクトリ(32ビットモードのHP-UX 11.0版,及び64ビットモードのHP-UX 11.0版の場合に作成されます) |
$PDDIR/client/lib | HiRDBクライアントのライブラリを格納するディレクトリ |
$PDDIR/client/lib10_20 | HP-UX 10.20版のHiRDBクライアントのライブラリを格納するディレクトリ |
$PDDIR/client/utl | HiRDBクライアントのコマンド及びユティリティを格納するディレクトリ |
$PDDIR/client/jba | HiRDB Javaストアドプロシジャ/ファンクション配布ウィザードを格納するディレクトリ(32ビットモードのSolaris版又はLinux版の場合に作成されます) |
$PDDIR/include | UAPを作成するときに使用するヘッダ情報を格納するディレクトリ |
$PDDIR/spool/tmp | 作業用一時ファイル格納ディレクトリ |
$PDDIR/spool/save※1 | 退避コアファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/spool/pdshmdump※1 | 共用メモリダンプファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/spool/pdlckinf※1 | デッドロックタイムアウト情報ファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/spool/pdsysdump※1 | システム共通の簡易ダンプファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/spool/pdsdsdump※1 | シングルサーバ用の簡易ダンプファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/spool/pdfesdump※1 | フロントエンドサーバ用の簡易ダンプファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/spool/pddicdump※1 | ディクショナリサーバ用の簡易ダンプファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/spool/pdbesdump※1 | バックエンドサーバ用の簡易ダンプファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/spool/pdstj1,pdstj2 | 統計ログファイル |
$PDDIR/spool/pdlog1,pdlog2 | メッセージログファイル |
$PDDIR/spool/pdjnlinf | システムログ情報出力ファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/spool/pdjnlinf/errinf | システムログエラー情報出力ファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/spool/scdqid1,scdqid2 | HiRDB内部のスケジュールキュー情報を格納するファイル |
$PDDIR/spool/oslmqid | メッセージキューのIDを格納するファイル |
$PDDIR/spool/oslsmid | セマフォのIDを格納するファイル |
$PDDIR/spool/pdprcsts | prcステータスファイル |
$PDDIR/spool/.pdatmode | 開始・終了用ステータスファイル |
$PDDIR/spool/.pdipcid | セマフォのIDを管理するファイル |
$PDDIR/spool/.pdommenv | 共用メモリの情報を格納するファイル |
$PDDIR/spool/cmdlog/cmdlog1,cmdlog2 | 実行したコマンドの履歴ファイル |
$PDDIR/spool/errlog/errlog1,errlog2 | HiRDBの内部稼働履歴ファイル |
$PDDIR/spool/olkfifs | スレッドロック用パイプファイルを格納するディレクトリ※8 |
$PDDIR/spool/olkrsfs | スレッドサスペンド/リジューム用パイプファイルを格納するディレクトリ※9 |
$PDDIR/spool/oslcntl | パイプファイル数管理ファイル |
$PDDIR/spool/cnctusrinf | 正常停止又は計画停止コマンド実行時にHiRDBに接続しているユーザがいた場合,接続ユーザ情報を格納するファイル |
$PDDIR/spool/cnctusrdtl | 正常停止又は計画停止コマンド実行時にHiRDBに接続しているユーザがいた場合,pdls -d act,pdls -d prc,pdls -d trnのコマンド実行結果を格納するファイル |
$PDDIR/spool/pdsqldump※1 | アクセスパス情報ファイルを格納するディレクトリ |
任意※2 | RPCトレースファイル |
/dev/HiRDB/pth/※3 | 通信情報ファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/tmp※4 | HiRDB内部用ワークディレクトリ |
$PDDIR/tmp/pdommenv | 共用メモリの情報を格納するファイル |
$PDDIR/tmp/home/HiRDBが管理する識別子のディレクトリ | カレントワーキングディレクトリ |
$PDDIR/conf | HiRDBシステム定義ファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/conf/backconf | システム構成変更コマンド実行時の,変更前のHiRDBシステム定義を格納するディレクトリ |
$PDDIR/conf/Inittab | /etc/inittab退避ディレクトリ |
任意※5 | DF/UXサーバプロセスの通信エラーログファイル |
$PDDIR/.dbenv | HiRDBデータベース環境情報ファイルを格納するディレクトリ |
$PDCLTPATH/pdsql1.trc,pdsql2.trc※6 | UAPが実行したSQLのトレース情報を格納するファイル |
$PDCLTPATH/pderr1.trc,pderr2.trc※6 | UAPとサーバ間の通信エラー情報を格納するファイル |
$PDDIR/plugin | HiRDBプラグイン運用ディレクトリを統括するディレクトリ |
$PDDIR/plugin/.sys | HiRDB内部用ワークディレクトリ |
$PDDIR/plugin/lib | プラグインライブラリを格納するディレクトリ |
$PDDIR/plugin/プラグイン名称 | プラグイン運用ディレクトリ |
$PDDIR/plugin/プラグイン名称/.sys | HiRDB内部用ワークディレクトリ |
$PDDIR/plugin/プラグイン名称/bin | プラグイン専用コマンドを格納するディレクトリ |
$PDDIR/plugin/プラグイン名称/etc | 各プラグイン共通に必要なファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/plugin/プラグイン名称/conf | プラグイン用コンフィグレーションファイルを格納するディレクトリ |
$PDDIR/jre※7 | JavaTM実行環境 |
$PDDIR/renew | 修正版HiRDBの入れ替え用ディレクトリ |
$PDDIR/renew_bak | 修正版HiRDBに入れ替えるときの,稼働中のHiRDBのバックアップ用ディレクトリ |
$PDDIR/.pdlogprgid | syslogのプログラムIDを管理するファイル |
●HP-UXの場合 /sbin/init.d/ /sbin/rc1.d/ /sbin/rc2.d/ ●Solarisの場合 /etc/init.d/ /etc/rc0.d/ /etc/rc1.d/ /etc/rc2.d/ /etc/rc3.d/ ●Linux(RHEL6以前)の場合 /etc/init.d/ /etc/rc0.d/ /etc/rc1.d/ /etc/rc2.d/ /etc/rc3.d/ /etc/rc5.d/ /etc/rc6.d/ ●Linux(RHEL7以降) なし |
OS起動時,又はOSシャットダウン時に動作するスクリプトファイルを格納するディレクトリ ファイル名: ●HP-UX HiRDB/シングルサーバはHiRDB_S又はK090HiRDB_S又はS910HiRDB_S HiRDB/パラレルサーバはHiRDB_P又はK090HiRDB_P又はS910HiRDB_P ●Solarisの場合 HiRDB/シングルサーバはHiRDB_S又はK090HiRDB_S又はS91HiRDB_S HiRDB/パラレルサーバはHiRDB_P又はK090HiRDB_P又は91HiRDB_P ●Linux(RHEL6以前)の場合 HiRDB/シングルサーバはHiRDB_S又はK09HiRDB_S又はS91HiRDB_S HiRDB/パラレルサーバはHiRDB_P又はK09HiRDB_P又はS91HiRDB_P |
$PDDIR/pdistup | 簡易セットアップツールを格納するディレクトリ |
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