スケーラブルデータベースサーバ HiRDB ファーストステップガイド(UNIX(R)用)

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2.3 HiRDBの環境設定をする(コマンドでの実行)

HiRDBの環境設定をコマンドで実行する場合,次の手順で行います。

  1. HiRDBファイルシステム領域の作成
  2. HiRDBシステム定義の作成
  3. システムファイルの作成
  4. HiRDBの開始
  5. RDエリアの作成
  6. HiRDBの稼働状況の確認

なお,各項では基本的なことだけ説明しています。各項の詳細について知りたい場合は,次のマニュアルを参照してください。

内容 参照先マニュアル
HiRDBファイルシステム領域の作成,
HiRDBシステム定義の作成,
システムファイルの作成,
RDエリアの作成
「HiRDB Version 7 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)」
HiRDBの開始,
HiRDBの稼働状況の確認
「HiRDB Version 7 システム運用ガイド(UNIX(R)用)」

●環境設定を始める前に
hostsファイルの設定
/etc/hostsファイルに,HiRDB/シングルサーバをインストールしたマシンのIPアドレス,およびホスト名があるか確認してください。ない場合には,IPアドレス,およびホスト名を追加してください。ただし,DNSサーバを使ってホスト名を管理する場合は必要ありません。
(hostsファイルの設定例)
 
     :
10.210.35.14     HiRLIN_SV.soft.hitachi.co.jp HiRLIN_SV
10.210.35.15     HiRLIN_CL.soft.hitachi.co.jp HiRLIN_CL
     :
 
コマンド実行時に作成するファイルについて:
システム定義ファイルやユティリティの制御文ファイルなどは,システムジェネレータが呼び出しているファイルを流用すれば,作成時間(入力時間)を短縮できます。バッチファイルが呼び出しているファイルについては,「2.4 HiRDBの環境設定をする(システムジェネレータでの実行)」を参照してください。
<この節の構成>
2.3.1 HiRDBファイルシステム領域を作成する
2.3.2 HiRDBシステム定義を作成する
2.3.3 システムファイルを作成する
2.3.4 HiRDBを開始する
2.3.5 RDエリアを作成する
2.3.6 HiRDBの稼働状況を確認する