スケーラブルデータベースサーバ HiRDB ファーストステップガイド(UNIX(R)用)
システムファイルとは次のファイルのことをいいます。
ここで作成するシステムファイルは,HiRDBシステム定義で指定したシステムファイルと対応しています。システムファイルの構成については図2-3を参照してください。
システムログファイルは,pdloginit -d sysコマンドで作成します。
次のコマンド形式は実行するコマンドをまとめて記述しています。実際に実行するときは,1コマンドずつ実行してください。
$ pdloginit -d sys -s sds1 -f /HiRDB/sysfiles/sds1jn1a -n 17408 -l 1024 $ pdloginit -d sys -s sds1 -f /HiRDB/sysfiles/sds1jn2a -n 17408 -l 1024 $ pdloginit -d sys -s sds1 -f /HiRDB/sysfiles/sds1jn3a -n 17408 -l 1024 $ pdloginit -d sys -s sds1 -f /HiRDB/sysfiles/sds1jn4a -n 17408 -l 1024 $ pdloginit -d sys -s sds1 -f /HiRDB/sysfiles/sds1jn5a -n 17408 -l 1024 $ pdloginit -d sys -s sds1 -f /HiRDB/sysfiles/sds1jn6a -n 17408 -l 1024 |
pdloginit -d sysコマンドが正しく実行されたかどうかを確認するために,pdflsコマンドを実行します。なお,ここではシステムログファイル「/HiRDB/sysfiles/sds1jn1a」についてだけ説明します。その他のシステムログファイルについても同様に確認してみてください。
$ pdfls /HiRDB/sysfiles/sds1jn1a |
rwr-r- hirman users 4096 17408 18:10 Feb 03 2004 sds1jn1a |
シンクポイントダンプファイルは,pdloginit -d spdコマンドで作成します。
次のコマンド形式は実行するコマンドをまとめて記述しています。実際に実行するときは,1コマンドずつ実行してください。
$ pdloginit -d spd -s sds1 -f /HiRDB/sysfiles/sds1spd1 -n 31 $ pdloginit -d spd -s sds1 -f /HiRDB/sysfiles/sds1spd2 -n 31 $ pdloginit -d spd -s sds1 -f /HiRDB/sysfiles/sds1spd3 -n 31 |
pdloginit -d spdコマンドが正しく実行されたかどうかを確認するために,pdflsコマンドを実行します。なお,ここではシンクポイントダンプファイル「/HiRDB/sysfiles/sds1spd1」についてだけ説明します。その他のシンクポイントダンプファイルについても同様に確認してみてください。
$ pdfls /HiRDB/sysfiles/sds1spd1 |
rwr-r- hirman users 4096 31 18:10 Feb 03 2004 sds1jn1a |
ステータスファイルは,ユニット用とサーバ用に2種類作成する必要があります。
ユニット用ステータスファイルは,pdstsinitコマンドで作成します。
コマンド形式は実行するコマンドをまとめて記述しています。実際に実行するときには,1コマンドずつ実行してください。
$ pdstsinit -f /HiRDB/sysfiles/SDSUst1a -c 32 $ pdstsinit -f /HiRDB/sysfiles/SDSUst1b -c 32 $ pdstsinit -f /HiRDB/sysfiles/SDSUst2a -c 32 $ pdstsinit -f /HiRDB/sysfiles/SDSUst2b -c 32 |
pdstsinitコマンドが正しく実行されたかどうかを確認するために,pdflsコマンドを実行します。なお,ここではユニット用ステータスファイル「/HiRDB/sysfiles/SDSUst1a」についてだけ説明します。その他のユニット用ステータスファイルについても同様に確認してみてください。
$ pdfls /HiRDB/sysfiles/SDSUst1a |
rwr-r- hirman users 4096 32 18:12 Feb 03 2004 SDSUst1a |
サーバ用ステータスファイルは,pdstsinitコマンドで作成します。
コマンド形式は実行するコマンドをまとめて記述しています。実際に実行するときには,1コマンドずつ実行してください。
$ pdstsinit -s sds1 -f /HiRDB/sysfiles/sds1sv1a -c 870 $ pdstsinit -s sds1 -f /HiRDB/sysfiles/sds1sv1b -c 870 $ pdstsinit -s sds1 -f /HiRDB/sysfiles/sds1sv2a -c 870 $ pdstsinit -s sds1 -f /HiRDB/sysfiles/sds1sv2b -c 870 |
pdstsinitコマンドが正しく実行されたかどうかを確認するために,pdflsコマンドを実行します。なお,ここではサーバ用ステータスファイル「/HiRDB/sysfiles/sds1sv1a」についてだけ説明します。その他のサーバ用ステータスファイルについても同様に確認してみてください。
$ pdfls /HiRDB/sysfiles/sds1sv1a |
rwr-r- hirman users 4096 870 18:12 Feb 03 2004 sds1sv1a |
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