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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue プログラム作成の手引


5.2.3 不正データを含むメッセージ

アプリケーション内でトランザクションを使用する場合,キューから取り出すメッセージを正常に処理できないときには,MQGET命令がロールバックされます。キューマネジャはその回数をメッセージ記述子のBackoutCountフィールドに保持します。キューマネジャは関連する各メッセージのメッセージ記述子に回数を保持します。この回数はアプリケーションの効率を知るための有効な情報です。ロールバック回数が増加するメッセージは,繰り返し却下されています。理由を分析してメッセージを適切に処理するようアプリケーションを作成してください。