OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引
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mqarstr(キューファイルのリストア)
形式
機能
mqabkupコマンドでバックアップしたキューファイル(メッセージ情報管理ファイル(ファイル名.cnt)とメッセージファイル(ファイル名.msg))を,OpenTP1ファイルシステム上のキューファイル(メッセージ情報管理ファイル(キューファイル名.cnt)と,メッセージファイル(キューファイル名.msg))にリストアします。
コマンド引数
● ファイル名
〜<パス名>
リストア元のファイルの名称を指定します。
● キューファイル名
〜<1〜59文字の文字列>
リストア先のキューファイルの名称を完全パス名で指定します。
注意事項
- このコマンドは,次に示すどちらかの場合にエラーになります。
- 指定したキューファイルが,オンラインで使用中の場合
- ファイルのうち,どちらか一つでもキューファイルのレコード数を超えた場合
- 次に示す場合,すでに存在するキューファイルにファイルの内容を上書きします。
- 同一キューファイル名がOpenTP1ファイルシステム上にすでに存在する場合
- ファイルのレコード数がすでに存在するキューファイルと同じか,または小さい場合
上書きしたキューファイルがOpenTP1ファイルシステム上で使用する領域容量は,上書き前と変わりません。このため,上書きするキューファイルをmqadelコマンドで削除後,リストアを実行することをお奨めします。
- このコマンドは,リストア元のファイルのレコード長と同じレコード長のリストア先キューファイルをOpenTP1ファイルシステム上に作成します。したがって,リストアを正常に行うには次に示す条件を満たす必要があります。
- リストア元のファイルのレコード長は,リストア先のキューファイルを作成するOpenTP1ファイルシステムのセクタ長の倍数でなければなりません。
上記の条件を満たさない場合,このコマンドは,KFCA31182-Eのメッセージを出力して異常終了します。この場合は,リストア先のキューファイルを作成するOpenTP1ファイルシステムのセクタ長を見直して再度実行してください。
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