分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ

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KFCA00905-E

トランザクションサービス関数でエラーが発生しました。
サーバ名:aa....aa,理由コード=bb....bb,関数:cc....cc  (L+E)

aa....aa:エラーが発生したサーバ名(8文字以内の英数字)
bb....bb:エラーの詳細を示すコード
理由コードと対策を表に示します。
cc....cc:エラーが発生したトランザクションサービスの関数名(保守情報)(サーバが発行したOpenTP1関数とは異なる場合があります)
(S)処理を続行できる場合は,処理を続行します。続行できない場合は,サーバが発行したOpenTP1関数をエラーリターンします。エラーリターンができない場合は,該当するプロセスをアボートします。
(O)理由コード一覧を見て対策後,該当するサーバを再起動してください。
理由コード 意味 対策
0001 引数不正 引数を見直し,対策後,再度実行してください。
0002 プロトコル不正 OpenTP1関数の発行順序不正の場合,プログラムを見直し,対策後,再度実行してください。トランザクションサービスが未開始,または終了中の場合,OpenTP1起動後,再度実行してください。
0003 バージョン不一致(トランザクションサービスのライブラリと実行形式プログラムのバージョンが不一致) 実行環境を見直し,対策後,再度実行してください。
0004 プロセス領域確保不可 不要なプロセスを終了させ,再度実行してください。
0005 テーブル不足(トランザクション制御用テーブルの割り当てに失敗) 同時に実行中のトランザクションブランチ数が,トランザクションサービス定義のtrn_tran_process_countオペランドの指定値を超えている場合は,ほかのトランザクションブランチが終了したあと,再度実行してください。また,トランザクション開始からコミットまでに発行できるdc_rpc_callの数(生成できるトランザクションブランチの最大値)はトランザクションサービス定義のtrn_max_subordinate_countオペランドの指定値までです。超えている場合は,プログラムを修正して,再度実行してください。
0006 共用メモリアクセスエラー プログラムを見直し,対策後,再度実行してください。
0007 実行環境設定エラー 不要なプロセスを終了してから,再度実行してください。
0008 ローカルトランザクション実行中 プログラムを見直し,対策後,再度実行してください。
0009 トランザクション未終了
0010 要求不正(要求されたトランザクション特性未サポート)
0011 リソースマネジャでxa関数発行時,エラー発生 リソースマネジャの実行環境を見直し,対策後,再度実行してください。
0012 リソースマネジャでxa関数発行時,トランザクションを独自決着 グローバルトランザクション内のすべてのトランザクションブランチでアクセスしたリソースを見直してください。
0013 関数発行条件不正(静的リソースマネジャが動的xa関数を発行) リソースマネジャの実行環境を見直し,対策後,再度実行してください。