分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ

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KFCA00837-I

サーバの終了処理を保留しています。サーバ名:aa....aa
サーバ情報=(b,ccc,ddd,eee,ff....ff)  (L+E)

サーバが終了できない状態が発生しているため,サーバの終了処理を保留しています。
aa....aa:終了を保留しているサーバ名(8文字以内の英数字)
b:サーバの状態
サーバの状態を表に示します。
ccc:常駐プロセス数(3けた以内の数字)
ddd:最大プロセス数(3けた以内の数字)
eee:起動プロセス数(3けた以内の数字)
サーバの状態がDの場合,起動プロセス数は-1とします。
ff....ff:スケジュールキュー上のサービス要求数(6けた以内の数字)
〔対策〕該当するサーバが長時間終了しない場合には,次の処置をしてください。
サーバがMHP以外の場合
スケジュールキュー上のサービス要求数が減らない状態が長時間続いていることが確認された場合,状況に応じて次の処置をしてください。
<サーバの状態がP,H以外のとき>
閉塞コマンド(scdhold)で該当するサーバを閉塞して,スケジュールキュー上のサービス要求を破棄してください。
<サーバの状態がPのとき>
閉塞コマンド(scdhold)で該当するサーバを閉塞して,スケジュールキュー上のサービス要求を破棄してください。または,再開始コマンド(scdrles)で該当するサーバの閉塞状態を解除して,スケジュールキュー上のサービス要求を実行処理してください。
また,該当するサーバに対するスケジュールキュー上にサービス要求が残っていない状態が長時間続いている場合,保守員に連絡してください。
サーバがMHPの場合
次の順に対策してください。
  1. 該当するサービスグループの入力キューのスケジュールをmcfthldiqコマンドで保留してください。
  2. 1.の状態で,ユーザサーバをdcsvstop -dfで強制終了してください。
  3. ユーザサーバをdcsvstartコマンドで再開始してください。
  4. 入力キューのスケジュールの保留をmcftrlsiqコマンドで解除してください。
    サーバの状態 内容
    E サーバ終了処理中
    H サーバ閉塞中
    P サーバ閉塞中(サービス要求の受信可能)
    D サーバプロセス異常終了中
なお,このメッセージが出力される障害の事例と調査手順については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。