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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


付録D メッセージ制御機能で取得するジャーナル情報

アンロードジャーナルファイル上でメッセージ制御機能が取得したジャーナル情報(AJ,GJ,IJ,MJ,OJ,CJ)を次に示します。また,メッセージ制御機能のジャーナル取得条件,およびジャーナルの必要量の計算式を示します。

ジャーナルのレコードサイズは,32ビット版で4バイト,64ビット版で8バイトの倍数となるように調整します。レコードのサイズが4バイトまたは8バイト境界になっていない場合,jnleditコマンドによる編集結果の入力・出力メッセージ以降のデータに,無効なデータが出力されます。

MCFジャーナルレコード形式で使用している属性を示す記号を次の表に示します。

表D‒1 属性表記記号の意味

属性表記記号

意味

char

文字属性を持つ1バイトの領域を示します。

uchar

符号なし属性を持つ1バイトの領域を示します。

char[*]

文字属性の領域を示します。

*の部分に指定がない場合は,可変長であることを示します。

10進数が記述してある場合は,バイト数を示します。

この領域を参照するときは,文字数を指定する文字列操作をしてください。

ulong

符号なし数値属性を持つ4バイトの領域を示します。

〈この節の構成〉