分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義

[目次][索引][前へ][次へ]

2.2 定義の種類

<この節の構成>
(1) システム環境定義の内容
(2) システムサービス構成定義の内容
(3) ユーザサービス構成定義の内容
(4) システム共通定義の内容
(5) ロックサービス定義の内容
(6) タイマサービス定義の内容
(7) ネームサービス定義の内容
(8) プロセスサービス定義の内容
(9) スケジュールサービス定義の内容
(10) トランザクションサービス定義の内容
(11) XAリソースサービス定義の内容
(12) インタバルサービス定義の内容
(13) ステータスサービス定義の内容
(14) ジャーナルサービス定義の内容
(15) システムジャーナルサービス定義の内容
(16) チェックポイントダンプサービス定義の内容
(17) ログサービス定義の内容
(18) マルチノード構成定義の内容
(19) マルチノード物理定義の内容
(20) グローバルアーカイブジャーナルサービス定義の内容
(21) アーカイブジャーナルサービス定義の内容
(22) DAMサービス定義の内容
(23) TAMサービス定義の内容
(24) クライアントサービス定義の内容
(25) ISTサービス定義の内容
(26) RMMサービス定義の内容
(27) 監視対象RM定義の内容
(28) 拡張RM登録定義の内容
(29) XATMI通信サービス定義の内容
(30) メッセージキューサービス定義の内容
(31) ユーザサービスネットワーク定義の内容
(32) rapリスナーサービス定義の内容
(33) rapクライアントマネジャサービス定義の内容
(34) 性能検証用トレース定義の内容
(35) XAR性能検証用トレース定義の内容
(36) JNL性能検証用トレース定義の内容
(37) LCK性能検証用トレース定義の内容
(38) TRNイベントトレース定義の内容
(39) リアルタイム統計情報サービス定義の内容
(40) リアルタイム取得項目定義の内容
(41) ユーザサービスデフォルト定義の内容
(42) ユーザサービス定義の内容

(1) システム環境定義の内容

システム環境定義の内容を,次の表に示します。

表2-2 システム環境定義の内容

形式 オペランド/パス 定義内容 指定値
set mode_conf システムの開始方法 AUTO|MANUAL1|
《MANUAL2》
static_shmpool_size 静的共用メモリの総量 〈符号なし整数〉
((0〜1945600))《4096》
(単位:キロバイト)
dynamic_shmpool_size 動的共用メモリの最大使用時の総量 〈符号なし整数〉
((0〜1945600))《4096》
(単位:キロバイト)
shmpool_attribute 共用メモリプールのメモリ固定の要否 《free》|fixed
user_command ユーザ環境設定コマンド 〈パス名〉
server_count 最大サーバ数 〈符号なし整数〉
((32〜4096))《64》
user_server_ha システムサーバ起動後,ユーザサーバを起動するかどうかを指定 Y|《N》
system_terminate_watch_time システム終了監視時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《3600》
(単位:秒)
start_scheduling_timing システム開始時にRPCの受け付けの開始時期 BEFORE|《AFTER》
system_init_watch_time システム初期化の待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
user_command_online システム開始完了コマンド 〈パス名〉
preend_warning_watch_time 終了準備警告監視時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《180》
(単位:秒)
user_command_online_tp1mngr_id user_command_onlineに指定したシステム開始完了コマンドをOpenTP1管理者のUID/GIDで実行するかどうか Y|《N》
putenv DCCONFPATH 定義ファイルの格納ディレクトリ 〈パス名〉
《$DCDIR/conf》
DCADMDEBUG デバッグ情報を取得するかどうか 《0》|1
DCUAPCONFPATH ユーザサービス定義ファイルまたはユーザサービスデフォルト定義ファイルをDCCONFPATHとは別のディレクトリに格納したい場合に格納するディレクトリ 〈パス名〉
dcputenv DCCONFPATH 定義ファイルの格納ディレクトリ 〈パス名〉
DCUAPCONFPATH ユーザサービス定義ファイルまたはユーザサービスデフォルト定義ファイルをDCCONFPATHとは別のディレクトリに格納したい場合に格納するディレクトリ 〈パス名〉

(2) システムサービス構成定義の内容

システムサービス構成定義の内容を,次の表に示します。

表2-3 システムサービス構成定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set uap_conf このノードでユーザサーバを実行するかどうかを指定 Y|《N》
dam_conf このノードでDAMサービスを使用するかどうかを指定 Y|《N》
tam_conf このノードでTAMサービスを使用するかどうかを指定 Y|《N》
que_conf このノードでメッセージキューサービス(MCFサービス)を使用するかどうかを指定 Y|《N》
ha_conf このノードで系切り替えをするかどうかを指定 Y|《N》
jar_conf このノードでグローバルアーカイブジャーナルサービスを使用するかどうかを指定 Y|《N》
clt_conf このノードでクライアント拡張サービスを使用するかどうかを指定 Y|《N》
ist_conf このノードでISTサービスを使用するかどうかを指定 Y|《N》
rmm_conf このノードでRMMサービスを使用するかどうかを指定 Y|《N》
xat_conf このノードでXATMI通信サービスを使用するかどうかを指定 Y|《N》
mqa_conf このノードでMQAサービスを使用するかどうかを指定 Y|《N》
コマンド dcsvstart -m MCFサービスの起動 〈1〜8文字の英数字〉

(3) ユーザサービス構成定義の内容

ユーザサービス構成定義の内容を,次の表に示します。

表2-4 ユーザサービス構成定義の内容

形式 コマンド オプション 定義内容 指定値
コマンド dcsvstart -u ユーザサーバの起動 〈1〜8文字の識別子〉

(4) システム共通定義の内容

システム共通定義の内容を,次の表に示します。

表2-5 システム共通定義の内容

形式 オペランド/コマンド/パス オプション 定義内容 指定値
set rpc_trace RPCトレースを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rpc_trace_name RPCトレースを取得するファイル名 〈パス名〉
《$DCDIR/spool/rpctr》
rpc_trace_size RPCトレースを取得するファイルのサイズ 〈符号なし整数〉
((1024〜2147483648))《4096》
(単位:バイト)
name_port ネームサービスのポート番号 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
《10000》
system_id OpenTP1識別子 〈1〜2文字の識別子〉
all_node ネームサービスの存在するすべてのノード名 〈1〜255文字の識別子〉
ネームサーバのポート番号 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))《10000》
サービス情報優先度指定機能を使用するかどうかを指定 :high
node_id ノード識別子 〈4文字の識別子〉
rpc_retry RPCをリトライするかどうかを指定 Y|《N》
rpc_retry_count RPC処理のリトライ回数の最大値 〈符号なし整数〉
((1〜3600))《18》
rpc_retry_interval RPC処理のリトライ間隔 〈符号なし整数〉
((1〜3600))《10》
(単位:秒)
multi_node_option マルチノード機能を使用するかどうかを指定 Y|《N》
prc_port マルチノード連携制御機能で使用するポート番号 〈符号なし整数〉
((5001〜49999))
rpc_delay_statistics 通信遅延時間統計情報を取得するかどうかを指定 Y|《N》
my_host 使用するネットワークアダプタのホスト名 〈1〜255文字の識別子〉
jp1_use JP1/Baseにイベントを登録するかどうかを指定 Y|《N》
rpc_message_level RPCのトラブルシュートメッセージの表示レベル 〈符号なし整数〉
((0〜2))《2》
rpc_multi_tp1_in_same_host 同一ホスト内の複数OpenTP1を同一グローバルドメインとして運用するかどうかを指定 Y|《N》
max_socket_descriptors ソケット用ファイル記述子の最大数 〈符号なし整数〉
((32〜2032))《64》
rpc_datacomp サービス要求時とサービス要求応答時にユーザデータを圧縮して送信するかどうかを指定 Y|《N》
domain_masters_addr 通信先のドメイン名 〈1文字以上の識別子〉
ドメイン代表スケジュールサービスのホスト名1(第1優先) 〈1〜255文字の識別子〉
ドメイン代表スケジュールサービスのポート番号1(第1優先) 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
ドメイン代表スケジュールサービスのホスト名2(第2優先) 〈1〜255文字の識別子〉
ドメイン代表スケジュールサービスのポート番号2(第2優先) 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
ドメイン代表スケジュールサービスのホスト名3(第2優先) 〈1〜255文字の識別子〉
ドメイン代表スケジュールサービスのポート番号3(第2優先) 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
domain_masters_port ドメイン代表スケジュールサービスのポート番号 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
domain_use_dns ドメイン指定のRPCを発行した際にドメインネームサービスに問い合わせるかどうかを指定 《Y》|N
client_uid_check TP1/Client/WまたはTP1/Client/Pに対するユーザ認証機能を使用するかどうかを指定 HP-UXまたはWindowsの場合:《Y》|N
AIX,LinuxまたはSolarisの場合:Y|《N》
rpc_port_base 最小ポート番号 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
prf_trace 性能検証用トレース情報を取得するかどうかを指定 《Y》|N
trn_prf_trace_level トレースの取得レベル ((00000001〜00000003))《00000001》
core_suppress_watch_time 実時間監視タイムアウトプロセスのコアダンプ出力を抑止する時間間隔 〈符号なし整数〉
((0〜3600))《0》
(単位:秒)
rpc_netmask TCP/IPのネットワーク定義ファイルに指定したサブネットマスク値 〈「.」語法の文字列のインターネットアドレス〉
ipc_sockctl_highwater ソケットの一時クローズ処理開始数パーセンテージ/ソケットの一時クローズ処理非対象数パーセンテージ 〈符号なし整数〉
((0〜100))《100,0》
ipc_sockctl_watchtime ソケット再利用可能監視時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《180》
(単位:秒)
ipc_conn_interval コネクション確立監視時間 〈符号なし整数〉
((8〜65535))《8》
(単位:秒)
ipc_send_interval データ送信監視間隔 〈符号なし整数〉
((5〜32767))《5》
(単位:秒)
ipc_send_count データ送信監視回数 〈符号なし整数〉
((1〜32767))《5》
ipc_header_recv_time 通信制御データの受信監視時間 〈符号なし整数〉
((5〜32767))《10》
(単位:秒)
name_notify 起動通知を行うかどうかを指定 Y|《N》
all_node_ex ネームサービスの存在するすべてのノード名 〈1〜255文字の識別子〉
ネームサーバのポート番号 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
《10000》
rpc_server_busy_count KFCA00356-Wメッセージを出力するバンドル回数 〈符号なし整数〉
((0〜32767))《20》
rpc_send_retry_count TCP/IPコネクションの接続時にエラーが発生した場合のリトライ回数 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《0》
rpc_send_retry_interval TCP/IPコネクションの接続時にエラーが発生した場合のリトライ間隔 〈符号なし整数〉
((0〜300000))《0》
(単位:ミリ秒)
thdlock_sleep_time スレッド間で排他が競合した場合のスレッドの待ち時間 〈符号なし整数〉
((1〜32767))《15》
(単位:ミリ秒)
ipc_recvbuf_size TCP/IPの受信バッファサイズ 〈符号なし整数〉
((0,8192〜1048576))《8192》
(単位:バイト)
ipc_sendbuf_size TCP/IPの送信バッファサイズ 〈符号なし整数〉
((0,8192〜1048576))《8192》
(単位:バイト)
ipc_listen_sockbufset TCP/IPの送受信バッファサイズをlistenソケットに設定するかどうかを指定 Y|《N》
rpc_router_retry_count ENOBUFS,ENOMEM発生時のリトライ回数 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《30》
rpc_router_retry_interval ENOBUFS,ENOMEM発生時のリトライ間隔 〈符号なし整数〉
((0〜3600000))《0》
(単位:ミリ秒)
ipc_backlog_count コネクション確立要求を格納するキューの長さ 〈符号なし整数〉
((0〜4096))《0》
statistics 共用メモリ上にシステム統計情報を取得するかどうかを指定 Y|《N》
name_domain_file_use OpenTP1起動時および再開始(リラン)時に有効にするドメイン構成を指定 Y|《N》
all_node_extend_number ドメイン変更時の最大ノード数 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《64》
all_node_ex_extend_number ドメイン定義ファイルを使用したドメイン変更時の最大ノード数 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《64》
prc_current_work_path カレントワーキングディレクトリ作成用のディレクトリパス 〈パス名〉《$DCDIR》
rpc_max_message_size RPC送受信電文の最大長 〈符号なし整数〉
((1〜8))《1》
(単位:メガバイト)
uap_trace_file_put UAPトレース情報をファイルに取得するかどうかを指定 Y|《N》
dcstart_wakeup_retry_count 起動通知エラーリトライ回数 〈符号なし整数〉
((0〜60))《0》
dcstart_wakeup_retry_interval 起動通知エラーリトライ間隔 〈符号なし整数〉
((0〜60))《0》
(単位:秒)
nam_prf_trace_level NAMイベントトレースの取得レベル ((00000000〜00000007))《00000003》
fil_prf_trace_option FILイベントトレースを取得するかどうかを指定 0|《1》
fil_prf_trace_delay_time FILイベントトレース取得条件となるファイルアクセス処理時間のしきい値 〈符号なし整数〉
((1〜65535))《10》
(単位:秒)
jnl_prf_event_trace_level JNL性能検証用トレースの取得レベル ((00000000〜00000002))《00000001》
jnl_fileless_option ジャーナルファイルレス機能を使用するかどうかを指定 Y|《N》
prc_coredump_filter coreファイルに共有メモリを含めるかの判断値 〈符号なし整数〉
((1,3))
name_service_mode ノード自動追加機能使用時の動作モード manager|agent|《normal》
name_manager_node マネジャノードのノード名 〈1〜255文字の識別子〉
マネジャノードのネームサーバのポート番号 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
name_remove_down_node 停止ノード情報の削除要否 Y|《N》
name_node_add_policy エージェントノードのノードリストにノーマルノードを登録するかどうかを指定 《using_only》|all
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《180》
(単位:秒)
コマンド dcbindht -h ネットワークアダプタに対応するホスト名 〈1〜255文字の識別子〉
-n ネットワークアダプタを経由して通信するネットワーク名 〈1〜64文字の識別子〉
putenv LANG 環境変数LANG 〈文字列〉

(5) ロックサービス定義の内容

ロックサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-6 ロックサービス定義の内容

形式 オペランド 定義内容 指定値
set lck_limit_foruser ユーザサーバの最大同時排他要求数 〈符号なし整数〉
((0〜327670))《512》
lck_limit_fordam DAMサービスの最大同時排他要求数 〈符号なし整数〉
((0〜327670))《512》
lck_limit_fortam TAMサービスの最大同時排他要求数 〈符号なし整数〉
((0〜327670))《512》
lck_limit_formqa MQAサービスの最大同時排他要求数 〈符号なし整数〉
((0〜327670))《0》
lck_wait_timeout 排他待ち限界経過時間 〈符号なし整数〉
((0〜32767))《0》
(単位:秒)
lck_deadlock_info デッドロック情報とタイムアウト情報を出力するかどうかを指定 Y|《N》
lck_deadlock_info_remove システム開始時にデッドロック情報ファイルとタイムアウト情報ファイルを削除するかどうかを指定 normal|force|《no》
lck_deadlock_info_remove_level デッドロック情報ファイルとタイムアウト情報ファイルの削除レベル 〈符号なし整数〉
((0〜24855))《0》
(単位:日)
lck_release_detect プロセスがいつ排他解除したかを調べる方法 interval|《pipe》
lck_release_detect_interval 排他解除検知インタバル最大時間 〈符号なし整数〉
((10〜60000))《250》
(単位:ミリ秒)
lck_prf_trace_level LCK性能検証用トレース情報の取得レベル ((00000000〜00000001))《00000000》

(6) タイマサービス定義の内容

タイマサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-7 タイマサービス定義の内容

形式 オペランド 定義内容 指定値
set tim_watch_count 最大時間監視サービス数 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《128》

(7) ネームサービス定義の内容

ネームサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-8 ネームサービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set name_total_size サービス情報領域の大きさ 〈符号なし整数〉
((1〜32767))《64》
(単位:キロバイト)
name_cache_size サービス情報キャッシュ領域の大きさ 〈符号なし整数〉
((1〜32767))《16》
(単位:キロバイト)
max_socket_descriptors ソケット用ファイル記述子の最大数 〈符号なし整数〉
((32〜2032))
name_global_lookup グローバル検索機能を使用するかどうかを指定 Y|《N》
name_service_extend ネームサービスで管理するサーバUAPの取得数を拡張するかどうかを指定 1|《0》
name_audit_conf ノード監視機能を使用するかどうかを指定 2|1|《0》
name_audit_interval 監視サービスのノード監視が終了したあと,次の監視を開始するまでの時間 〈符号なし整数〉
((1〜65535))《60》
(単位:秒)
name_audit_watch_time ノードダウンを検知するまでの最大待ち時間 〈符号なし整数〉
((8〜65535))《8》
(単位:秒)
name_rpc_control_list ネームサービスのRPC抑止リストの監視機能を使用するかどうかを指定 《Y》|N
name_nodeid_check_message 自ノードと同じノード識別子を指定したノードから通信を受信した場合に,KFCA00677-Wメッセージを出力するかどうかを指定 《Y》|N
name_cache_validity_time 他ノードのサービス情報の有効時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《1800》
(単位:秒)
name_start_watch_time OpenTP1起動時のノードリスト要求応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜1800))《8》
(単位:秒)
name_start_retry_count OpenTP1起動時のノードリスト要求リトライ回数 〈符号なし整数〉
((0〜60))《0》
name_start_retry_interval OpenTP1起動時のノードリスト要求リトライ間隔 〈符号なし整数〉
((1〜60))《10》
(単位:秒)
name_start_error ノードリスト要求でエラーが発生した回数が,ネームサービス定義のname_start_retry_countオペランドに指定した値を超えた場合の処理 stop|《continue》
name_sync_ready_time ノードリスト同期待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《60》
(単位:秒)
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
コマンド namnlfil -r 再開始時だけノードリストファイルを読み込む なし。
-n 再開始時および(強制)正常開始時にノードリストファイルを読み込む なし。
引数 ノードリストファイル名 〈1〜63文字のパス名〉

(8) プロセスサービス定義の内容

プロセスサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-9 プロセスサービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド 定義内容 指定値
set prc_process_count 最大同時起動サーバプロセス数 〈符号なし整数〉
((1〜10000))《64》
prc_recovery_resident 部分回復するプロセスの起動方法として常駐か非常駐かを指定 《Y》|N
prc_take_over_svpath リラン時にユーザサーバおよびコマンドのパスを引き継ぐかどうかを指定 Y|《N》
term_watch_time 連続異常終了限界経過時間 〈符号なし整数〉
((0〜32767))《10》
(単位:分)
max_socket_descriptors ソケット用ファイル記述子の最大数 〈符号なし整数〉
((32〜2032))
term_watch_count 連続異常終了限界回数 〈符号なし整数〉
((1〜3))《3》
prc_prf_trace プロセスサービスのイベントトレースを取得するかどうかを指定 《Y》|N
prc_coresave_path コアファイル格納パス 〈パス名〉《$DCDIR/spool/save》
prc_corecompress コアファイルの格納時にOpenTP1で自動的に圧縮 Y|《N》
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
コマンド prcsvpath プロセスサービスが起動するユーザサーバのパス名 〈パス名〉《$DCDIR/aplib:$DCDIR/bin》

(9) スケジュールサービス定義の内容

スケジュールサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-10 スケジュールサービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set scd_server_count スケジュールサービスを利用して動作する最大ユーザサーバ数 〈符号なし整数〉
((0〜4096))《32》
scd_hold_recovery ユーザサーバの閉塞状態を引き継ぐかどうかを指定 《Y》|F
scd_hold_recovery_count 閉塞状態の引き継ぎが必要なサーバ,およびサービスの合計数 〈符号なし整数〉
((0〜58240))《64》
scd_port スケジュールサービスのポート番号 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
scd_this_node_first 要求サーバが自ノードにある場合,自ノードのサーバを優先してスケジュールするかどうかを指定 Y|《N》
scd_announce_server_status 自ノードのサーバの状態をすべての他ノードに不定期で通知するかどうかを指定 《Y》|N
max_socket_descriptors ソケット用ファイル記述子の最大数 〈符号なし整数〉
((32〜2032))
schedule_rate サーバの負荷レベルがLEVEL0のノードのスケジュール比率 〈符号なし整数〉
((50〜100))
(単位:%)
scd_retry_of_comm_error 障害ノード以外へのスケジューリングのリトライ回数 〈符号なし整数〉
((0〜128))《0》
scd_advertise_control システム共通定義のall_nodeオペランドに指定されたノードに対し,ユーザサーバ起動時にネーム情報を通知するタイミングを変更 《BEFORE》|AFTER
scd_message_level メッセージ格納バッファプールのメモリ不足が発生した場合に出力されるKFCA00854-Eメッセージ出力を抑止 1|《2》
ipc_tcpnodelay Nagleアルゴリズムを無効にするかどうかを指定 Y|《N》
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
コマンド scdbufgrp -g スケジュールバッファグループ名 〈1〜8文字の識別子〉
-e メッセージ格納バッファプール長 〈符号なし整数〉
((512〜1610612736))《512》
(単位:バイト)
-n メッセージ格納バッファセル数 〈符号なし整数〉
((1〜3145728))《16》
-l メッセージ格納バッファセル長 〈符号なし整数〉
((512〜31457280))《512》
(単位:バイト)
-s メッセージ格納バッファ使用制限サイズ 〈符号なし整数〉
((512〜1610612736))
(単位:バイト)
-p メッセージ格納バッファ使用制限率 〈符号なし整数〉
((1〜100))
(単位:%)
scdmulti -m マルチスケジューラデーモン数 〈符号なし整数〉
((1〜4096))《1》
-p ポート番号 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
-g マルチスケジューラグループ名 〈1〜8文字の識別子〉
《scdmltgp》
-t ほかのノードのユーザサーバに,サービス要求を負荷分散するかどうかを指定 なし。

(10) トランザクションサービス定義の内容

トランザクションサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-11 トランザクションサービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set trn_tran_process_count 同時に起動するトランザクションブランチの数 〈符号なし整数〉
((0〜8192))
MCFサービスを使用する場合は,次に示す指定範囲になります。
  • 32ビットの場合:((1〜7484))
  • 64ビットの場合:((1〜6893))
trn_recovery_process_count トランザクションブランチの回復処理を並行して行うプロセス数 〈符号なし整数〉
((1〜128))《4》
trn_expiration_time トランザクションブランチの限界経過時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《0》
(単位:秒)
trn_expiration_time_suspend トランザクションブランチの時間監視の範囲 Y|《N》|F
trn_tran_statistics トランザクションブランチごとの統計情報を取得するかどうかを指定 Y|《N》
trn_tran_recovery_list 全面回復時,未決着トランザクション情報を取得するかどうかを指定 Y|《N》
trn_cpu_time トランザクションブランチが同期点処理までに使用できるCPU時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《0》
(単位:秒)
trn_statistics_item トランザクションブランチの統計情報項目 nothing|base|
《executiontime》|cputime
trn_max_subordinate_count 一つのトランザクションブランチから生成する子トランザクションブランチの最大数 〈符号なし整数〉
((0〜1024))《32》
trn_rm_open_close_scope xa_open関数およびxa_close関数の発行タイミング 《process》|transaction
trn_optimum_item トランザクションの最適化項目 《base》|asyncprepare
trn_processing_in_rm_error トランザクション回復時,リソースマネジャに対して発行したXA関数が処理を続行できないコードでエラーリターンした場合の処置 《down》|retry|force
trn_recovery_list_remove OpenTP1開始時,未決着トランザクション情報ファイルを削除するかどうかを指定 normal|force|《no》
trn_recovery_list_remove_level 未決着トランザクション情報ファイルの削除レベル 〈符号なし整数〉
((0〜24855))《0》
(単位:日)
trn_crm_use CRMを使用するかどうかを指定 Y|《N》
trn_max_crm_subordinate_count CRM経由の子トランザクションブランチの最大数 〈符号なし整数〉
((0〜1024))《8》
trn_watch_time トランザクション同期点処理時の最大通信待ち時間 〈符号なし整数〉
((1〜65535))《120》
(単位:秒)
trn_rollback_information_put トランザクションブランチロールバック時にロールバック情報を取得するかどうかを指定 《no》|self|remote|all
trn_limit_time トランザクションブランチ最大実行可能時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《0》
(単位:秒)
trn_rollback_response_receive ロールバック完了通知を受信するかどうかを指定 《Y》|N
trn_partial_recovery_type UAP障害時のトランザクション同期点処理方式 《type1》|type2|type3
max_socket_descriptors ソケット用ファイル記述子の最大数 〈符号なし整数〉
((32〜2032))
trn_recovery_failmsg_interval 仕掛り中トランザクション情報メッセージ間隔最小時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《1800》
(単位:秒)
trn_wait_rm_open リソースマネジャのオープン処理(xa_open関数)でエラーが発生したときの処置 《continue》|stop|retry_continue|retry_stop
trn_retry_interval_rm_open xa_open関数発行リトライインタバル時間 〈符号なし整数〉
((1〜3600))《10》
(単位:秒)
trn_retry_count_rm_open xa_open関数発行リトライ回数 〈符号なし整数〉
((1〜65535))《18》
thread_stack_size OpenTP1内部で使用するスレッドスタック領域のサイズ 〈符号なし整数〉
((1024〜524288))《49152※1
(単位:バイト)
polling_control_data 一時クローズ処理要求が到着していないかどうかを検査 Y|《N》
thread_yield_interval ソケットの再利用指示を受信できる契機を与えるインタバル時間 〈符号なし整数〉
((1〜86400))《90》
(単位:秒)
groups サービスグループのグループアクセスリストを設定 〈符号なし整数〉
((0〜4294967294))
trn_xar_use XAリソースサービスを使用するかどうかを指定 Y|《N》
trn_start_recovery_mode OpenTP1開始処理の回復処理モードを指定 《stop》|wait|continue
trn_start_recovery_watch_time オンライン前回復処理が完了するまでのリトライ上限時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《600》
(単位:秒)
trn_start_recovery_interval オンライン前回復処理が完了するまでのリトライ間隔時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《3》
(単位:秒)
trn_xa_commit_error 複数のリソースをアクセスするトランザクションがコミットに決定したあと,コミットできなくなったリソースマネジャが発生した場合の処理を指定 《down》|force
trn_prf_event_trace_level TRNイベントトレースの取得レベル ((00000000〜00000007))《00000007》
trn_prf_event_trace_condition 取得するTRNイベントトレースの種類 《xafunc》|trnservice
trn_completion_limit_time トランザクション完了限界時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《0》
(単位:秒)
trn_extend_function トランザクションサービスの機能の拡張レベル 〈16進数字〉
((00000000〜00000001))《00000000》
trn_rcv_open_close_scope すべてのリソースマネジャ※2に対するXA関数の発行順序を変更するかどうかを指定 Y|《N》
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
コマンド trnstring -n リソースマネジャ名 〈1〜31文字の識別子〉
-i リソースマネジャ拡張子 〈1〜2文字の識別子〉
-o トランザクションサービス用xa_open関数用文字列 〈1〜256文字の文字列〉
-c トランザクションサービス用xa_close関数用文字列 〈1〜256文字の文字列〉
-O ユーザサーバ用xa_open関数用文字列 〈1〜256文字の文字列〉
-C ユーザサーバ用xa_close関数用文字列 〈1〜256文字の文字列〉
-d このリソースマネジャがコミット最適化およびプリペア最適化に対応していない場合に指定 なし。
-e xa_start関数でエラーが発生した場合に,リソースマネジャに対してxa_close関数,xa_open関数,xa_start関数の順にリトライ処理を行うときに指定 なし。
-m OpenTP1の開始処理で,OpenTP1がオンラインになる前に,リソースマネジャのトランザクション回復処理を行うときに指定 なし。
-r OpenTP1の開始処理,またはオンライン処理で,リソースマネジャに障害が発生した場合,リソースマネジャから未決着トランザクション情報の通知があるまで,トランザクションの回復処理を待ち合わせるときに指定 なし。
-s 特定のリソースマネジャ※2に対するXA関数の発行順序を変更するかどうかを指定 なし。
putenv 任意 環境変数名 環境変数値 〈文字列〉
dcputenv 任意 環境変数名 環境変数値 〈文字列〉
注※1
AIX版のuCosminexus TP1/Server Base(64)の場合,デフォルト値は65536となります。
注※2
OpenTP1が提供するリソースマネジャは対象外です。

(11) XAリソースサービス定義の内容

XAリソースサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-12 XAリソースサービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set xar_eventtrace_level XARイベントトレース情報の出力レベル 《ERR》|INF|ALL
xar_eventtrace_record XARイベントトレース情報ファイルの最大出力レコード数 〈符号なし整数〉
((1〜65535))《8192》
xar_session_time アイドル状態のトランザクションブランチの監視時間 〈符号なし整数〉
((10〜65535))《180》
(単位:秒)
xar_msdtc_use MSDTC連携機能を使用するかどうかを指定 Y|《N》
xar_prf_trace_level XAR性能検証用トレース情報の取得レベル ((00000000〜00000003))《00000003》
コマンド xarfile -t XARファイルのタイプ online|backup
-a 物理XARファイル名 〈1〜63文字のパス名〉

(12) インタバルサービス定義の内容

インタバルサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-13 インタバルサービス定義の内容

形式 オペランド 定義内容 指定値
set watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)

(13) ステータスサービス定義の内容

ステータスサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-14 ステータスサービス定義の内容

形式 オペランド 定義内容 指定値
set sts_file_name_1 ステータスファイルの論理ファイル名 〈1〜8文字の識別子〉
A系ステータスファイル名 〈パス名〉
B系ステータスファイル名 〈パス名〉
sts_file_name_2 ステータスファイルの論理ファイル名 〈1〜8文字の識別子〉
A系ステータスファイル名 〈パス名〉
B系ステータスファイル名 〈パス名〉
sts_file_name_3 ステータスファイルの論理ファイル名 〈1〜8文字の識別子〉
A系ステータスファイル名 〈パス名〉
B系ステータスファイル名 〈パス名〉
sts_file_name_4 ステータスファイルの論理ファイル名 〈1〜8文字の識別子〉
A系ステータスファイル名 〈パス名〉
B系ステータスファイル名 〈パス名〉
sts_file_name_5 ステータスファイルの論理ファイル名 〈1〜8文字の識別子〉
A系ステータスファイル名 〈パス名〉
B系ステータスファイル名 〈パス名〉
sts_file_name_6 ステータスファイルの論理ファイル名 〈1〜8文字の識別子〉
A系ステータスファイル名 〈パス名〉
B系ステータスファイル名 〈パス名〉
sts_file_name_7 ステータスファイルの論理ファイル名 〈1〜8文字の識別子〉
A系ステータスファイル名 〈パス名〉
B系ステータスファイル名 〈パス名〉
sts_initial_error_switch ステータスサービスの障害時の処置(ステータスファイルの実体がない,またはステータスファイル障害を検知した場合) 《stop》
|continue|excontinue
sts_single_operation_switch ステータスサービスの障害時の処置(現用ステータスファイル片系に入出力障害が発生し,かつスワップできない場合) 《stop》|continue
sts_last_active_file 前回のオンラインの最新現用論理ファイル名 〈1〜8文字の識別子〉
sts_last_active_side 前回オンラインで片系障害運転の場合に正常だった系 A|B
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)

(14) ジャーナルサービス定義の内容

ジャーナルサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-15 ジャーナルサービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set jnl_tran_optimum_level ジャーナルの出力方式に対する最適化レベル 〈符号なし整数〉
((2〜3))《2》
jnl_arc_terminate_timeout ノード終了時にアーカイブジャーナルサービスの終了を待ち合わせる最大時間 〈符号なし整数〉
((0〜3600))《0》
(単位:秒)
max_socket_descriptors ソケット用ファイル記述子の最大数 〈符号なし整数〉
((32〜2032))
jnl_arc_ipc_buff_size TCP/IPの送受信バッファサイズ 〈符号なし整数〉
((8192〜1048576))《61440》
(単位:バイト)
jnl_watch_time ジャーナルサービスの通信応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《180》
(単位:秒)
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
コマンド jnldfsv -r システムジャーナルサービス定義のファイル名 〈1〜8文字の識別子〉
-c チェックポイントダンプサービス定義のファイル名(必要なシステムサービスを複数指定可) 〈1〜8文字の識別子〉

(15) システムジャーナルサービス定義の内容

システムジャーナルサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-16 システムジャーナルサービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set jnl_max_datasize 最大レコードデータ長 〈符号なし整数〉
((32000〜4000000))《32000》
(単位:バイト)
jnl_cdinterval ジャーナルブロック数 〈符号なし整数〉
((100〜32000))《1000》
jnl_rerun_swap システム再開始時にジャーナルをスワップするかどうかを指定 Y|《N》
jnl_dual ジャーナルファイルを二重化するかどうかを指定 Y|《N》
jnl_singleoperation ジャーナルファイルが片系しか使用できない場合にスワップするかどうかを指定 Y|《N》
jnl_rerun_reserved_file_open 全面回復時に予約ファイルをオープンするかどうかを指定 Y|《N》
jnl_arc_name グローバルアーカイブジャーナルサービスのリソースグループ名@ノード識別名 〈1〜8文字の識別子〉@〈4文字の識別子〉
jnl_arc_buff_size アーカイブするための共用メモリバッファの容量 〈符号なし整数〉
((2〜31))《10》
(単位:メガバイト)
jnl_arc_max_datasize アーカイブ時の転送データの最大長 〈符号なし整数〉
((1020〜8188))《1020》
(単位:キロバイト)
jnl_arc_terminate_check ジャーナルサービスの正常終了および計画停止時,アーカイブ対象ジャーナルをすべてアーカイブするかどうかを指定 《Y》|N
jnl_arc_rec_kind アーカイブ対象になるジャーナルレコード種別 《a|c|f|g|i|m|o|s|u》
jnl_arc_uj_code アーカイブするUJコード 〈符号なし整数〉
((0〜255))《0-255》
jnl_arc_check_level グローバルアーカイブジャーナル使用時にファイルグループがスワップ先として割り当てられる条件 《1》|2
jnl_arc_trn_stat 同期点ジャーナルおよびトランザクション管理サービスの回復用ジャーナルをアーカイブの対象とするかどうかを指定 《Y》|N
jnl_unload_check スワップ先のファイルグループを決定する時にアンロード待ち状態をチェックするかどうかを指定 《Y》|N
jnl_auto_unload 自動アンロード機能を使用するかどうかを指定 Y|《N》
jnl_auto_unload_path アンロードジャーナルファイルの格納ディレクトリ名 〈パス名〉
《$DCDIR/spool/dcjnlinf/unload》
jnl_max_file_dispersion 並列アクセス化する場合の最大分散数 〈符号なし整数〉
((1〜8))《1》
jnl_min_file_dispersion 並列アクセス化する場合の最小分散数 〈符号なし整数〉
((1〜8))《1》
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
コマンド jnladdfg -g システムジャーナルを構成するファイルグループ名 〈1〜8文字の識別子〉
ONL オンライン開始時にこのファイルグループを使用するかどうかを指定 なし。
jnladdpf -g 対応するファイルグループ名 〈1〜8文字の識別子〉
-e 要素ファイル名 〈1〜8文字の識別子〉
-a 物理ファイルのパス名 〈パス名〉
-b 物理ファイルのパス名 〈パス名〉

(16) チェックポイントダンプサービス定義の内容

チェックポイントダンプサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-17 チェックポイントダンプサービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set jnl_objservername 対象になるシステムサービス名 〈1〜8文字の識別子〉
jnl_max_datasize チェックポイントダンプ取得用バッファ長 〈符号なし整数〉
((32000〜4000000))《32768》
(単位:バイト)
assurance_count 有効保証世代数 〈符号なし整数〉
((1〜2))《1》
(単位:世代ファイル)
jnl_reduced_mode 縮退運転オプション 〈符号なし整数〉
((0〜2))《0》
jnl_reserved_file_auto_open 予約ファイルを自動的にオープンするかどうかを指定 Y|《N》
jnl_dual チェックポイントダンプファイルを二重化するかどうかを指定 Y|《N》
jnl_singleoperation チェックポイントダンプファイル二重化の際,片系しか上書きできなくなった場合に上書きできるファイルグループとして割り当てるかどうかを指定 Y|《N》
jnl_cdskip_limit チェックポイントダンプ取得契機のスキップ回数の上限値 〈符号なし整数〉
((1〜32767))(単位:回)
jnl_cdskip_msg チェックポイントダンプ取得契機をスキップする要因となった,トランザクションの情報を表示するかどうかを指定 Y|《N》
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))(単位:秒)
コマンド jnladdfg -j サーバリカバリジャーナルファイル 〈1〜8文字の識別子〉
-g チェックポイントダンプまたはサーバリカバリジャーナルを構成するファイルグループ名 〈1〜8文字の識別子〉
ONL オンライン開始時にこのファイルグループを使用するかどうかを指定 なし。
jnladdpf -j サーバリカバリジャーナルファイル 〈1〜8文字の識別子〉
-g 対応するファイルグループ名 〈1〜8文字の識別子〉
-a 物理ファイルのパス名 〈パス名〉
-b 物理ファイルのパス名 〈パス名〉

(17) ログサービス定義の内容

ログサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-18 ログサービス定義の内容

形式 オペランド/パス 定義内容 指定値
set log_filesize メッセージログファイルの最大サイズ 〈符号なし整数〉
((1〜32767))《1024》
(単位:キロバイト)
log_msg_console メッセージログをリアルタイム出力機能を使用して出力するかどうかを指定 《Y》|N
log_msg_allno メッセージログのシステム内のメッセージ通番を付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_msg_prcid 要求元のプロセスIDを付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_msg_prcno メッセージログのプロセス内のメッセージ通番を付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_msg_sysid OpenTP1識別子を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_msg_date メッセージログの出力要求時の日付を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_msg_time メッセージログの出力要求時の時刻を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_msg_hostname メッセージログの出力要求元のホスト名を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_msg_pgmid メッセージログの出力要求元のプログラムIDを付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_netm_out メッセージログをNETMに出力するかどうかを指定 Y|《N》
log_netm_allno メッセージログのシステム内の通番を付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_netm_prcid 要求元のプロセスIDを付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_netm_prcno メッセージログのプロセス内の通番を付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_netm_sysid OpenTP1識別子を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_netm_date メッセージログの出力要求時の日付を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_netm_time メッセージログの出力要求時の時刻を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_netm_hostname メッセージログの出力要求元のホスト名を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_netm_pgmid メッセージログの出力要求元のプログラムIDを付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_jp1_allno メッセージログのシステム内の通番を付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_jp1_prcid 要求元のプロセスIDを付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_jp1_prcno メッセージログのプロセス内の通番を付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_jp1_sysid OpenTP1識別子を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_jp1_date メッセージログの出力要求時の日付を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_jp1_time メッセージログの出力要求時の時刻を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_jp1_hostname メッセージログの出力要求元のホスト名を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_jp1_pgmid メッセージログの出力要求元のプログラムIDを付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_notify_out メッセージログ通知機能を使用するかどうかを指定 Y|《N》
log_notify_allno メッセージログのシステム内の通番を付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_notify_prcid 要求元のプロセスIDを付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_notify_prcno メッセージログのプロセス内の通番を付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_notify_sysid OpenTP1識別子を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_notify_date メッセージログの出力要求時の日付を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_notify_time メッセージログの出力要求時の時刻を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_notify_hostname メッセージログの出力要求元のホスト名を付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_notify_pgmid メッセージログの出力要求元のプログラムIDを付けるかどうかを指定 《Y》|N
log_jerr_rint メッセージログ出力中にエラーが発生した場合のメッセージログ出力抑止回数 〈符号なし整数〉
((1〜65536))《32》
log_syslog_out メッセージをsyslogに出力するレベル 〈符号なし整数〉
((0〜2))《1》
log_syslog_allno メッセージログのシステム内の通番を付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_syslog_prcid 要求元のプロセスIDを付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_syslog_prcno メッセージログのプロセス内の通番を付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_syslog_sysid OpenTP1識別子を付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_syslog_date メッセージログの出力要求時の日付を付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_syslog_time メッセージログの出力要求時の時刻を付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_syslog_hostname メッセージログの出力要求元のホスト名を付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_syslog_pgmid メッセージログの出力要求元のプログラムIDを付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_syslog_append_nodeid ノード識別子を付けるかどうかを指定 Y|《N》
log_syslog_elist syslog失敗リストのエレメント数 〈符号なし整数〉
((0〜65536))《0》
log_syslog_elist_rint syslog失敗リストを定期的に出力する間隔 〈符号なし整数〉
((0〜65536))《0》
(単位:秒)
log_syslog_synchro メッセージログの出力失敗時,syslogに出力するメッセージログのフォーマットを関連オペランドに同期させるかどうかを指定 Y|《N》
log_audit_out 監査ログ機能を使用するかどうかを指定 Y|《N》
log_audit_path 監査ログファイルの出力先ディレクトリ 〈1〜63文字のパス名〉
《$DCDIR/auditlog》
log_audit_size 監査ログファイルの最大サイズ 〈符号なし整数〉
((1〜2047))《10》
(単位:メガバイト)
log_audit_count 監査ログファイルの最大数 〈符号なし整数〉
((1〜256))《2》
log_audit_message 監査ログを取得する項目のメッセージID 〈符号なし整数〉
((33400〜99999))
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
putenv TZ タイムゾーン 〈文字列〉
DCSYSLOGOUT syslogへメッセージを出力するかどうかを指定 1|1以外の文字列

(18) マルチノード構成定義の内容

マルチノード構成定義の内容を,次の表に示します。

表2-19 マルチノード構成定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set dcmstart_watch_time dcmstartコマンド打ち切り時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《600》
(単位:秒)
dcmstop_watch_time dcmstopコマンド打ち切り時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《600》
(単位:秒)
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《180》
(単位:秒)
コマンド dcmarea -m マルチノードエリア識別子 〈1〜8文字の識別子〉
-g マルチノードサブエリア識別子 〈1〜8文字の識別子〉
-w ノード識別子 〈4文字の識別子〉

(19) マルチノード物理定義の内容

マルチノード物理定義の内容を,次の表に示します。

表2-20 マルチノード物理定義の内容

形式 コマンド オプション 定義内容 指定値
コマンド dcprcport -w ノード識別子 〈4文字の識別子〉
-h OpenTP1ノードがあるホスト名 〈1〜64文字の識別子〉
-p 対応するOpenTP1ノードのprc_portオペランドの指定値 〈符号なし整数〉
((5001〜49999))

(20) グローバルアーカイブジャーナルサービス定義の内容

グローバルアーカイブジャーナルサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-21 グローバルアーカイブジャーナルサービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set jnl_arc_terminate_timeout ノード終了時にすべての被アーカイブジャーナルノードの接続を解除するまでの最大待ち合わせ時間 〈符号なし整数〉
((0〜3600))《0》
(単位:秒)
max_socket_descriptors ソケット用ファイル記述子の最大数 〈符号なし整数〉
((32〜2032))
jnl_arc_ipc_buff_size TCP/IPの送受信バッファサイズ 〈符号なし整数〉
((8192〜1048576))《61440》
(単位:バイト)
jnl_watch_time グローバルアーカイブジャーナルサービスの通信応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《180》
(単位:秒)
コマンド jnldfsv -a アーカイブジャーナルサービス定義のファイル名 〈1〜8文字の識別子〉

(21) アーカイブジャーナルサービス定義の内容

アーカイブジャーナルサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-22 アーカイブジャーナルサービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set jnl_dual アーカイブを二重化するかどうかを指定 Y|《N》
jnl_singleoperation 片系クローズ状態のファイルグループを使用するかどうかを指定 Y|《N》
jnl_rerun_swap グローバルアーカイブジャーナルサービスのリラン時にスワップするかどうかを指定 Y|《N》
jnl_max_file_dispersion 並列アクセス化する場合の最大分散数 〈符号なし整数〉
((1〜8))《1》
jnl_min_file_dispersion 並列アクセス化する場合の最小分散数 〈符号なし整数〉
((1〜8))《1》
jnl_unload_check スワップ先のファイルグループを決定する時にアンロード待ち状態をチェックするかどうかを指定 《Y》|N
jnl_arc_max_datasize アーカイブ時の転送データの最大長 〈符号なし整数〉
((1020〜8188))《1020》
(単位:キロバイト)
コマンド jnladdfg -g アーカイブジャーナルファイルのファイルグループ名 〈1〜8文字の識別子〉
ONL グローバルアーカイブジャーナルサービス開始時にこのグループを指定するかどうかを指定 なし。
jnladdpf -g アーカイブジャーナルファイルのファイルグループ名 〈1〜8文字の識別子〉
-e 要素ファイル名 〈1〜8文字の識別子〉
-a 物理ファイルのパス名 〈パス名〉
-b 物理ファイルのパス名 〈パス名〉

(22) DAMサービス定義の内容

DAMサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-23 DAMサービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set dam_update_block 更新する最大ブロック数 〈符号なし整数〉
((1〜32768))《8》
dam_added_file オンライン中に追加する最大論理ファイル数 〈符号なし整数〉
((1〜128))《8》
dam_update_block_over トランザクションの途中で最大ブロック数を超えたときにエラーリターンするかどうかを指定 flush|《error》
dam_message_level DAMサービスが出力するメッセージのレベル 《1》|0
dam_tran_process_count 同時に実行するトランザクションブランチの数 〈符号なし整数〉
((0〜8192))
dam_cache_size 参照・更新ブロックをスタックしておくバッファ領域長(固定値として設定しない場合) 〈符号なし整数〉
((10〜1000000))
(単位:キロバイト)
dam_cache_size_fix 参照・更新ブロックをスタックしておくバッファ領域長(固定値として設定する場合) 〈符号なし整数〉
((10〜1000000))
(単位:キロバイト)
dam_cache_attribute バッファ領域のメモリ固定要否 《free》|fixed
dam_io_interval ディファード更新機能使用時の出力専用プロセス実行間隔 〈符号なし整数〉
((1〜60))(単位:秒)
《1》
dam_transaction_access DAMファイルのデータ管理,および排他管理をするトランザクションの範囲 global|《branch》
dam_io_error_occur ディスク障害時のDAMサービスの処置 stop|《continue》
dam_cache_reuse_from 再利用するキャッシュブロックの検索 《last》|first
dam_default_cache_num キャッシュブロック再利用境界デフォルト値の指定 〈符号なし整数〉
((0〜4000000))《0》
dam_ex_refer_read 排他あり参照指定で読み込むブロックを,トランザクション決着までキャッシュバッファ領域上に残すかどうかを指定 《none》|stay
dam_max_block_size システム内のDAMファイルの最大ブロック長 〈符号なし整数〉
((504〜32760))《504》
(単位:バイト)
dam_kb_size dam_cache_sizeオペランドの指定値(単位:キロバイト)を1キロバイト当たり1000バイトで換算するか,1024バイトで換算するかを指定 《1000》|1024
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
コマンド damcache 引数 キャッシュブロック再利用処理の境界値を有効とする論理ファイル名 〈1〜8文字の識別子〉
キャッシュブロック再利用境界値 〈符号なし整数〉
((0〜4000000))
damchlmt 引数 キャッシュブロック数のしきい値を有効とする論理ファイル名 〈1〜8文字の識別子〉
キャッシュブロック数のしきい値 〈符号なし整数〉
((0〜4000000))
damfile -d ファイルのディファード更新処理の要否 なし。
-n 回復対象外ファイルとするかどうかを指定 なし。
-f 回復対象外ファイルをキャッシュレスアクセスとするかどうかを指定 なし。
-c DAMファイルに障害が発生しても,DAMサービスの正常開始処理を続行する場合に指定 なし。
引数 オンライン中にアクセスする論理ファイル名 〈1〜8文字の識別子〉
オンライン中にアクセスする物理ファイル名 〈1〜63文字のパス名〉
注※
セクタ長×n−8を満たす値を指定してください(nは正の整数)。

(23) TAMサービス定義の内容

TAMサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-24 TAMサービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set tam_max_tblnum オンライン中に使用するTAMテーブルの最大数 〈符号なし整数〉
((1〜65535))
tam_max_filesize オンライン中に使用するTAMテーブルの最大容量 〈符号なし整数〉
((136〜1000000000))
(単位:バイト)
tam_max_recsize TAMテーブルの最大レコード長 〈符号なし整数〉
((1〜1000000000))
(単位:バイト)
tam_jnl_err_flag ジャーナルの読み込み障害時にTAMサービスを停止するかどうかを指定 《STOP》|CONTINUE
tam_pool_attri 共用メモリプールのメモリ固定要否 HP-UXまたはSolarisの場合:《fixed》|free
AIX,LinuxまたはWindowsの場合:fixed|《free》
tam_tbl_lock_mode アクセス時にテーブルを排他するかどうかを指定 《LOCK》|NOLOCK
tam_cbl_level COBOL APIの排他レベル 〈符号なし整数〉
((0〜2))《0》
tam_max_trnnum 同時走行最大トランザクションブランチ数 〈符号なし整数〉
((1〜8192))《20》
tam_max_trnfilnum トランザクション内最大アクセステーブル数 〈符号なし整数〉
((1〜1024))《5》
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
コマンド tamtable -o ローディング契機 《start》|cmd|lib
-a アクセス形態 《read》|rewrite|write
-i TAMテーブル更新時に入出力障害が発生してもアクセスを続行するかどうかを指定 なし。
-j TAMレコード更新時に部分ジャーナルを取得するかどうかを指定 なし。
引数 オンライン中にアクセスするTAMテーブル名 〈1〜32文字の識別子〉
オンライン中にアクセスする物理ファイル名 〈1〜63文字のパス名〉

(24) クライアントサービス定義の内容

クライアントサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-25 クライアントサービス定義の内容

形式 オペランド 定義内容 指定値
set parallel_count 常駐プロセス数と最大プロセス数 〈符号なし整数〉
((1〜1024))《1》
balance_count 1プロセスが処理するサービス要求数 〈符号なし整数〉
((0〜512))《3》
trn_expiration_time トランザクションブランチ限界経過時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《0》
(単位:秒)
trn_expiration_time_suspend トランザクションブランチの時間監視の範囲 Y|《N》|F
trn_cpu_time トランザクションブランチが同期点処理までに使用できるCPU時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《0》
(単位:秒)
open_rm トランザクショナルRPC機能使用時にクライアントサービス実行プログラムがオープンするリソースマネジャ名 OpenTP1_ALL|《OpenTP1_NONE》
clt_inquire_time 常設コネクション問い合わせ間隔最大時間 〈符号なし整数〉
((0〜1048575))《180》
(単位:秒)
clt_port クライアント拡張サービスのポート番号 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
clt_trn_conf トランザクショナルRPC実行プロセスを起動するかどうかを指定 《Y》|N
clt_cup_conf CUP実行プロセスを起動するかどうかを指定 Y|《N》
cup_parallel_count CUP実行プロセスの常駐プロセス数と最大プロセス数 〈符号なし整数〉
((1〜1024))《1》
cup_balance_count CUP実行プロセスのサービス要求滞留値 〈符号なし整数〉
((0〜512))《3》
clttrn_port トランザクショナルRPC実行プロセスのポート番号 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
cltcon_port CUP実行プロセスのポート番号 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
trn_statistics_item トランザクションブランチの統計情報項目 nothing|base|
《executiontime》|cputime
trn_optimum_item トランザクションの最適化項目 《base》|asyncprepare
trn_watch_time トランザクション同期点処理時の最大通信待ち時間 〈符号なし整数〉
((1〜65535))《120》
(単位:秒)
trn_rollback_information_put トランザクションブランチロールバック時にロールバック情報を取得するかどうかを指定 《no》|self|remote|all
trn_limit_time トランザクションブランチ最大実行可能時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《0》
(単位:秒)
trn_rollback_response_receive ロールバック完了通知を受信するかどうかを指定 《Y》|N
trn_partial_recovery_type UAP障害時のトランザクション同期点処理方式 《type1》|type2|type3
trn_completion_limit_time トランザクション完了限界時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《0》
(単位:秒)
message_store_buflen メッセージ格納バッファプール長 〈符号なし整数〉
((1024〜31457280))《8196》
(単位:バイト)
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))(単位:秒)

(25) ISTサービス定義の内容

ISTサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-26 ISTサービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド 定義内容 指定値
set ist_node ISTテーブルを操作するノード 〈4文字の識別子〉
ist_node_group ISTテーブルを操作するノードグループ 〈1〜8文字の識別子〉
コマンド istdef テーブル名 〈1〜8文字の識別子〉
レコード長 〈符号なし整数〉
((4〜65536))
(単位:バイト)
レコード数 〈符号なし整数〉
((1〜16384))
(単位:個)

(26) RMMサービス定義の内容

RMMサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-27 RMMサービス定義の内容

形式 オペランド 定義内容 指定値
set rmm_check_services 監視対象リソースマネジャ名 〈1〜7文字の識別子〉
rmm_system_behavior 監視対象リソースマネジャ開始失敗時のシステムの処置 《down》|giveup
rmm_down_with_system OpenTP1ダウン時に,監視対象リソースマネジャも同時にダウンさせるかどうかを指定 《Y》|N
rmm_sysdown_with_rm 監視対象リソースマネジャダウン時に,OpenTP1も同時にダウンさせるかどうかを指定 Y|《N》

(27) 監視対象RM定義の内容

監視対象RM定義の内容を,次の表に示します。

表2-28 監視対象RM定義の内容

形式 オペランド 定義内容 指定値
set rmm_start_command 監視対象リソースマネジャ開始コマンド 〈1〜127バイトのパス名〉
rmm_stop_command 監視対象リソースマネジャ終了コマンド 〈1〜127バイトのパス名〉
rmm_abort_command 監視対象リソースマネジャ強制終了コマンド 〈1〜127バイトのパス名〉
rmm_get_pid_command 監視対象プロセスID取得コマンド 〈1〜127バイトのパス名〉
rmm_command_watch_time 監視対象リソースマネジャコマンド監視時間 〈符号なし整数〉
((0〜7200))《1800》
(単位:秒)
rmm_command_uid 監視対象リソースマネジャの実行権限を持つユーザID 〈符号なし整数〉
((0〜59999))
rmm_command_gid 監視対象リソースマネジャの実行権限を持つグループID 〈符号なし整数〉
((0〜59999))
rmm_start_watch_time 監視対象リソースマネジャの開始処理を監視する時間 〈符号なし整数〉
((0〜7200))《300》
(単位:秒)

(28) 拡張RM登録定義の内容

拡張RM登録定義の内容を,次の表に示します。

表2-29 拡張RM登録定義の内容

形式 コマンド オプション 定義内容 指定値
コマンド trnlnkrm -a 追加するOpenTP1提供以外のリソースマネジャ名 〈1〜31文字の英数字〉
-s 追加するリソースマネジャのスイッチ名 〈先頭が英字,またはアンダスコアで始まる1〜32文字の英数字〉
-o 追加するリソースマネジャに関連のあるオブジェクトファイル名 〈英数字〉
-C コンパイル実行時に使用するコンパイルオプション名 〈1〜512文字の文字列〉
-B ライブラリリンケージ実行時に使用するリンケージオプション名 〈1〜512文字の文字列〉
-l trnlnkrmコマンドの実行経過を標準出力に出力する場合に指定 なし。
-f OpenTP1の状態に関係なくtrnlnkrmコマンドを強制的に実行する場合に指定 なし。

(29) XATMI通信サービス定義の内容

XATMI通信サービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-30 XATMI通信サービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set xatinitapt システムごとの自AP名称 〈1〜24文字の16進数字〉
xatinitaeq システムごとの自AE修飾子 〈符号なし整数〉
((0〜2147483647))
xat_aso_con_event_svcname アソシエーションの確立通知を受信するSPPのサービスグループ名 〈1〜31文字の識別子〉
アソシエーションの確立通知を受信するSPPのサービス名 〈1〜31文字の識別子〉
xat_aso_discon_event_svcname アソシエーションの正常解放通知を受信するSPPのサービスグループ名 〈1〜31文字の識別子〉
アソシエーションの正常解放通知を受信するSPPのサービス名 〈1〜31文字の識別子〉
xat_aso_failure_event_svcname アソシエーションの異常解放通知を受信するSPPのサービスグループ名 〈1〜31文字の識別子〉
アソシエーションの異常解放通知を受信するSPPのサービス名 〈1〜31文字の識別子〉
max_open_fds OSI TP通信のアソシエーションによって使用されるFDSの最大値 〈符号なし整数〉
((16〜2016))《50》
max_socket_descriptors XATMI通信サービスとUAPとの通信で使用されるFDSの最大値 〈符号なし整数〉
((4〜2047))《64》
コマンド xatsrvadd -p 他AP名称 〈1〜24文字の16進数字〉
-q 他AE修飾子 〈符号なし整数〉
((0〜2147483647))
-s 他システムで提供されるサービス名 〈1〜15文字の16進数字〉

(30) メッセージキューサービス定義の内容

メッセージキューサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-31 メッセージキューサービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set que_xidnum 同時に実行するトランザクションの最大数 〈符号なし整数〉
((1〜4096))《256》
que_io_maxrecsize 遅延書き込み最大レコード長 〈符号なし整数〉
((0〜32000))《0》
(単位:バイト)
コマンド quegrp -g 物理ファイルに割り当てるキューグループID 〈1〜8文字の識別子〉
-f 物理ファイルのパス名 〈パス名〉
-n バッファキャッシュ用の入出力バッファ数 〈符号なし整数〉
((2〜1024))《128》
-m キューファイルの保持メッセージ数 〈符号なし整数〉
((0〜1024))《10》
-w 物理ファイルの使用容量警告率 〈符号なし整数〉
((0〜95))《80》
(単位:%)
-c 物理ファイルの使用容量に対する警告解除使用率 〈符号なし整数〉
((0〜95))《0》
(単位:%)

(31) ユーザサービスネットワーク定義の内容

ユーザサービスネットワーク定義の内容を,次の表に示します。

表2-32 ユーザサービスネットワーク定義の内容

形式 コマンド オプション 定義内容 指定値
コマンド dcsvgdef -g サービスグループ名 〈1〜31文字の識別子〉
-h ホスト名 〈1〜255文字の識別子〉
-p ポート番号 〈符号なし整数〉
((1〜65535))
-t あて先再選択間隔 〈符号なし整数〉
((0〜65534))(単位:秒)
-w リモートAPI機能を使用する場合に指定 なし。

(32) rapリスナーサービス定義の内容

rapリスナーサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-33 rapリスナーサービス定義の内容

形式 オペランド 定義内容 指定値
set rap_listen_port rapリスナーポート番号 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
rap_parallel_server rapサーバ数 〈符号なし整数〉
((1〜1024))《1》
rap_watch_time メッセージ送受信最大監視時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《180》
(単位:秒)
rap_inquire_time 問い合わせ間隔最大時間 〈符号なし整数〉
((0〜1048575))《180》
(単位:秒)
nice プロセスの優先順位の変更 〈符号なし整数〉
((0〜39))《0》
uap_trace_max UAPトレース格納最大数 〈符号なし整数〉
((0〜4095))《32》
uid OpenTP1管理者のユーザ識別子 〈符号なし整数〉
((0〜4294967294))
rpc_response_statistics レスポンス統計情報を取得するかどうかを指定 Y|《N》
rpc_trace RPCトレースを取得するかどうかを指定 Y|N
rpc_trace_name RPCトレースを取得するファイル名 〈パス名〉
rpc_trace_size RPCトレースを取得するファイルのサイズ 〈符号なし整数〉
((1024〜2147483648))
(単位:バイト)
trn_expiration_time トランザクションブランチの限界経過時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
trn_expiration_time_suspend トランザクションブランチの時間監視の範囲 Y|N|F
trn_cpu_time トランザクションブランチが同期点処理までに使用できるCPU時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
trf_put トランザクションが出力したジャーナルをトランザクションリカバリジャーナルファイルへ出力するかどうかを指定 Y|N
trn_statistics_item トランザクションブランチの統計情報項目 nothing|base|
executiontime|cputime
trn_optimum_item トランザクションの最適化項目 base|asyncprepare
trn_watch_time トランザクション同期点処理時の最大通信待ち時間 〈符号なし整数〉
((1〜65535))
(単位:秒)
trn_rollback_information_put トランザクションブランチロールバック時にロールバック情報を取得するかどうかを指定 no|self|remote|all
trn_limit_time トランザクションブランチ最大実行可能時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
trn_rollback_response_receive ロールバック完了通知を受信するかどうかを指定 《Y》|N
trn_partial_recovery_type UAP障害時のトランザクション同期点処理方式 type1|type2|type3
rap_inquire_timeout_message クライアントからの要求最大待ち時間が満了したことを検知したとき,エラーメッセージを出力するかどうかを指定 《Y》|N
rap_connection_assign_type ダイナミックコネクションスケジュール機能を使用するかどうかを指定 dynamic|《static》
rap_max_client rapリスナーに同時接続する最大クライアント数 〈符号なし整数〉
((128〜1024))
《256》
rap_notify rapクライアントマネジャに対する起動通知を行うかどうかを指定 Y|《N》
rap_client_manager_node rapクライアントが存在するOpenTP1システムのホスト名 〈1〜255文字の識別子〉
rapクライアントの存在するOpenTP1システムのrapクライアントマネジャのポート番号 〈符号なし整数〉
((1〜65535))
rap_max_buff_size ソケットウィンドウサイズ 〈符号なし整数〉
((4〜2147483647))《4》
(単位:キロバイト)
rap_io_retry_interval 電文送受信時のリトライ間隔 〈符号なし整数〉
((1〜999))《35》
(単位:ミリ秒)
rap_sock_count ソケット生成処理のリトライ回数 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《1》
rap_sock_interval ソケット生成処理のリトライ間隔 〈符号なし整数〉
((15〜500))《30》
(単位:ミリ秒)
rap_connect_retry_count コネクション確立処理のリトライ回数 〈符号なし整数〉
((8〜2147483647))《8》
rap_connect_retry_interval コネクション確立処理のリトライ間隔 〈符号なし整数〉
((10〜999))《100》
(単位:ミリ秒)
rap_listen_backlog 接続待ちキューに保留できる最大要求数 〈符号なし整数〉
((SOMAXCONN〜2147483647))
《SOMAXCONN》
rap_msg_output_interval クライアント数表示メッセージの出力間隔 〈符号なし整数〉
((0〜32767))《0》
(単位:分)
rap_recovery_server リカバリ要求用待機rapサーバ数 〈符号なし整数〉
((0〜rap_parallel_serverオペランドの指定値-1))《0》
rap_connect_interval コネクション確立処理の間隔 〈符号なし整数〉
((0〜999))《40》
(単位:ミリ秒)
rpc_extend_function RPCサービスの機能拡張レベル 〈16進数字〉
((00000000〜0000000F))《00000000》
max_socket_descriptors ソケット用ファイル記述子の最大数 〈符号なし整数〉
((32〜2032))
trn_completion_limit_time トランザクション完了限界時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
rap_message_id_change_level メッセージIDの変更レベルを指定して,エラーメッセージの種類のEをWに変更 〈符号なし整数〉
((0〜2))
rap_term_disconnect_time rapリスナー終了時のコネクション切断待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜3600))《0》
(単位:秒)
rap_stay_watch_time rapサーバ割り当て待ち要求の滞留監視時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《30》
(単位:秒)
rap_stay_warning_interval 滞留警告メッセージの出力間隔 〈符号なし整数〉
((3〜65535))《180》
(単位:秒)
log_audit_out_suppress rapリスナーおよびrapサーバから出力される監査ログを抑止するかどうかを指定 Y|《N》
log_audit_message 監査ログを取得する項目のメッセージID 〈符号なし整数〉
((33400〜99999))
ipc_sockctl_highwater ソケットの一時クローズ処理開始数パーセンテージ 〈符号なし整数〉
((0〜100))
ソケットの一時クローズ処理非対象数パーセンテージ 〈符号なし整数〉
((0〜100))
ipc_sockctl_watchtime ソケット再利用可能監視時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
scs_prf_trace_level リモートAPI機能における性能検証用トレース取得レベル 〈符号なし整数〉
((00000000〜00000009))《00000001》
rap_extend_function リモートAPI機能の機能拡張レベル 〈16進数字〉
((00000000〜00000001)) 《00000000》
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)

(33) rapクライアントマネジャサービス定義の内容

rapクライアントマネジャサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-34 rapクライアントマネジャサービス定義の内容

形式 オペランド 定義内容 指定値
set rap_client_manager_port rapクライアントマネジャのポート番号 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
rap_listen_inf rapリスナーを起動するOpenTP1ノードのノード識別子 〈4文字の識別子〉
rapリスナーのポート番号 〈符号なし整数〉
((5001〜65535))
リモートAPI機能によるサービスの受信口になるホスト名 〈1〜255文字の英数字,ピリオドおよびハイフン〉
リモートAPI機能によるサービスの受信口になるポート番号 〈符号なし整数〉
((1〜65535))
uid OpenTP1管理者のユーザ識別子 〈符号なし整数〉
((0〜4294967294))
log_audit_out_suppress rapクライアントマネジャから出力する監査ログを抑止するかどうかを指定 Y|《N》
log_audit_message 監査ログを取得する項目のメッセージID 〈符号なし整数〉
((33400〜99999))
rap_watch_time メッセージ送受信最大監視時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《180》
(単位:秒)

(34) 性能検証用トレース定義の内容

性能検証用トレース定義の内容を,次の表に示します。

表2-35 性能検証用トレース定義の内容

形式 オペランド 定義内容 指定値
set prf_file_size 性能検証用トレース情報ファイルのサイズ 〈符号なし整数〉
((1024〜1048576))《1024》
(単位:キロバイト)
prf_information_level トレースファイル関連のメッセージの出力レベル 《1》|0
prf_file_count 性能検証用トレース情報ファイルの世代数 〈符号なし整数〉
((3〜256))《3》
prf_trace_backup トレースファイルのバックアップを取得するかどうかを指定 《Y》|N

(35) XAR性能検証用トレース定義の内容

XAR性能検証用トレース定義の内容を,次の表に示します。

表2-36 XAR性能検証用トレース定義の内容

形式 オペランド 定義内容 指定値
set prf_file_size XAR性能検証用トレース情報ファイルのサイズ 〈符号なし整数〉
((1024〜1048576))《10240》
(単位:キロバイト)
prf_information_level XAR性能検証用トレース関連のメッセージの表示レベルを指定 《1》|0
prf_file_count XAR性能検証用トレース情報ファイルの世代数 〈符号なし整数〉
((3〜256))《3》

(36) JNL性能検証用トレース定義の内容

JNL性能検証用トレース定義の内容を,次の表に示します。

表2-37 JNL性能検証用トレース定義の内容

形式 オペランド 定義内容 指定値
set prf_file_size JNL性能検証用トレース情報ファイルのサイズ 〈符号なし整数〉
((1024〜1048576))《1024》
(単位:キロバイト)
prf_file_count JNL性能検証用トレース情報ファイルの世代数 〈符号なし整数〉
((3〜256))《3》
prf_trace_backup JNL性能検証用トレース情報ファイルのバックアップを取得するかどうかを指定 《Y》|N

(37) LCK性能検証用トレース定義の内容

LCK性能検証用トレース定義の内容を,次の表に示します。

表2-38 LCK性能検証用トレース定義の内容

形式 オペランド 定義内容 指定値
set prf_file_size LCK性能検証用トレース情報ファイルのサイズ 〈符号なし整数〉
((1024〜1048576))《5120》
(単位:キロバイト)
prf_information_level LCK性能検証用トレース関連のメッセージの表示レベル 《1》|0
prf_file_count LCK性能検証用トレース情報ファイルの世代数 〈符号なし整数〉
((3〜256))《3》

(38) TRNイベントトレース定義の内容

TRNイベントトレース定義の内容を,次の表に示します。

表2-39 TRNイベントトレース定義の内容

形式 オペランド 定義内容 指定値
set prf_file_size TRNイベントトレース情報ファイルのサイズ 〈符号なし整数〉
((1024〜1048576))《10240》
(単位:キロバイト)
prf_information_level TRNイベントトレース関連のメッセージの表示レベルを指定 《1》|0
prf_file_count TRNイベントトレース情報ファイルの世代数 〈符号なし整数〉
((3〜256))《3》

(39) リアルタイム統計情報サービス定義の内容

リアルタイム統計情報サービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-40 リアルタイム統計情報サービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド オプション 定義内容 指定値
set rts_trcput_interval 統計情報の取得間隔 〈符号なし整数〉
((10〜86400))《600》
(単位:秒)
rts_service_max 最大取得サービス数 〈符号なし整数〉
((1〜1000))《64》
rts_item_max 最大取得項目数 〈符号なし整数〉
((1〜1000))《64》
rts_log_file 取得した統計情報をRTSログファイルに出力するかどうかを指定 《Y》|N
rts_log_file_name RTSログファイル名 〈1〜63文字のパス名〉
《$DCDIR/spool/dcrtsinf/rtslog》
rts_log_file_size RTSログファイルのサイズ 〈符号なし整数〉
((1024〜1048576))《1024》
(単位:キロバイト)
rts_log_file_count RTSログファイルの世代数 〈符号なし整数〉
((1〜10))《3》
rts_log_file_backup RTSログファイルのバックアップファイルを作成するかどうかを指定 《Y》|N
rts_swap_message RTSログファイルのスワップメッセージ(KFCA32740-Iメッセージ)を出力するかどうかを指定 Y|《N》
コマンド rtsput -u 取得するリアルタイム統計情報の取得対象種別を設定 sys|srv|svc|obj
-s サーバ名 〈1〜8文字で先頭が英字の英数字〉
-v サービス名 〈1〜31文字の識別子〉
-o 取得対象名1 〈1〜8文字の文字列〉
-b 取得対象名2 〈1〜63文字の文字列〉
-e 項目ID 〈符号なし整数〉
((1000〜9999))
-f リアルタイム取得項目定義ファイル名 〈1〜8文字の識別子〉

(40) リアルタイム取得項目定義の内容

リアルタイム取得項目定義の内容を,次の表に示します。

表2-41 リアルタイム取得項目定義の内容

形式 オペランド 定義種別 定義内容 指定値
set rts_cpd_collct_cpd チェックポイントダンプ情報 チェックポイントダンプ取得イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_cpd_validt_cpd チェックポイントダンプ有効化イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_jnl_buf_full ジャーナル情報 バッファ満杯イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_jnl_wait_buf 空きバッファ待ちイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_jnl_jnl_output ジャーナル出力(ブロック)イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_jnl_io_wait 入出力待ちイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_jnl_write writeイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_jnl_swap スワップイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_jnl_jnl_input ジャーナル入力イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_jnl_read readイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_lck_lock_acqst ロック情報 ロック取得イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_lck_lock_wait ロック待ちイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_lck_deadlock デッドロックイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_nam_global_cache_hit ネーム情報 グローバルキャッシュヒットイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_nam_local_cache_hit ローカルキャッシュヒットイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_nam_lookup サービス情報の検索回数イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_nam_node_lookup 指定参照先ノードへのサービス検索の送信回数イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_nam_node_lookup_responce 指定参照先ノードへのサービス検索の応答受信回数イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_osl_stamem_acq 共用メモリ管理情報 静的共用メモリの使用サイズイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_osl_stamem_pol 静的共用メモリプールの必要最大サイズイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_osl_dynmem_acq 動的共用メモリの使用サイズイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_osl_dynmem_pol 動的共用メモリプールの必要最大サイズイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_prc_prc_genert プロセス情報 プロセス生成イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_prc_uap_abnml UAP異常終了イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_prc_sys_abnml システムサーバ異常終了イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_prc_prc_term プロセス終了イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_prc_prc_num 起動プロセス数の監視イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_que_read メッセージキュー情報 readメッセージイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_que_write writeメッセージイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_que_read_err readエラーイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_que_write_err writeエラーイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_que_wait_buf 空きバッファ待ちイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_que_real_read 実readイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_que_real_write 実writeイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_que_delay_wrt 遅延書き込み(回数)イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_que_delay_rec 物理ファイル単位の遅延書き込み(レコード)イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_que_delay_msg 物理ファイル単位の遅延書き込み(メッセージ)イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_rpc_rpc_call RPC情報 RPCコール(同期応答型)イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_rpc_rpc_call_chained RPCコール(連鎖RPC型)イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_rpc_usr_srvc ユーザサービス実行イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_rpc_rpc_ovrtim RPCタイムアウトイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_scd_scd_wait スケジュール情報 スケジュール待ちイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_scd_schedule スケジュールイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_scd_using_buf メッセージ格納バッファプールの使用中サイズイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_scd_lack_buf メッセージ格納バッファプールの不足でスケジュールできなかったメッセージサイズイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_scd_scd_stay スケジュール滞留イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_scd_svc_scd_wait サービス単位のスケジュール待ちイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_scd_svc_using_buf サービス単位のメッセージ格納バッファプールの使用中サイズイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_scd_parallel 同時実行サービス数イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_trn_commit トランザクション情報 コミットイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_trn_rollback ロールバックイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_trn_cmt_cmd コマンドによるコミットイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_trn_rbk_cmd コマンドによるロールバックイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_trn_haz_cmd コマンドによるハザードイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_trn_mix_cmd コマンドによるミックスイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_trn_branch ブランチ実行時間イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_trn_sync_point ブランチ同期点処理の実行時間イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_dam_read DAM情報 readイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_dam_read_err readエラーイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_dam_write writeイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_dam_write_err writeエラーイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_dam_fj FJ出力回数イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_dam_trn_branch 同時実行DAMトランザクションブランチ数イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_dam_cache_block DAMキャッシュブロックの確保回数イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_dam_shm_pool DAMキャッシュ用の共用メモリの使用率イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_tam_real_renew TAM情報 TAMファイル実更新イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_tam_real_renew_time TAMファイル実更新時間イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_tam_rec_refer コミット,ロールバック(レコード参照)イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_tam_rec_renew コミット,ロールバック(レコード更新)イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_tam_read readイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_tam_read_err readエラーイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_tam_write writeイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_tam_write_err writeエラーイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_start XAリソースサービス情報 アプリケーションサーバからRAPサーバへのトランザクション開始要求の回数イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_start_err アプリケーションサーバからRAPサーバへのトランザクション開始要求でのエラーイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_call アプリケーションサーバからRAPサーバへのサービス要求の回数イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_call_err アプリケーションサーバからRAPサーバへのサービス要求でのエラーイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_end アプリケーションサーバからRAPサーバへのトランザクション終了要求の回数イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_end_err アプリケーションサーバからRAPサーバへのトランザクション終了要求でのエラーイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_prepare アプリケーションサーバからRAPサーバへのトランザクションのプリペア処理要求の回数イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_prepare_err アプリケーションサーバからRAPサーバへのトランザクションのプリペア処理要求でのエラーイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_commit アプリケーションサーバからRAPサーバへのトランザクションのコミット処理要求の回数イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_commit_err アプリケーションサーバからRAPサーバへのトランザクションのコミット処理要求でのエラーイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_rollback アプリケーションサーバからRAPサーバへのトランザクションのロールバック処理要求の回数イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_rollback_err アプリケーションサーバからRAPサーバへのトランザクションのロールバック処理要求でのエラーイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_recover アプリケーションサーバからRAPサーバへのプリペア済み,またはヒューリスティック完了したトランザクション通知要求の回数イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_recover_err アプリケーションサーバからRAPサーバへのプリペア済み,またはヒューリスティック完了したトランザクション通知要求でのエラーイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_forget アプリケーションサーバからRAPサーバへのトランザクション破棄要求の回数イベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_xar_forget_err アプリケーションサーバからRAPサーバへのトランザクション破棄要求でのエラーイベントを取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_mcf_ap_scd_stay MCF情報 スケジュール待ち情報を取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_mcf_ap_usr_srvc ユーザサービス実行情報を取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_mcf_in_msg_scd_wait 論理端末単位に受信メッセージの処理待ち情報を取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_mcf_out_msg_sync_scd_wait 同期型送信メッセージの処理待ち情報を取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_mcf_out_msg_resp_scd_wait 問い合わせ応答型送信メッセージの処理待ち情報を取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_mcf_out_msg_prio_scd_wait 優先分岐型送信メッセージの処理待ち情報を取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_mcf_out_msg_norm_scd_wait 一般分岐型送信メッセージの処理待ち情報を取得するかどうかを指定 Y|《N》
rts_mcf_que_scd_wait_num 入力キューの滞留数の情報を取得するかどうかを指定 Y|《N》

(41) ユーザサービスデフォルト定義の内容

ユーザサービスデフォルト定義の内容を,次の表に示します。

表2-42 ユーザサービスデフォルト定義の内容

形式 オペランド/コマンド/パス オプション 定義内容 指定値
set nice プロセスの優先順位の変更 〈符号なし整数〉
((0〜39))《0》
parallel_count 常駐プロセス数と最大プロセス数 〈符号なし整数〉
((0〜1024))《1》
hold UAPが異常終了した場合にサービスグループまたはサービスを閉塞するかどうかを指定 《Y》|N
hold_recovery サービスグループまたはサービスの閉塞状態を全面回復時に引き継ぐかどうかを指定 《Y》|N
deadlock_priority UAPのデッドロックの優先順位 〈符号なし整数〉
((1〜127))《64》
schedule_priority このサービスグループのスケジュールの優先順位 〈符号なし整数〉
((1〜16))《8》
message_buflen 最大メッセージ長 〈符号なし整数〉
((1024〜31457280))《4096》
(単位:バイト)
message_store_buflen メッセージ格納バッファプール長 〈符号なし整数〉
((1024〜31457280))《4096》
(単位:バイト)
trn_expiration_time トランザクションブランチの限界経過時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
trn_expiration_time_suspend トランザクションブランチの時間監視の範囲 Y|N|F
watch_next_chain_time 連鎖RPC間隔監視時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《180》
(単位:秒)
atomic_update サービスをトランザクションとして実行するかどうかを指定 《Y》|N
receive_from スケジュールキュー,UNIXドメイン,またはインターネットドメインを使用するかどうかを指定 《queue》|socket|none
uap_trace_max UAPトレース格納最大数 〈符号なし整数〉
((0〜4095))《32》
uap_trace_file_put UAPトレース情報をファイルに取得するかどうかを指定 Y|N
term_watch_time 連続異常終了限界経過時間 〈符号なし整数〉
((0〜32767))《30》
(単位:分)
mcf_jnl_buff_size MCFのジャーナルバッファの大きさ 〈符号なし整数〉
((4096〜131072))
(単位:バイト)
type このサービスグループの種別 《other》|MHP|RAP
balance_count 1プロセスが処理するサービス要求数 〈符号なし整数〉
((0〜512))《3》
uid ユーザ識別子 〈符号なし整数〉
((0〜4294967294))
auto_restart UAPが異常終了した場合のサービスグループの処置 Y|《N》
critical UAPが異常終了した場合のシステムの処置 Y|《N》
lck_wait_priority 排他待ちの優先順位 〈符号なし整数〉
((0〜127))《0》
mcf_psv_id アプリケーション起動プロセス識別子 〈16進数〉
((01〜ff))
trn_cpu_time トランザクションブランチが同期点処理までに使用できるCPU時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
service_hold サービス単位に閉塞管理するかどうかを指定 Y|《N》
service_priority_control サービス要求単位の優先順位に従ってスケジュールするかどうかを指定 Y|《N》
message_cell_size スケジュールメッセージ格納セルサイズ 〈符号なし整数〉
((512〜31457280))《512》
(単位:バイト)
max_socket_msg ソケット受信型サーバが受信するメッセージ数の最大値 〈符号なし整数〉
((1〜500))《100》
max_socket_msglen ソケット受信型サーバが受信するメッセージ長の最大値 〈符号なし整数〉
((1〜30270))《10240》
(単位:キロバイト)
trf_put トランザクションが出力したジャーナルをトランザクションリカバリジャーナルファイルへ出力するかどうかを指定 Y|《N》
mcf_mgrid アプリケーション起動プロセスの属するMCFマネジャ識別子 〈識別子〉
((A〜Z,a〜z))《A》
mcf_service_max_count MCF通信関数発行回数上限値 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
trn_statistics_item トランザクションブランチの統計情報項目 nothing|base|
executiontime|cputime
node_down_restart ユーザサーバを自動起動するかどうかを指定 《Y》|N
rpc_response_statistics レスポンス統計情報を取得するかどうかを指定 Y|《N》
server_type サービス関数の呼び出し時に従うパラダイム 《"betran"》
|"xatmi"|"xatmi_cbl"
trn_rm_open_close_scope xa_open関数およびxa_close関数の発行タイミング process|transaction
trn_optimum_item トランザクションの最適化項目 base|asyncprepare
purge_msgget サービスグループに割り当てたOSのメッセージキューを解放するかどうかを指定 Y|《N》
cancel_normal_terminate dcsvstopコマンドによる正常終了を抑止するかどうかを指定 Y|《N》
prc_abort_signal サーバのアボート用シグナル番号 〈符号なし整数〉
((1〜128))《3》
rpc_service_retry_count サービスリトライ機能でサービス関数をリトライする回数の最大値 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《0》
rpc_extend_function RPCサービスの機能拡張レベル 〈16進数字〉
((00000000〜0000000F))《00000000》
max_socket_descriptors ソケット用ファイル記述子の最大数 〈符号なし整数〉
((32〜2032))
max_open_fds UAPプロセスでアクセスするファイルおよびパイプの最大数 〈符号なし整数〉
((16〜2016))《50》
service_term_watch_time 連続サービス異常終了限界経過時間 〈符号なし整数〉
((0〜32767))《0》
(単位:分)
termed_after_service サービス終了時に負荷が減少している場合に非常駐プロセスを終了させるかどうかを指定 Y|《N》
xat_trn_expiration_time 他システムとの同期点処理の限界経過監視時間 〈符号なし整数〉
((1〜2147483647))《180》
(単位:秒)
xat_osi_usr OSI TP通信用のスタブを使用するかどうかを指定 Y|《N》
rpc_trace RPCトレースを取得するかどうかを指定 Y|N
rpc_trace_name RPCトレースを取得するファイル名 〈パス名〉
rpc_trace_size RPCトレースを取得するファイルのサイズ 〈符号なし整数〉
((1024〜2147483648))
(単位:バイト)
trn_rollback_information_put トランザクションブランチロールバック時にロールバック情報を取得するかどうかを指定 no|self|remote|all
schedule_method ユーザサーバのスケジューリング方式 《msgque》|namedpipe
service_wait_time ユーザサーバの非常駐プロセスのサービス要求待ち時間 〈符号なし整数〉
((1〜4096))(単位:秒)
mcf_spp_oj SPPでのOJの履歴情報を取得するかどうかを指定 《Y》|N
adm_message_option メッセージ出力指定 〈1けたの16進数〉
《F》
trn_watch_time トランザクション同期点処理時の最大通信待ち時間 〈符号なし整数〉
((1〜65535))(単位:秒)
trn_limit_time トランザクションブランチ最大実行可能時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))(単位:秒)
trn_rollback_response_receive ロールバック完了通知を受信するかどうかを指定 Y|N
trn_partial_recovery_type UAP障害時のトランザクション同期点処理方式 type1|type2|type3
rpc_destination_mode サービスの送信先を決定する方法 namdonly|namd|
《definition》
rpc_rap_auto_connect UAPとリモートAPI制御プロセスの間のコネクションを自動的に管理するかどうかを指定 《Y》|N
rpc_rap_inquire_time リモートAPI機能を使用して要求するサービスの問い合わせ間隔最大時間 〈符号なし整数〉
((0〜1048575))《0》
(単位:秒)
rpc_request_cancel_for_timedout クライアントUAPの応答待ち時間をサーバに意識させるかどうかを指定 《Y》|N
status_change_when_terming 次回再開始時に最終的な状態の変化を反映するかどうかを指定 《Y》|N
service_expiration_time サービス関数開始から終了までの実行監視時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《0》
(単位:秒)
multi_schedule マルチスケジューラ機能を使用してスケジューリングするかどうかを指定 Y|《N》
make_queue_on_starting 非常駐のサービスグループに割り当てるスケジュールキューをサーバ起動時に割り当てるかどうかを指定 Y|《N》
loadcheck_interval このサービスグループの負荷レベルを監視するインタバル 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
levelup_queue_count このサービスグループの負荷レベルを判断するサービス要求滞留数(up) 〈符号なし整数〉
((0〜32767))
leveldown_queue_count このサービスグループの負荷レベルを判断するサービス要求滞留数(down) 〈符号なし整数〉
((0〜32767))
ipc_sockctl_highwater ソケットの一時クローズ処理開始数パーセンテージ/ソケットの一時クローズ処理非対象数パーセンテージ 〈符号なし整数〉
((0〜100))《100,0》
ipc_sockctl_watchtime ソケット再利用可能監視時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《180》
(単位:秒)
ipc_conn_interval コネクション確立監視時間 〈符号なし整数〉
((8〜65535))《8》
(単位:秒)
ipc_send_interval データ送信監視間隔 〈符号なし整数〉
((5〜32767))《5》
(単位:秒)
ipc_send_count データ送信監視回数 〈符号なし整数〉
((1〜32767))《5》
ipc_header_recv_time 通信制御データの受信監視時間 〈符号なし整数〉
((5〜32767))《10》
(単位:秒)
rpc_send_retry_count TCP/IPコネクションの接続時にエラーが発生した場合のリトライ回数 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《0》
rpc_send_retry_interval TCP/IPコネクションの接続時にエラーが発生した場合のリトライ間隔 〈符号なし整数〉
((0〜300000))《0》
(単位:ミリ秒)
ipc_recvbuf_size TCP/IPの受信バッファサイズ 〈符号なし整数〉
((0,8192〜1048576))《8192》
(単位:バイト)
ipc_sendbuf_size TCP/IPの送信バッファサイズ 〈符号なし整数〉
((0,8192〜1048576))《8192》
(単位:バイト)
ipc_listen_sockbufset TCP/IPの送受信バッファサイズをlistenソケットに設定するかどうかを指定 Y|《N》
polling_control_data 一時クローズ処理要求が到着していないかどうかを検査 Y|《N》
thread_yield_interval ソケットの再利用指示を受信できる契機を与えるインタバル時間 〈符号なし整数〉
((1〜86400))《90》
(単位:秒)
groups サービスグループのグループアクセスリストを設定 〈符号なし整数〉
((0〜4294967294))
loadlevel_message 負荷レベル通知メッセージを出力するかどうかを指定 Y|《N》|A
ipc_backlog_count コネクション確立要求を格納するキューの長さ 〈符号なし整数〉
((0〜4096))《0》
rpc_buffer_pool_max プーリングするバッファ数 〈符号なし整数〉
((1〜64))《64》
schedule_delay_limit スケジュール遅延限界経過時間 〈符号なし整数〉
((0〜32767))《0》
(単位:秒)
schedule_delay_abort スケジュール遅延時にシステムダウンするかどうかを指定 Y|《N》
rap_autoconnect_con_error_msg APIの代理実行要求時,rapサーバとのコネクションの切断を検知した場合に,エラーメッセージを出力するかどうかを指定 《Y》|N
core_shm_suppress コアファイルへの共用メモリダンプの出力を抑止するかどうかを指定 Y|《N》
xat_connect_resp_time 通信イベント処理用SPPのアソシエーション確立の最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《180》
(単位:秒)
scd_poolfull_check_interval メッセージ格納バッファプールのメモリ不足が連続して発生した場合に,KFCA00853-Eを出力するインタバル時間 〈符号なし整数〉
((0〜32767))《0》
(単位:秒)
scd_poolfull_check_count メッセージ格納バッファプールのメモリ不足が連続して発生した場合に,KFCA00853-Eメッセージを出力する判断値 〈符号なし整数〉
((1〜32767))《10》
(単位:回)
scd_pool_warning_use_rate 警告メッセージを出力する判断値になるメッセージ格納バッファプールの使用率の上限値 〈符号なし整数〉
((0〜99))《0》
(単位:%)
scd_pool_warning_interval メッセージ格納バッファプール使用率が超過したときの警告メッセージ出力インタバル時間 〈符号なし整数〉
((0〜32767))《0》
(単位:秒)
ipc_tcpnodelay Nagleアルゴリズムを無効にするかどうかを指定 Y|《N》
stay_watch_queue_count スケジュールキューの滞留監視判定を開始する際の判断になるサービス要求滞留数 〈符号なし整数〉
((0〜32767))《0》
stay_watch_check_rate スケジュールキューの滞留監視判定処理で使用するサービス要求の処理率 〈符号なし整数〉
((1〜100))
(単位:%)
stay_watch_abort スケジュールキューの滞留監視判定式を満たした場合に,OpenTP1をシステムダウンさせるかどうかを指定 Y|《N》
stay_watch_start_interval スケジュールキューの滞留監視インタバル時間 〈符号なし整数〉
((1〜32767))《10》
(単位:秒)
stay_watch_check_interval スケジュールキューの滞留監視判定インタバル時間 〈符号なし整数〉
((1〜65534))《10》
(単位:秒)
trn_completion_limit_time トランザクション完了限界時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
rap_message_id_change_level メッセージIDの変更レベルを指定して,エラーメッセージの種類のEをWに変更 〈符号なし整数〉
((0〜2))
log_audit_out_suppress 監査ログを抑止するかどうかを指定 Y|《N》
log_audit_message 監査ログを取得する項目のメッセージID 〈符号なし整数〉
((33400〜99999))
mcf_prf_trace ユーザサーバごとにMCF性能検証用トレース情報を取得するかどうかを指定 《Y》|N
scd_refresh_process 一つのサービス要求ごとに実行するプロセスを起動し直すかどうかを指定 Y|N
rap_extend_function リモートAPI機能の機能拡張レベル 〈16進数字〉
((00000000〜00000001)) 《00000000》
prc_coredump_filter coreファイルに共有メモリを含めるかの判断値 〈符号なし整数〉
((1,3))
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
コマンド trnrmid -n リソースマネジャ名 〈1〜31文字の識別子〉
-i リソースマネジャ拡張子 〈1〜2文字の識別子〉
-k リソースマネジャをリソースマネジャ接続先選択機能の対象とする場合に指定するかどうかを指定 なし。
scdbufgrp -g スケジュールバッファグループ名 〈1〜8文字の識別子〉
-s 共用メッセージ格納バッファ使用制限サイズ 〈符号なし整数〉
((512〜1610612736))
(単位:バイト)
-p 共用メッセージ格納バッファ使用制限率 〈符号なし整数〉
((1〜100))
(単位:%)
scdmulti -g マルチスケジューラグループ名 〈1〜8文字の識別子〉
《scdmltgp》
scdsvcdef -c サービス名 〈1〜31文字の識別子〉
-p 同時実行可能なサービス数 〈符号なし整数〉
((1〜1024))
-n キューイング可能なサービス要求数 〈符号なし整数〉
((1〜65535))
-l キューイング可能なメッセージ格納バッファプール長 〈符号なし整数〉
((512〜31457280))
(単位:バイト)
putenv 任意 環境変数名 環境変数値 〈文字列〉
XAT_CONNECT_RESP_TIME 通信イベント処理用SPPのアソシエーション確立の最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))《180》
(単位:秒)
dcputenv 任意 環境変数名 環境変数値 〈文字列〉

(42) ユーザサービス定義の内容

ユーザサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2-43 ユーザサービス定義の内容

形式 オペランド/コマンド/パス オプション 定義内容 指定値
set service_group サービスグループ名 〈1〜31文字の識別子〉
module このサービスグループを実行する実行形式プログラム名 〈1〜14文字の識別子〉
service このサービスグループに属するサービス名とそのサービスを提供するエントリポイント名の組 〈1〜31文字の識別子〉
UAP共用ライブラリ名 〈1〜255文字のパス名〉
nice プロセスの優先順位の変更 〈符号なし整数〉((0〜39))
parallel_count 常駐プロセス数と最大プロセス数 〈符号なし整数〉
((0〜1024))
hold UAPが異常終了した場合にサービスグループまたはサービスを閉塞するかどうかを指定 Y|N
hold_recovery サービスグループまたはサービスの閉塞状態を全面回復時に引き継ぐかどうかを指定 Y|N
deadlock_priority UAPのデッドロックの優先順位 〈符号なし整数〉((1〜127))
schedule_priority このサービスグループのスケジュールの優先順位 〈符号なし整数〉((1〜16))
message_buflen 最大メッセージ長 〈符号なし整数〉
((1024〜31457280))
(単位:バイト)
message_store_buflen メッセージ格納バッファプール長 〈符号なし整数〉
((1024〜31457280))
(単位:バイト)
trn_expiration_time トランザクションブランチの限界経過時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))(単位:秒)
trn_expiration_time_suspend トランザクションブランチの時間監視の範囲 Y|N|F
watch_next_chain_time 連鎖RPC間隔監視時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))(単位:秒)
atomic_update サービスをトランザクションとして実行するかどうかを指定 Y|N
receive_from スケジュールキュー,またはUNIXドメインもしくはインターネットドメインを使用するかどうかを指定 queue|socket|none
uap_trace_max UAPトレース格納最大数 〈符号なし整数〉
((0〜4095))
uap_trace_file_put UAPトレース情報をファイルに取得するかどうかを指定 Y|N
term_watch_time 連続異常終了限界経過時間 〈符号なし整数〉
((0〜32767))
(単位:分)
mcf_jnl_buff_size MCFのジャーナルバッファの大きさ 〈符号なし整数〉
((4096〜131072))
(単位:バイト)
type このサービスグループの種別 other|MHP|RAP
balance_count 1プロセスが処理するサービス要求数 〈符号なし整数〉
((0〜512))
uid ユーザ識別子 〈符号なし整数〉
((0〜4294967294))
auto_restart UAPが異常終了した場合のサービスグループの処置 Y|N
critical UAPが異常終了した場合のシステムの処置 Y|N
lck_wait_priority 排他待ちの優先順位 〈符号なし整数〉
((0〜127))
mcf_psv_id アプリケーション起動プロセス識別子 〈16進数〉
((01〜ff))
trn_cpu_time トランザクションブランチが同期点処理までに使用できるCPU時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))(単位:秒)
service_hold サービス単位に閉塞管理するかどうかを指定 Y|N
service_priority_control サービス要求単位の優先順位に従ってスケジュールするかどうかを指定 Y|N
message_cell_size スケジュールメッセージ格納セルサイズ 〈符号なし整数〉
((512〜31457280))
(単位:バイト)
max_socket_msg ソケット受信型サーバが受信するメッセージ数の最大値 〈符号なし整数〉((1〜500))
max_socket_msglen ソケット受信型サーバが受信するメッセージ長の最大値 〈符号なし整数〉
((1〜30270))
(単位:キロバイト)
trf_put トランザクションが出力したジャーナルをトランザクションリカバリジャーナルファイルへ出力するかどうかを指定 Y|N
mcf_mgrid アプリケーション起動プロセスの属するMCFマネジャ識別子 〈識別子〉((A〜Z,a〜z))
mcf_service_max_count MCF通信関数発行回数上限値 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
trn_statistics_item トランザクションブランチの統計情報項目 nothing|base|
executiontime|cputime
node_down_restart ユーザサーバを自動起動するかどうかを指定 Y|N
rpc_response_statistics レスポンス統計情報を取得するかどうかを指定 Y|N
server_type サービス関数の呼び出し時に従うパラダイム "betran"|"xatmi"|
"xatmi_cbl"
trn_rm_open_close_scope xa_open関数およびxa_close関数の発行タイミング process|transaction
trn_optimum_item トランザクションの最適化項目 base|asyncprepare
purge_msgget サービスグループに割り当てたOSのメッセージキューを解放するかどうかを指定 Y|N
cancel_normal_terminate dcsvstopコマンドによる正常終了を抑止するかどうかを指定 Y|N
prc_abort_signal サーバのアボート用シグナル番号 〈符号なし整数〉((1〜128))
rpc_service_retry_count サービスリトライ機能でサービス関数をリトライする回数の最大値 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
rpc_extend_function RPCサービスの機能拡張レベル 〈16進数字〉
((00000000〜0000000F))
max_socket_descriptors ソケット用ファイル記述子の最大数 〈符号なし整数〉
((32〜2032))
max_open_fds UAPプロセスでアクセスするファイルおよびパイプの最大数 〈符号なし整数〉
((16〜2016))
service_term_watch_time 連続サービス異常終了限界経過時間 〈符号なし整数〉
((0〜32767))(単位:分)
termed_after_service サービス終了時に負荷が減少している場合に非常駐プロセスを終了させるかどうかを指定 Y|N
xat_trn_expiration_time 他システムとの同期点処理の限界経過監視時間 〈符号なし整数〉
((1〜2147483647))(単位:秒)
xat_osi_usr OSI TP通信用のスタブを使用するかどうかを指定 Y|N
rpc_trace RPCトレースを取得するかどうかを指定 Y|N
rpc_trace_name RPCトレースを取得するファイル名 〈パス名〉
rpc_trace_size RPCトレースを取得するファイルのサイズ 〈符号なし整数〉
((1024〜2147483648))
(単位:バイト)
trn_rollback_information_put トランザクションブランチロールバック時にロールバック情報を取得するかどうかを指定 no|self|remote|all
schedule_method ユーザサーバのスケジューリング方式 msgque|namedpipe
service_wait_time ユーザサーバの非常駐プロセスのサービス要求待ち時間 〈符号なし整数〉
((1〜4096))(単位:秒)
mcf_spp_oj SPPでのOJの履歴情報を取得するかどうかを指定 Y|N
adm_message_option メッセージ出力指定 〈1けたの16進数〉
trn_watch_time トランザクション同期点処理時の最大通信待ち時間 〈符号なし整数〉
((1〜65535))(単位:秒)
trn_limit_time トランザクションブランチ最大実行可能時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))(単位:秒)
trn_rollback_response_receive ロールバック完了通知を受信するかどうかを指定 Y|N
trn_partial_recovery_type UAP障害時のトランザクション同期点処理方式 type1|type2|type3
rpc_destination_mode サービスの送信先を決定する方法 namdonly|namd|definition
rpc_rap_auto_connect UAPとリモートAPI制御プロセスの間のコネクションを自動的に管理するかどうかを指定 Y|N
rpc_rap_inquire_time リモートAPI機能を使用して要求するサービスの問い合わせ間隔最大時間 〈符号なし整数〉
((0〜1048575))(単位:秒)
rpc_request_cancel_for_timedout クライアントUAPの応答待ち時間をサーバに意識させるかどうかを指定 Y|N
status_change_when_terming 次回再開始時に最終的な状態の変化を反映するかどうかを指定 Y|N
service_expiration_time サービス関数開始から終了までの実行監視時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))(単位:秒)
multi_schedule マルチスケジューラ機能を使用してスケジューリングするかどうかを指定 Y|N
make_queue_on_starting 非常駐のサービスグループに割り当てるスケジュールキューをサーバ起動時に割り当てるかどうかを指定 Y|N
loadcheck_interval このサービスグループの負荷レベルを監視するインタバル 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
levelup_queue_count このサービスグループの負荷レベルを判断するサービス要求滞留数(up) 〈符号なし整数〉
((0〜32767))
leveldown_queue_count このサービスグループの負荷レベルを判断するサービス要求滞留数(down) 〈符号なし整数〉
((0〜32767))
ipc_sockctl_highwater ソケットの一時クローズ処理開始数パーセンテージ/ソケットの一時クローズ処理非対象数パーセンテージ 〈符号なし整数〉
((0〜100))
ipc_sockctl_watchtime ソケット再利用可能監視時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
ipc_conn_interval コネクション確立監視時間 〈符号なし整数〉
((8〜65535))
(単位:秒)
ipc_send_interval データ送信監視間隔 〈符号なし整数〉
((5〜32767))
(単位:秒)
ipc_send_count データ送信監視回数 〈符号なし整数〉
((1〜32767))
ipc_header_recv_time 通信制御データの受信監視時間 〈符号なし整数〉
((5〜32767))
(単位:秒)
rpc_send_retry_count TCP/IPコネクションの接続時にエラーが発生した場合のリトライ回数 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
rpc_send_retry_interval TCP/IPコネクションの接続時にエラーが発生した場合のリトライ間隔 〈符号なし整数〉
((0〜300000))
(単位:ミリ秒)
ipc_recvbuf_size TCP/IPの受信バッファサイズ 〈符号なし整数〉
((0,8192〜1048576))
(単位:バイト)
ipc_sendbuf_size TCP/IPの送信バッファサイズ 〈符号なし整数〉
((0,8192〜1048576))
(単位:バイト)
ipc_listen_sockbufset TCP/IPの送受信バッファサイズをlistenソケットに設定するかどうかを指定 Y|《N》
polling_control_data 一時クローズ処理要求が到着していないかどうかを検査 Y|N
thread_yield_interval ソケットの再利用指示を受信できる契機を与えるインタバル時間 〈符号なし整数〉
((1〜86400))
(単位:秒)
groups サービスグループのグループアクセスリストを設定 〈符号なし整数〉
((0〜4294967294))
loadlevel_message 負荷レベル通知メッセージを出力するかどうかを指定 Y|N|A
ipc_backlog_count コネクション確立要求を格納するキューの長さ 〈符号なし整数〉
((0〜4096))
rpc_buffer_pool_max プーリングするバッファ数 〈符号なし整数〉
((1〜64))
schedule_delay_limit スケジュール遅延限界経過時間 〈符号なし整数〉
((0〜32767))
(単位:秒)
schedule_delay_abort スケジュール遅延時にシステムダウンするかどうかを指定 Y|N
rap_autoconnect_con_error_msg APIの代理実行要求時,rapサーバとのコネクションが切断されていた場合に,エラーメッセージを出力するかどうかを指定 Y|N
core_shm_suppress コアファイルへの共用メモリダンプの出力を抑止するかどうかを指定 Y|N
xat_connect_resp_time 通信イベント処理用SPPのアソシエーション確立の最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
scd_poolfull_check_interval メッセージ格納バッファプールのメモリ不足が連続して発生した場合に,KFCA00853-Eを出力するインタバル時間 〈符号なし整数〉
((0〜32767))
(単位:秒)
scd_poolfull_check_count メッセージ格納バッファプールのメモリ不足が連続して発生した場合に,KFCA00853-Eメッセージを出力する判断値 〈符号なし整数〉
((1〜32767))
(単位:回)
scd_pool_warning_use_rate 警告メッセージを出力する判断値になるメッセージ格納バッファプールの使用率の上限値 〈符号なし整数〉
((0〜99))
(単位:%)
scd_pool_warning_interval メッセージ格納バッファプール使用率が超過したときの警告メッセージ出力インタバル時間 〈符号なし整数〉
((0〜32767))
(単位:秒)
ipc_tcpnodelay Nagleアルゴリズムを無効にするかどうかを指定 Y|N
stay_watch_queue_count スケジュールキューの滞留監視判定を開始する際の判断になるサービス要求滞留数 〈符号なし整数〉
((0〜32767))
stay_watch_check_rate スケジュールキューの滞留監視判定処理で使用するサービス要求の処理率 〈符号なし整数〉
((1〜100))
(単位:%)
stay_watch_abort スケジュールキューの滞留監視判定式を満たした場合に,OpenTP1をシステムダウンさせるかどうかを指定 Y|N
stay_watch_start_interval スケジュールキューの滞留監視インタバル時間 〈符号なし整数〉
((1〜32767))
(単位:秒)
stay_watch_check_interval スケジュールキューの滞留監視判定インタバル時間 〈符号なし整数〉
((1〜65534))
(単位:秒)
trn_completion_limit_time トランザクション完了限界時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
rap_message_id_change_level メッセージIDの変更レベルを指定して,エラーメッセージの種類のEをWに変更 〈符号なし整数〉
((0〜2))
log_audit_out_suppress 監査ログを抑止するかどうかを指定 Y|《N》
log_audit_message 監査ログを取得する項目のメッセージID 〈符号なし整数〉
((33400〜99999))
mcf_prf_trace ユーザサーバごとにMCF性能検証用トレース情報を取得するかどうかを指定 《Y》|N
scd_refresh_process 一つのサービス要求ごとに実行するプロセスを起動し直すかどうかを指定 Y|N
rap_extend_function リモートAPI機能の機能拡張レベル 〈16進数字〉
((00000000〜00000001)) 《00000000》
prc_coredump_filter coreファイルに共有メモリを含めるかの判断値 〈符号なし整数〉
((1,3))
watch_time 最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
コマンド trnrmid -n リソースマネジャ名 〈1〜31文字の識別子〉
-i リソースマネジャ拡張子 〈1〜2文字の識別子〉
-k リソースマネジャをリソースマネジャ接続先選択機能の対象とするかどうかを指定 なし。
scdbufgrp -g スケジュールバッファグループ名 〈1〜8文字の識別子〉
-s 共用メッセージ格納バッファ使用制限サイズ 〈符号なし整数〉
((512〜1610612736))
(単位:バイト)
-p 共用メッセージ格納バッファ使用制限率 〈符号なし整数〉
((1〜100))
(単位:%)
scdmulti -g マルチスケジューラグループ名 〈1〜8文字の識別子〉
《scdmltgp》
scdsvcdef -c サービス名 〈1〜31文字の識別子〉
-p 同時実行可能なサービス数 〈符号なし整数〉
((1〜1024))
-n キューイング可能なサービス要求数 〈符号なし整数〉
((1〜65535))
-l キューイング可能なメッセージ格納バッファプール長 〈符号なし整数〉
((512〜31457280))
(単位:バイト)
putenv 任意 環境変数名 環境変数値 〈文字列〉
DCFPL_CONNECT_RETRY_COUNT コネクション確立処理をリトライする回数 〈符号なし整数〉
((8〜2147483647))
DCFPL_CONNECT_RETRY_INTERVAL コネクション確立処理のリトライ間隔 〈符号なし整数〉
((10〜999))
(単位:ミリ秒)
XAT_CONNECT_RESP_TIME 通信イベント処理用SPPのアソシエーション確立の最大応答待ち時間 〈符号なし整数〉
((0〜65535))
(単位:秒)
dcputenv 任意 環境変数名 環境変数値 〈文字列〉