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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 解説


8.3.1 トランザクション連携

TP1/Server Base間やTP1/Client/JからのRPCにより,XAインタフェースに準拠したDBMSとトランザクション連携ができます。コンテナ環境でのトランザクション連携可否を次に示します。

表8‒1 トランザクション連携可否

#

TP1/Server Base

DBMS

連携可否

1

コンテナ内

コンテナ内

連携不可

2

コンテナ外

連携可能

3

コンテナ外

コンテナ内

連携不可

4

コンテナ外

連携可能

注※

DBMSはOracleとHiRDBをサポート。

APサーバからコンテナ内のTP1/Server Baseに接続し,DBMS(コンテナ内のOracle)とトランザクション連携する場合のシステム構成例を次の図に示します。

図8‒2 Oracleとのトランザクション連携

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) サポートバージョン

コンテナ外のAPサーバ上のTP1/Connector経由でコンテナ内のOpenTP1に接続し,XAリソースサービスを使用してトランザクション制御を行う場合は,次のバージョンを使用してください。

表8‒2 サポートバージョン

#

RPC通信区間

TP1/Client/Jのバージョン

TP1/Server Baseのバージョン

1

RPC①

07-50以降

07-56以降