通信管理 XNF/AS プログラマーズガイド HSC編
通信管理がライブラリ関数を処理する方法には,同期方式と非同期方式の2種類があります。同期方式,または非同期方式のどちらを使用するかは,LCBテーブルで指定します。
同期方式とは,ライブラリ関数を呼び出したあと,通信管理側の処理がすべて完了した時点でアプリケーションプログラムに制御が戻る方式です。
非同期方式とは,ライブラリ関数を呼び出したあと,通信管理側の処理が完了してもしなくても,すぐにアプリケーションプログラムに制御が戻る方式です。
アプリケーションプログラムは,selectシステムコールまたはライブラリ関数BT_SELECT( ),およびBT_CHECK( )を使用して,処理の完了を確認できます。
非同期方式が使用できるライブラリ関数については,「表2-1 ライブラリ関数一覧」を参照してください。
同期方式と非同期方式を図2-1に示します。
図2-1 同期方式と非同期方式
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