uCosminexus DocumentBroker Version 3　システム導入・運用ガイド

付録H.3　プロパティ定義

ここでは，プロパティ定義について説明します。
<Property Description>::=
{
<PropertyDescriptionBinary> | <PropertyDescriptionBoolen> | <PropertyDescriptionDateTime> |
<PropertyDescriptionFloat64> | <PropertyDescriptionId> | <PropertyDescriptionInteger32> |
<PropertyDescriptionObject> | <PropertyDescriptionString> 
}
プロパティ定義についてデータ型ごとに説明します。

＜この項の構成＞

(1)　Binary型のプロパティ定義

(2)　Boolean型のプロパティ定義

(3)　DateTime型のプロパティ定義

(4)　Float64型のプロパティ定義

(5)　Id型のプロパティ定義

(6)　Integer32型のプロパティ定義

(7)　Object型のプロパティ定義

(8)　String型のプロパティ定義

(1)　Binary型のプロパティ定義

<PropertyDescriptionBinary>::=
(
<左角括弧><Property Name><右角括弧>
ClassFactory=text=dmaClass_PropertyDescriptionBinary
dmaProp_ClassDescription=obj=dmaclass.ini@dmaClass_PropertyDescriptionBinary
dmaProp_DisplayName=text=<Property Name>
dmaProp_DescriptiveText=text=<Descriptive Text>
dmaProp_Ids=obj=<Reference>
dmaProp_DataType=int=DMA_DATATYPE_BINARY
dmaProp_Cardinality=int=<DMA_CARDINALITY>
dmaProp_IsSelectable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsSearchable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsOrderable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_QueryOperatorDescriptions=obj=<Reference>
dmaProp_IsSystemGenerated=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsReadOnly=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsValueRequired=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsHidden=bool=<Boolean Value>
dmaProp_PropertyDefaultBinary=bin=<Binary Value>
dmaProp_PropertySelectionsBinary=obj=<Reference>
dmaProp_MaximumLengthBinary=int=DMA_NO_MAXIMUM 
)
<Property Name>::=(<Printable ascii code>)...
<DMA Cardinality>::=
{
DMA_CARDINALITY_SINGLE | DMA_CARDINALITY_LIST | DMA_CARDINALITY_ENUM | 255
}
<Property Name>
定義するプロパティの名前を指定します。プロパティの名前は，次の規則に従います。

DMAが定義するプロパティは「dmaProp_」で始まります。

DocumentBrokerが定義するプロパティは，「edmProp_」で始まります。

アプリケーションが定義するプロパティは，「dmaProp_」および「edmProp_」以外の名前とします。

<Descriptive Text>
<PropertyName>に指定するプロパティの説明を記述します。

dmaProp_Ids=obj=<Reference>
<PropertyName>プロパティのプロパティ識別子を要素として持つdmaClass_ListOfIdオブジェクトを記述するセクションを指定します。

dmaProp_Cardinality=int=<DMA_CARDINALITY>
プロパティの基本単位を指定します。指定できる型は，scalar型（DMA_CARDINALITY_SINGLE），List型（DMA_CARDINALITY_LIST），Enumeration型（DMA_CARDINALITY_ENUM），およびVariableArray型（255）です。

dmaProp_IsSelectable=bool=<Boolean Value>
プロパティが検索結果として選択可能であるかどうかを示す値を指定します。

1：検索結果の1項目として指定できるプロパティです。

0：検索結果の1項目として指定できないプロパティです。

dmaProp_IsSearchable=bool=<Boolean Value>
プロパティが，問い合わせの条件に使用可能かどうかを示す値を指定します。

1：問い合わせの条件に指定できるプロパティです。

0：問い合わせの条件に指定できないプロパティです。

dmaProp_IsOrderable=bool=<Boolean Value>
問い合わせでソートするプロパティとして使用可能かどうかを示す値を指定します。DMA1.0 Specificationでは，dmaProp_IsSelectableの値が「1」でなければ，エントリ値に「1」を指定できません。

1：ソートするプロパティとして問い合わせに指定できます。

0：ソートするプロパティとして問い合わせに指定できません。

dmaProp_QueryOperatorDescriptions=obj=<Reference>
定義するプロパティを問い合わせのオペランドに指定する時，使用できるオペレータの定義を記述するdmaClass_OperatorDescriptionオブジェクトを要素として持つdmaClass_ListOfObjectを記述するセクションを指定します。使用できるオペレータが存在しない場合，要素が空のdmaClass_ListOfObjectを記述するセクションを指定します。

dmaProp_IsSystemGenerated=bool=<Boolean Value>
DocumentBrokerが値を設定するかどうかを示す値を指定します。

1：DocumentBrokerが値を設定します。

0：アプリケーションが値を設定します。

DocumentBrokerは，この値でのプロパティの制御は実行しませんが，DocumentBrokerの提供するプロパティでDocumentBrokerが値を設定するプロパティには「1」，そうでない場合は「0」を設定します。
アプリケーションが，この値でプロパティへの値の設定の制御を実行する場合，アプリケーション側で制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションは，この値に反する操作をしないでください。

dmaProp_IsReadOnly=bool=<Boolean Value>
定義するプロパティの値が，IdmaEditPropertiesインターフェースのメソッドで更新可能かどうかを示す値を指定します。CardinalityがList，Enumeration，およびVariableArrayの場合，それぞれのオブジェクトの要素が更新可能かどうかを示す値を指定します。この場合，IdmaEditPropertiesインターフェースのメソッドは，エントリの値に関係なく，戻り値DMARC_READ_ONLYでリターンすることを示します。ただし，Enumerationオブジェクトを更新するインターフェースは存在しません。
CardinalityがSingleの場合に示す値とその意味を説明します。

1：IdmaEditPropertiesインターフェースのメソッドで定義するプロパティの更新ができません。

0：IdmaEditPropertiesインターフェースのメソッドで定義するプロパティの更新ができます。

CardinalityがList，またはVariableArrayの場合に示す値とその意味を説明します。

1：IdmaEditListOfXXXXインターフェース，およびIdmaEditVariableArrayOfXXXXインターフェースのメソッドで要素を更新できません。

0：IdmaEditListOfXXXXインターフェース，およびIdmaEditVariableArrayOfXXXXインターフェースのメソッドで要素を更新できます。

DocumentBrokerは，この値でのListオブジェクト，VariableArrayオブジェクトの制御は実行しません。しかし，DocumentBrokerが提供するプロパティで更新を許さないプロパティには「1」を，更新を許すプロパティには「0」を指定します。
アプリケーションは，この値でListオブジェクト，VariableArrayオブジェクトの制御を実行する場合，アプリケーション側で制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションは，この値に反する操作をしないでください。

dmaProp_IsValueRequired=bool=<Boolean Value>
定義するプロパティに値が必要かどうかを示す値を指定します。
CardinalityがSingleの場合に示す値と意味を説明します。

1：プロパティは，値を持つ必要があります。

0：プロパティは，値を持つ必要はありません。

CardinalityがList，Enumeration，またはVariableArrayの場合に示す値と意味を説明します。

1：1個以上の要素を持つ必要があります。

0：要素を持つ必要はありません。

DocumentBrokerは，この値でのプロパティの制御を実行しませんが，DocumentBrokerが提供するプロパティで値の設定が必要なプロパティには「1」，値の設定が不要なプロパティには「0」を指定します。
アプリケーションがこの値でプロパティへの値の設定を制御する場合，アプリケーション側で制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションは，この値に反する操作をしないでください。

dmaProp_IsHidden=bool=<Boolean Value>
システム管理者だけに表示可能なプロパティであるかどうかを示す値を指定します。

1：システム管理者だけに表示する制限を持つプロパティです。

0：システム管理者だけに表示する制限を持たないプロパティです。

DocumentBrokerは，この値でのプロパティの制御を実行しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには「0」を指定します。
アプリケーションは，この値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーション側で制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションは，この値に反する操作を実行しないでください。

dmaProp_PropertyDefaultBinary=bin=<Binary Value>
dmaClass_PropertyDescriptionBinaryクラスが定義するプロパティにデフォルト値として設定するBinary型の値を指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティを初期化しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには「空値」を指定します。
アプリケーションが値を指定する場合は，オブジェクトの定義に指定する値と一致させる必要があります。

dmaProp_PropertySelectionsBinary=obj=<Reference>
dmaClass_PropertyDescriptionBinaryクラスが定義するプロパティに指定可能なBinary型の値を要素として持つdmaClass_ListOfBinaryクラスを記述したエントリを指定します。すべての値が指定可能な場合，要素が空のdmaClass_ListOfBinaryクラスを記述したエントリを指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティの制御を実行しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには，要素が空のdmaClass_ListOfBinaryクラスを記述したセクションを指定します。
アプリケーションがこの値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーションで制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションはこの値に反する操作をしないでください。

(2)　Boolean型のプロパティ定義

<PropertyDescriptionBoolen>::=
(
<左角括弧><Property Name><右角括弧>
ClassFactory=text=dmaClass_PropertyDescriptionBoolean
dmaProp_ClassDescription=obj=dmaclass.ini@dmaClass_PropertyDescriptionBoolean
dmaProp_DisplayName=text=(<Printable ascii code>)...
dmaProp_DescriptiveText=text=(<Printable ascii code>)...
dmaProp_Ids=obj="<Reference>
dmaProp_DataType=int=DMA_DATATYPE_BOOLEAN
dmaProp_Cardinality=int=<DMA_CARDINALITY>
dmaProp_IsSelectable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsSearchable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsOrderable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_QueryOperatorDescriptions=obj=<Reference>
dmaProp_IsSystemGenerated=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsReadOnly=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsValueRequired=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsHidden=bool=<Boolean Value>
dmaProp_PropertyDefaultBoolean=bool=<Boolean Value>
dmaProp_PropertySelectionsBoolean=obj=<Reference>
)
dmaProp_PropertyDefaultBoolean=bool=<Boolean Value>
dmaClass_PropertyDescriptionBooleanクラスが定義するプロパティにデフォルト値として設定するBoolean型の値を指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティを初期化しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには「0」を指定します。
アプリケーションが値を指定する場合，クラスの定義に指定する値と一致させる必要があります。

dmaProp_PropertySelectionsBoolean=obj=<Reference>
dmaClass_PropertyDescriptionBinaryクラスが定義するプロパティに指定可能なBoolean型の値を要素として持つdmaClass_ListOfBooleanクラスを記述したエントリを指定します。すべての値が指定可能な場合，要素が空のdmaClass_ListOfBooleanクラスを記述したエントリを指定します。DocumentBrokerは，この値でプロパティの制御を実行しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには要素が空のdmaClass_ListOfBooleanクラスを記述したセクションを指定します。
アプリケーションがこの値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーションで制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションはこの値に反する操作をしないでください。

(3)　DateTime型のプロパティ定義

<PropertyDescriptionDateTime>::=
(
<左角括弧><Property Name><右角括弧>
ClassFactory=text=dmaClass_PropertyDescriptionDateTime
dmaProp_ClassDescription=obj=dmaclass.ini@dmaClass_PropertyDescriptionDateTime
dmaProp_DisplayName=text=(<Printable ascii code>)...
dmaProp_DescriptiveText=text=(<Printable ascii code>)...
dmaProp_Ids=obj=<Reference>
dmaProp_DataType=int=DMA_DATATYPE_DATETIME
dmaProp_Cardinality=int=<DMA_CARDINALITY>
dmaProp_IsSelectable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsSearchable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsOrderable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_QueryOperatorDescriptions=obj=<Reference>
dmaProp_IsSystemGenerated=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsReadOnly=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsValueRequired=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsHidden=bool=<Boolean Value>
dmaProp_PropertyDefaultDateTime=date=<DateTime Value>
dmaProp_PropertySelectionsDateTime=obj=<Reference>
dmaProp_PropertyMinimumDateTime=date=<DateTime Value>
dmaProp_PropertyMaximumDateTime=date=<DateTime Value>
)
dmaProp_PropertyDefaultDateTime=date=<DateTime Value>
dmaClass_PropertyDescriptionDateTimeクラスが定義するプロパティに，デフォルト値として設定するDateTime型の値を指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティを初期化しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには「空値」を指定します。
アプリケーションが値を指定する場合，オブジェクトの定義に指定する値と一致させる必要があります。

dmaProp_PropertySelectionsDateTime=obj=<Reference>
dmaClass_PropertyDescriptionDateTimeクラスが定義するプロパティに指定可能なDateTime型の値を要素として持つdmaClass_ListOfDateTimeクラスを記述したエントリを指定します。すべての値が指定可能な場合，要素が空のdmaClass_ListOfDateTimeクラスを記述したエントリを指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティの制御を実行しません。したがって，要素が空のdmaClass_ListOfDateTimeクラスを記述したセクションを指定します。
アプリケーションがこの値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーションが制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションはこの値に反する操作をしないでください。

dmaProp_PropertyMinimumDateTime=date=<DateTime Value>
プロパティに指定可能なDateTime型の最小値を指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティの制御を実行しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには「空値」を指定します。
アプリケーションがこの値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーションが制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションはこの値に反する操作をしないでください。

dmaProp_PropertyMaximumDateTime=date=<DateTime Value>
プロパティに指定可能なDateTime型の最大値を指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティの制御を実行しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには「空値」を指定します。
アプリケーションがこの値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーションが制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションはこの値に反する操作をしないでください。

(4)　Float64型のプロパティ定義

<PropertyDescriptionFloat64>::=
(
<左角括弧><Property Name><右角括弧>
ClassFactory=text=dmaClass_PropertyDescriptionFloat64
dmaProp_ClassDescription=obj=dmaclass.ini@dmaClass_PropertyDescriptionFloat64
dmaProp_DisplayName=text=(<Printable ascii code>)...
dmaProp_DescriptiveText=text=(<Printable ascii code>)...
dmaProp_Ids=obj=<Reference>
dmaProp_DataType=int=DMA_DATATYPE_FLOAT64
dmaProp_Cardinality=int=<DMA_CARDINALITY>
dmaProp_IsSelectable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsSearchable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsOrderable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_QueryOperatorDescriptions=obj=<Reference>
dmaProp_IsSystemGenerated=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsReadOnly=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsValueRequired=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsHidden=bool=<Boolean Value>
dmaProp_PropertyDefaultFloat64=float=<Float64 Value>
dmaProp_PropertySelectionsFloat64=obj=<Reference>
dmaProp_PropertyMinimumFloat64=float=<Float64 Value>
dmaProp_PropertyMaximumFloat64=float=<Float64 Value>
)
dmaProp_PropertyDefaultFloat64=float=<Float64 Value>
dmaClass_PropertyDescriptionFloat64オブジェクトが定義するプロパティにデフォルト値として設定するFloat64型の値を指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティを初期化しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには「空値」を指定します。
アプリケーションが値を指定する場合，オブジェクトの定義に指定する値と一致させる必要があります。

dmaProp_PropertySelectionsFloat64=obj=<Reference>
dmaClass_PropertyDescriptionFloat64クラスが定義するプロパティに指定可能なFloat64型の値を要素として持つdmaClass_PropertyDescriptionFloat64クラスを記述したエントリを指定します。すべての値が指定可能な場合，要素が空のdmaClass_PropertyDescriptionFloat64クラスを記述したエントリを指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティの制御を実行しません。したがって，要素が空のdmaClass_PropertyDescriptionFloat64クラスを記述したセクションを指定します。
アプリケーションがこの値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーションが制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションはこの値に反する操作をしないでください。

dmaProp_PropertyMinimumFloat64=float=<Float64 Value>
プロパティに指定可能なFloat64型の最小値を指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティの制御を実行しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには「空値」を指定します。
アプリケーションがこの値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーションが制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションはこの値に反する操作をしないでください。

dmaProp_PropertyMaximumFloat64=float=<Float64 Value>
プロパティに指定可能なFloat64型の最大値を指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティの制御を実行しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには「空値」を指定します。
アプリケーションがこの値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーションが制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションはこの値に反する操作をしないでください。

(5)　Id型のプロパティ定義

<PropertyDescriptionId>::=
(
<左角括弧><Property Name><右角括弧>
ClassFactory=text=dmaClass_PropertyDescriptionId
dmaProp_ClassDescription=obj=dmaclass.ini@dmaClass_PropertyDescriptionId
dmaProp_DisplayName=text=(<Printable ascii code>)...
dmaProp_DescriptiveText=text=(<Printable ascii code>)...
dmaProp_Ids=obj=<Reference>
dmaProp_DataType=int=DMA_DATATYPE_ID
dmaProp_Cardinality=int=<DMA_CARDINALITY>
dmaProp_IsSelectable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsSearchable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsOrderable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_QueryOperatorDescriptions=obj=<Reference>
dmaProp_IsSystemGenerated=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsReadOnly=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsValueRequired=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsHidden=bool=<Boolean Value>
dmaProp_PropertyDefaultId=guid=<GUID>
dmaProp_PropertySelectionsId=obj=<Reference>
)
dmaProp_PropertyDefaultId=guid=<GUID>
dmaClass_PropertyDescriptionIdクラスが定義するプロパティにデフォルト値として設定するId型の値を指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティを初期化しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには「空値」を指定します。
アプリケーションが値を指定する場合は，クラスの定義に指定する値と一致させる必要があります。

dmaProp_PropertySelectionsId=obj=<Reference>
dmaClass_PropertyDescriptionIdクラスが定義するプロパティに指定可能なId型の値を要素として持つdmaClass_PropertyDescriptionIdオブジェクトを記述したエントリを指定します。すべての値が指定可能な場合，要素が空のdmaClass_PropertyDescriptionIdクラスを記述したエントリを指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティの制御を実行しません。したがって，要素が空のdmaClass_PropertyDescriptionIdクラスを記述したセクションを指定します。
アプリケーションがこの値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーションが制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションはこの値に反する操作をしないでください。

(6)　Integer32型のプロパティ定義

<PropertyDescriptionInteger32>::=
(
<左角括弧><Property Name><右角括弧>
"ClassFactory=text=dmaClass_PropertyDescriptionInteger32
dmaProp_ClassDescription=obj=dmaclass.ini@dmaClass_PropertyDescriptionInteger32
dmaProp_DisplayName=text=(<Printable ascii code>)...
dmaProp_DescriptiveText=text=(<Printable ascii code>)...
dmaProp_Ids=obj=<Reference>
dmaProp_DataType=int=DMA_DATATYPE_INTEGER32
dmaProp_Cardinality=int=<DMA_CARDINALITY>
dmaProp_IsSelectable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsSearchable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsOrderable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_QueryOperatorDescriptions=obj=<Reference>
dmaProp_IsSystemGenerated=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsReadOnly=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsValueRequired=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsHidden=bool=<Boolean Value>
dmaProp_PropertyDefaultInteger32=int=<Integer Value>
dmaProp_PropertySelectionsInteger32=obj=<Reference>
dmaProp_PropertyMinimumInteger32=int=<Integer Value>
dmaProp_PropertyMaximumInteger32=int=<Integer Value>
)
dmaProp_PropertyDefaultInteger32=int=<Integer Value>
dmaClass_PropertyDescriptionInteger32オブジェクトが定義するプロパティにデフォルト値として設定するInteger32型の値を指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティを初期化しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには「空値」を指定します。
アプリケーションが値を指定する場合，オブジェクトの定義に指定する値と一致させる必要があります。

dmaProp_PropertySelectionsInteger32=obj=<Reference>
dmaClass_PropertyDescriptionInteger32クラスが定義するプロパティに指定可能なInteger32型の値を要素として持つdmaClass_PropertyDescriptionInteger32クラスを記述したエントリを指定します。すべての値が指定可能な場合，要素が空のdmaClass_PropertyDescriptionInteger32クラスを記述したエントリを指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティの制御を実行しません。したがって，要素が空のdmaClass_PropertyDescriptionInteger32クラスを記述したセクションを指定します。
アプリケーションがこの値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーションが制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションはこの値に反する操作をしないでください。

dmaProp_PropertyMinimumInteger32=int=<Integer Value>
プロパティに指定可能なInteger32型の最小値を指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティの制御を実行しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには「空値」を指定します。
アプリケーションがこの値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーションが制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションはこの値に反する操作をしないでください。

dmaProp_PropertyMaximumInteger32=int=<Integer Value>
プロパティに指定可能なInteger32型の最大値を指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティの制御を実行しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには「空値」を指定します。
アプリケーションがこの値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーションが制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションはこの値に反する操作をしないでください。

(7)　Object型のプロパティ定義

<PropertyDescriptionObject>::=
(
<左角括弧><Property Name><右角括弧>
ClassFactory=text=dmaClass_PropertyDescriptionObject
dmaProp_ClassDescription=obj=dmaclass.ini@dmaClass_PropertyDescriptionObject
dmaProp_DisplayName=text=(<Printable ascii code>)...
dmaProp_DescriptiveText=text=(<Printable ascii code>)...
dmaProp_Ids=obj=<Reference>
dmaProp_DataType=int=DMA_DATATYPE_OBJECT
dmaProp_Cardinality=int=<DMA_CARDINALITY>
dmaProp_IsSelectable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsSearchable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsOrderable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_QueryOperatorDescriptions=obj=<Reference>
dmaProp_IsSystemGenerated=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsReadOnly=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsValueRequired=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsHidden=bool=<Boolean Value>
dmaProp_PropertyDefaultObject=obj=<Reference>
dmaProp_PropertySelectionsObject=obj=<Reference>
dmaProp_RequiredClass=obj=<Reference>
dmaProp_ReflectivePropertyId=guid=<GUID>
)
dmaProp_PropertyDefaultObject=obj=<Reference>
dmaClass_PropertyDescriptionObjectクラスが定義するプロパティにデフォルト値として設定するObject型の値を指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティを初期化しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには「NULL」を指定します。
アプリケーションが値を指定する場合は，クラスの定義に指定する値と一致させる必要があります。

dmaProp_PropertySelectionsObject=obj=<Reference>
dmaClass_PropertyDescriptionObjectクラスが定義するプロパティに指定可能なObject型の値を要素として持つdmaClass_PropertyDescriptionObjectクラスを記述したエントリを指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティの制御を実行しません。したがって，要素が空のdmaClass_PropertyDescriptionObjectクラスを記述したセクションを指定します。
アプリケーションがこの値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーションが制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションはこの値に反する操作をしないでください。

dmaProp_RequiredClass=obj=<Reference>
プロパティから取得されるクラスのクラスの定義を記述するdmaClass_ClassDescriptionクラスのセクションを指定します。プロパティの値として持つクラスが決まらない場合，「NULL」を指定します。

CardinalityがSingleの場合

プロパティの値として指定するクラスのクラスの定義を記述するdmaClass_ClassDescriptionクラスのセクションを指定します。

CardinalityがList，Enumeration，VariableArrayの場合

ListOfObjectオブジェクト，EnumerationOfObjectオブジェクト，VariableArrayOfObjectオブジェクトの要素となるオブジェクトのクラスの定義を記述するdmaClass_ClassDescriptionクラスのセクションを指定します。

DocumentBrokerは，この値でプロパティに指定可能なオブジェクトかどうかは確認しません。しかし，DocumentBrokerが提供するプロパティには上記の場合に従って，セクションを記述します。
アプリケーションがこの値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーションが制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションはこの値に反する操作をしないでください。

dmaProp_ReflectivePropertyId=guid=<GUID>
dmaClass_PropertyDescriptionObjectクラスで定義するプロパティから参照する永続オブジェクトが保持するプロパティで，逆にたどって参照元のオブジェクトを参照できるプロパティの識別子を指定します。逆にたどって参照元のオブジェクトを参照できるプロパティが存在しない場合は＜GUID_NULL＞を指定します。

(8)　String型のプロパティ定義

<PropertyDescriptionString>::=
(
<左角括弧><Property Name><右角括弧>
ClassFactory=text=dmaClass_PropertyDescriptionString
dmaProp_ClassDescription=obj=dmaclass.ini@dmaClass_PropertyDescriptionString
dmaProp_DisplayName=text=(<Printable ascii code>)...
dmaProp_DescriptiveText=text=(<Printable ascii code>)...
dmaProp_Ids=obj=<Reference>
dmaProp_DataType=int=DMA_DATATYPE_STRING
dmaProp_Cardinality=int=<DMA_CARDINALITY>
dmaProp_IsSelectable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsSearchable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsOrderable=bool=<Boolean Value>
dmaProp_QueryOperatorDescriptions=obj=<Reference>
dmaProp_IsSystemGenerated=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsReadOnly=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsValueRequired=bool=<Boolean Value>
dmaProp_IsHidden=bool=<Boolean Value>
dmaProp_PropertyDefaultString=text=<String Value>
dmaProp_PropertySelectionsString=obj=<Reference>
dmaProp_MaximumLengthString=int=<Integer Value>
)
dmaProp_PropertyDefaultString=text=<String Value>
dmaClass_PropertyDescriptionStringクラスが定義するプロパティにデフォルト値として設定するString型の値を指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティを初期化しません。したがって，DocumentBrokerが提供するプロパティには「NULL」を指定します。
アプリケーションが値を指定する場合，オブジェクトの定義に指定する値と一致させる必要があります。

dmaProp_PropertySelectionsString=obj=<Reference>
dmaClass_PropertyDescriptionStringクラスが定義するプロパティに指定可能なString型の値を要素として持つdmaClass_PropertyDescriptionStringクラスを記述したエントリを指定します。
DocumentBrokerは，この値でプロパティの制御を実行しません。したがって，要素が空のdmaClass_PropertyDescriptionStringクラスを記述したセクションを指定します。
アプリケーションがこの値でプロパティの制御を実行する場合，アプリケーションが制御を実行する必要があります。制御を実行しない場合，アプリケーションはこの値に反する操作をしないでください。

dmaProp_MaximumLengthString=int=<Integer Value>
プロパティに指定可能なString型の最大長をバイト数で指定します。

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