uCosminexus DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド

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4.11.3 ユーザ定義識別子ファイルおよびユーザ定義識別子変数ファイルの出力例

ユーザ定義識別子ファイルの作成コマンド(EDMCreateIds)の実行時に指定したオプションごとに出力される,ユーザ定義識別子ファイルおよびユーザ定義識別子変数ファイルの出力例を次に示します。ユーザ定義識別子ファイルの作成コマンド(EDMCreateIds)については,「7.3 コマンドの文法」を参照してください。

<この項の構成>
(1) -iオプションだけを指定した場合のユーザ定義識別子ファイルの出力例
(2) -cオプションの指定値ごとのユーザ定義識別子変数ファイルの出力例
(3) -iオプション,-vオプション,-cオプション,および-pオプションを指定した場合のユーザ定義識別子ファイルおよびユーザ定義識別子変数ファイルの出力例

(1) -iオプションだけを指定した場合のユーザ定義識別子ファイルの出力例

-iオプションにユーザ定義識別子ファイル名「userids.h」を指定した場合のコマンドの入力例とユーザ定義識別子ファイルの出力例を次に示します。

コマンドの入力例
$ EDMCreateIds -i userids.h

ユーザ定義識別子ファイル(userids.h)の出力例
 
#ifndef _USERIDS_H
#define _USERIDS_H
#define usrClass_ManualVal \
   {0x01A3A891,0x7AEC,0x11D1, \
    {0xA3,0x1B,0x00,0x20,0xAF,0x9F,0xBB,0x1C}}
#endif
 

(2) -cオプションの指定値ごとのユーザ定義識別子変数ファイルの出力例

-cオプションの指定値ごとのユーザ定義識別子変数ファイルの出力例について説明します。なお,ユーザ定義識別子ファイルは,-iオプションだけを指定した場合と同じ内容が出力されます。ユーザ定義識別子ファイルの出力例については,「(1) -iオプションだけを指定した場合のユーザ定義識別子ファイルの出力例」を参照してください。

(a) -cオプションに「A」を指定した場合のユーザ定義識別子変数ファイルの出力例

-iオプションにユーザ定義識別子ファイル名「userids.h」,-vオプションにユーザ定義識別子変数ファイル名「useridvar.h」,-cオプションに「A」を指定した場合のコマンドの入力例およびユーザ定義識別子変数ファイルの出力例を次に示します。

コマンドの入力例
$ EDMCreateIds -i userids.h -v useridvar.h -c A

文字コードセットがcharに対応したユーザ定義識別子変数ファイル(useridvar.h)の出力例
 
#ifndef _USERIDVAR_H
#define _USERIDVAR_H
#if !defined(DMATYPESA_H)
#   include <dmatypesA.h>
#endif
#if !defined(DMACOM_H)
#   include <dmacom.h>
#endif
#if !defined(DMAIFACEA_H)
#   include <dmaifaceA.h>
#endif
#if !defined(DMAIDS_H)
#   include <dmaids.h>
#endif
#if !defined(_USERIDS_H)
#   include "userids.h"
#endif
 
#if defined(EDMAPP_INIT_ID)
#  define EDMAPP_DECL_ID(x_) DMA_EXTERN_C DmaId x_ = x_##Val;
#else
#  define EDMAPP_DECL_ID(x_) DMA_EXTERN_C DmaId x_;
#endif
 
EDMAPP_DECL_ID(usrClass_Manual)
 
#endif
 

(b) -cオプションに「B」を指定した場合のユーザ定義識別子変数ファイルの出力例

-iオプションにユーザ定義識別子ファイル名「userids.h」,-vオプションにユーザ定義識別子変数ファイル名「useridvar.h」,-cオプションに「B」を指定した場合のコマンドの入力例およびユーザ定義識別子変数ファイルの出力例を次に示します。

コマンドの入力例
$ EDMCreateIds -i userids.h -v useridvar.h -c B

文字コードセットがwchar_tに対応したユーザ定義識別子変数ファイル(useridvar.h)の出力例
 
#ifndef _USERIDVAR_H
#define _USERIDVAR_H
#if !defined(DMATYPES_H)
#   include <dmatypes.h>
#endif
#if !defined(DMACOM_H)
#   include <dmacom.h>
#endif
#if !defined(DMAIFACE_H)
#   include <dmaiface.h>
#endif
#if !defined(DMAIDS_H)
#   include <dmaids.h>
#endif
#if !defined(_USERIDS_H)
#   include "userids.h"
#endif
 
#if defined(EDMAPP_INIT_ID)
#  define EDMAPP_DECL_ID(x_) DMA_EXTERN_C DmaId x_ = x_##Val;
#else
#  define EDMAPP_DECL_ID(x_) DMA_EXTERN_C DmaId x_;
#endif
 
EDMAPP_DECL_ID(usrClass_Manual)
 
#endif
 

(c) -cオプションに「T」を指定した場合のユーザ定義識別子変数ファイルの出力例

-iオプションにユーザ定義識別子ファイル名「userids.h」,-vオプションにユーザ定義識別子変数ファイル名「useridvar.h」,-cオプションに「T」を指定した場合のコマンドの入力例およびユーザ定義識別子変数ファイルの出力例を次に示します。

コマンドの入力例
$ EDMCreateIds -i userids.h -v useridvar.h -c T

文字コードセットがcharおよびwchar_tに対応したユーザ定義識別子変数ファイル(useridvar.h)の出力例
 
#ifndef _USERIDVAR_H
#define _USERIDVAR_H
#if !defined(DMATYPEST_H)
#   include <dmatypesT.h>
#endif
#if !defined(DMACOM_H)
#   include <dmacom.h>
#endif
#if !defined(DMAIFACET_H)
#   include <dmaifaceT.h>
#endif
#if !defined(DMAIDS_H)
#   include <dmaids.h>
#endif
#if !defined(_USERIDS_H)
#   include "userids.h"
#endif
 
#if defined(EDMAPP_INIT_ID)
#  define EDMAPP_DECL_ID(x_) DMA_EXTERN_C DmaId x_ = x_##Val;
#else
#  define EDMAPP_DECL_ID(x_) DMA_EXTERN_C DmaId x_;
#endif
 
EDMAPP_DECL_ID(usrClass_Manual)
 
#endif
 

(3) -iオプション,-vオプション,-cオプション,および-pオプションを指定した場合のユーザ定義識別子ファイルおよびユーザ定義識別子変数ファイルの出力例

-iオプションにユーザ定義識別子ファイル名「userids.h」,-vオプションにユーザ定義識別子変数ファイル名「useridvar.h」,-cオプションに「T」,および-pオプションに「Pre_」を指定した場合のコマンドの入力例,ユーザ定義識別子ファイルおよびユーザ定義識別子変数ファイルの出力例を次に示します。

コマンドの入力例
$ EDMCreateIds -i userids.h -v useridvar.h -c T -p Pre_

ユーザ定義識別子ファイル(userids.h)の出力例
 
#ifndef _USERIDS_H
#define _USERIDS_H
#define Pre_usrClass_ManualVal \
   {0x01A3A891,0x7AEC,0x11D1, \
    {0xA3,0x1B,0x00,0x20,0xAF,0x9F,0xBB,0x1C}}
#endif
 

文字コードセットがcharおよびwchar_tに対応したユーザ定義識別子変数ファイル(useridvar.h)の出力例
 
#ifndef _USERIDVAR_H
#define _USERIDVAR_H
#if !defined(DMATYPEST_H)
#   include <dmatypesT.h>
#endif
#if !defined(DMACOM_H)
#   include <dmacom.h>
#endif
#if !defined(DMAIFACET_H)
#   include <dmaifaceT.h>
#endif
#if !defined(DMAIDS_H)
#   include <dmaids.h>
#endif
#if !defined(_USERIDS_H)
#   include " userids.h "
#endif
 
#if defined(EDMAPP_INIT_ID)
#  define EDMAPP_DECL_ID(x_) DMA_EXTERN_C DmaId x_ = x_##Val;
#else
#  define EDMAPP_DECL_ID(x_) DMA_EXTERN_C DmaId x_;
#endif
 
EDMAPP_DECL_ID(Pre_usrClass_Manual)
 
#endif

 

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