uCosminexus DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド
DocumentBrokerの環境設定で必要なファイルの一覧を次に示します。
表4-1 環境設定で必要なファイル
名称 内容 作成時期 参照先 DocumentSpace構成定義ファイル(docspace.ini)※1 DocumentBrokerの文書空間の構成を定義する。 DocumentBrokerの文書空間を定義するとき 4.2 セキュリティ定義ファイル(docaccess.ini)※1 文書空間のセキュリティについて定義する。 アクセス制御を設定するとき 4.3 ユーザ権限定義ファイル※1 文書空間のすべてのオブジェクトに対しての権限をユーザ,またはグループ単位で定義する。 4.4 RDエリア構成定義ファイル HiRDBに確保するRDエリアの構成を定義する。 HiRDBの環境を設定するとき 4.5 メタ情報ファイル※1 DocumentBrokerが利用するDMAのクラス,プロパティ,検索オペレータなどの詳細情報が定義されている。 実行環境を作成したときに格納されるファイルを使用 4.6 定義情報ファイル サブクラスおよびプロパティを追加するときに,追加するオブジェクトの定義情報を定義する。 DocumentBrokerでデータベースシステムを使用するための設定を始める前 4.7 RDエリア定義情報ファイル DocumentBrokerが使用するユーザ表およびインデクスを,どのRDエリアに格納するか定義する。 4.8 インデクス情報ファイル 追加するプロパティのインデクス情報を定義する。 4.9 クラス定義情報ファイル DocumentBrokerサーバで定義されているDMAオブジェクトのクラス,そのサブクラスのクラス,およびプロパティから,GUID,データ型,基本単位などの情報が出力される。 DocumentBrokerでデータベースシステムを使用するための設定をするとき 4.10 ユーザ定義識別子ファイルおよびユーザ定義識別子変数ファイル ユーザ定義のクラス,プロパティのそれぞれに対応するユーザ定義識別子,およびユーザ定義識別子を設定した変数の宣言が出力される。 4.11 ファイル転送サービス環境定義ファイル(ftpsv.ini) ファイル転送機能で使用する環境を定義する。 ファイル転送機能を使用するための設定をするとき 4.12 サービスプロセス定義ファイル※1 サービスプロセスごとに動作を定義する。 サービスプロセスごとに動作を定義するとき 4.13 プロパティマッピング定義ファイル XML文書中のタグ名とその内容をマッピングするクラス名,プロパティ名の対応関係を定義する。 XML文書管理を設定するとき 4.14 文書クラス定義ファイル※2 サブクラスおよびプロパティを追加するときに,追加するオブジェクトの定義を文書クラスとして定義する。 システム導入支援機能を使用して,DocumentBrokerでデータベースシステムを使用するための設定をするとき 4.15 文書空間情報ファイル※2 DocumentBrokerの文書空間の定義/構築で使用する情報を定義する。 4.16 見積もり基礎情報ファイル 文書空間を構築するためのデータベース容量を見積もるための基礎情報が出力される。 4.17 クライアントアプリケーション動作定義ファイル
(application.ini)※3Linuxの場合に,クライアントアプリケーションの動作環境を定義する。 4.18
- 注※1
- これらのファイルは,次の場所に提供されています。
- 実行環境ディレクトリ/etc/
- 注※2
- これらのファイルは,次の場所にサンプルファイルが提供されています。
- /opt/HiEDMS/sample/
- 注※3
- これらのファイルは,次の場所にサンプルファイルが提供されています。
- DocumentBroker Development Kit をインストールした場合
- インストールディレクトリ・DevKit・sample
- DocumentBroker Runtime をインストールした場合
- インストールディレクトリ・Runtime・sample
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