uCosminexus DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド
DocumentBrokerでは,すべての文書および文書に付随する情報を,データベースシステムであるHiRDBに格納します。ディスク占有量として,HiRDBでデータベースシステムを構築するために必要なデータベースの容量と,プログラムファイルの容量を合計した量を確保してください。
また,BLOBデータの取得先を"$DOCBROKERDIR/tmp"下に一時ファイルとする場合は,BLOBデータ用の一時ファイルの容量も見積もってディスク占有量に加えてください。BLOBデータを一時ファイルとして取得するか,メモリを使用して取得するかは,DocumentSpace構成定義ファイル(docspace.ini)のBlobGettingMethodエントリに設定します。詳細については,「4.2 DocumentSpace構成定義ファイル(docspace.ini)」を参照してください。
- プログラムファイルの容量
- 各プログラムファイルのディスク占有量を確保してください。
- データベースの容量
- 「2.8 データベース容量の見積もり」に従って値を算出してください。
- BLOBデータ用の一時ファイルの容量
=DocumentBrokerに同時に接続できるクライアントの最大数×1回の接続で取得するBLOBデータの大きさ- DocumentBrokerに同時に接続できるクライアントの最大数は,DocumentSpace構成定義ファイル(docspace.ini)の[Entry0001]セクションのSessionMaxエントリに指定する値です。
- なお,作成された一時ファイルは,クラスのオブジェクトを破棄(デストラクタを実行)した時点で削除されます。
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