3.7.4 TP1/EEが値を設定する項目
- 〈この項の構成〉
(1) eetrn_rtyrbk_uoc_parm
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usat
ユーザSATエリアのポインタが設定されます。ユーザSATエリアサイズが0の場合は,値を参照できません。当該領域には排他を掛けていません。
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usat_len
ユーザSATエリアのサイズが設定されます(単位:バイト)。
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uifa
ユーザIFAエリアのポインタが設定されます。ユーザIFAエリアサイズが0の場合は,値を参照できません。当該領域には排他を掛けていません。
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uifa_len
ユーザIFAエリアのサイズが設定されます(単位:バイト)。
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service_name
サービス名が設定されます(\0終端あり)。
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max_cnt
定義したリトライ上限値(1〜255)が設定されます。
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cnt
現時点のリトライ回数(1〜256)が設定されます。max_cnt以下の場合は,スレッドダウン後,トランザクションをリトライします。max_cntを超過している場合は,スレッドダウン後,トランザクションをリトライしません。
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trg
リトライロールバック契機を示す次の情報が設定されます。
設定値
意味
EETRN_SYS_SDH_DEADLOCK
SDBデータベースアクセスでデッドロック発生
EETRN_USR_API_RTYRBK
ユーザがee_trn_retry_rollback()またはCBLEETRN('R-ROLL')発行
EETRN_SYS_DBQ_MSGPUT
DBキュー交替用メッセージ表書き込み機能使用時に,DBキューへのメッセージの書き込みで暗黙的ロールバックが発生
ee_dbq_msgput関数を実行したトランザクションの同期点処理で発生する場合があります。
EETRN_SYS_DBQ_MSGGET
DBキュー交替用メッセージ表書き込み機能使用時に,DBキューからのメッセージの入力で暗黙的ロールバックが発生
次のAPI関数実行時に発生する場合があります。
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ee_dbq_msgget
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ee_dbq_msgrefer
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ee_dbq_msgrefer2
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