3.4.4 TP1/EEが値を設定する項目
- 〈この項の構成〉
(1) parm
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usat_pt
ユーザSATエリアのポインタが設定されます。ユーザSATエリアサイズが0の場合は,値を参照できません。当該領域には排他を掛けていません。
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usat_large_size
ユーザSATエリアのサイズが設定されます(単位:バイト)。
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lot_name_len
配列の0番目の要素にロット名長が設定されます。
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lot_name
配列の0番目の要素にロット名が設定されます。0番目のロット名は,OBM名です。
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data_table_name_len
バッチデータを格納した表名長が設定されます。イベント型OBMの場合は,0が設定されます。
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data_table_name
バッチデータを格納した表名が設定されます。イベント型OBMの場合は,参照できません。
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type
バッチの形式が設定されます。
EEOBM_TYPE_DATA:データ型OBM
EEOBM_TYPE_EVENT:イベント型OBM
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status
OBM停止,終了要求を受け付けたときの要求された終了,停止形態が設定されます。
EEOBM_STATUS_STOP_P:計画停止
EEOBM_STATUS_STOP_F:強制停止
EEOBM_STATUS_END_F:強制終了
EEOBM_STATUS_END_N:正常終了
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reason_code
OBMが停止した理由コードが設定されます。強制終了の場合は,計画停止または強制停止時の理由コードが引き継がれます。
EEOBM_RCODE_NONE:理由コードなし(正常終了の場合に設定されます)
EEOBM_RCODE_USER:ユーザ要求
EEOBM_RCODE_LOT_STOP:全ロット停止
EEOBM_RCODE_RRN:TP1/EE再開始
EEOBM_RCODE_ROLLBACK:ノーマルトランザクション異常終了
EEOBM_RCODE_ROLLBACK_OPE:オープントランザクション異常終了
EEOBM_RCODE_ROLLBACK_CLS:クローズトランザクション異常終了
EEOBM_RCODE_UOC:終了UOCの設定値不正
EEOBM_RCODE_DATA_ACCESS:バッチデータ入力障害
EEOBM_RCODE_MEMORY:メモリ不足
EEOBM_RCODE_DATA_NUM:バッチデータ通番抜け
EEOBM_RCODE_NO_SUCH_SERVICE:サービス名不正
EEOBM_RCODE_NO_SUCH_TRNLVL:トランザクションレベル名不正
EEOBM_RCODE_DB_DESTROY:バッチデータ表不正
EEOBM_RCODE_DATA_NUM_MIX:ヒューリスティックハザード決着による通番矛盾
EEOBM_RCODE_SCD_DBAREA:処理済み通番管理表RDエリア不足
EEOBM_RCODE_SCD_ROLLBACK:ロットスケジューラ障害
EEOBM_RCODE_RPC_SEND:BCMからBCSへ送信時の通信障害
EEOBM_RCODE_RPC_RECV:BCSからの応答受信時の通信障害
EEOBM_RCODE_TIMEOUT:BCSとのハートビート障害検知
EEOBM_RCODE_TIMEOUT_CLT:OBM開始とのハートビート障害検知
EEOBM_RCODE_SYSERR:そのほかの要因
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user_code
ユーザが停止要求時に設定した理由コードが設定されます。停止した理由コードがEEOBM_RCODE_USER以外の場合は,値は設定されません。
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header_pt
ヘッダデータのアドレスが設定されます。イベント型OBMの場合,データ型OBMでヘッダデータがない場合,または強制終了の場合は,NULLが設定されます。
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header_len
ヘッダデータの長さが設定されます。イベント型OBMの場合,データ型OBMでヘッダデータがない場合,または強制終了の場合は,0が設定されます。
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uifa_pt
ユーザIFAエリアのポインタが設定されます。ユーザIFAエリアサイズが0の場合は,値を参照できません。
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uifa_large_size
ユーザIFAエリアのサイズが設定されます(単位:バイト)。