1.8.1　C言語インタフェース

(1)　UAP履歴情報のフォーマット

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(2)　履歴情報共通インデクス

形式

#include <eetrn.h>
typedef ee_trn_uap_com_index_t {       /* 履歴情報共通インデクス */
    EELONG comx_rec_len;               /* レコード長             */
    unsigned char comx_rec_id;         /* レコードID             */
    unsigned char comx_rec_sub_id;     /* レコードサブID         */
    unsigned short comx_putid;         /* 取得先ID               */
    char comx_ee_inf1[14];             /* TP1/EE情報             */
    unsigned short comx_ee_inf2;       /* TP1/EE情報             */
    char comx_biz_id[12];              /* 業務ID                 */
    EELONG comx_uap_len;               /* 履歴情報サイズ         */
} EETRN_UAP_COMINDEX;

内容

表1‒79　履歴情報共通インデクスの内容

項番	取得項目	設定する値
1	レコード長	当該レコードのレコード長 履歴情報共通インデクスと履歴情報の合計サイズ
2	レコードID	当該レコードの種別 EETRN_UAP_TYPE_UJ：ユーザデータ（UJ） EETRN_UAP_TYPE_IJ：入力データ（IJ） EETRN_UAP_TYPE_OJ：出力データ（OJ）
3	レコードサブID	当該レコードの詳細コード 「表1-80　レコードサブIDの内容」を参照してください。
4	取得先ID	取得先ID
5	TP1/EE情報	TP1/EEが使用する情報
6	TP1/EE情報	TP1/EEが使用する情報
7	業務ID	業務ID
8	履歴情報サイズ	履歴情報のサイズ

表1‒80　レコードサブIDの内容

項番	レコードID	レコードサブID	内容
1	EETRN_UAP_TYPE_UJ	EETRN_UAP_SUB_UJ	ユーザデータ（UJ）
2	EETRN_UAP_TYPE_IJ	EETRN_UAP_SUB_IJ	入力データ（IJ）
3	EETRN_UAP_TYPE_OJ	EETRN_UAP_SUB_OJ	出力データ（OJ）

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(3)　履歴情報ヘッダ

形式

#include <eetrn.h>
typedef struct ee_trn_uap_header_t{    /* 履歴情報ヘッダ        */
    char uap_info[4];                  /* データ連携支援引き継ぎ情報*/
    char uap_header[16];               /* ユーザ任意情報            */
    unsigned short uap_putid;          /* 取得先ID              */
    unsigned char uap_type;            /* 履歴情報種別           */
    unsigned char uap_code;            /* 履歴情報コード         */
    char dummy[4];                     /* 予備                   */
    EEULONG uap_size;                  /* 履歴情報サイズ         */
} EEUAPHEADER;

内容

表1‒81　履歴情報ヘッダの内容

項番	取得項目	設定する値
1	データ連携支援引き継ぎ情報	「1.2.5(7)　ee_trn_set_uj_info」を参照してください。
2	ユーザ任意情報	「1.2.5(3)　ee_trn_uap_put」を参照してください。
3	取得先ID
4	履歴情報種別
5	履歴情報コード
6	履歴情報サイズ

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(4)　OJヘッダ

形式

#include <eetrn.h>
typedef struct ee_trn_oj_header_t{     /* OJヘッダ             */
    char comm_type;                    /* 通信種別              */
    char prot_type;                    /* プロトコル種別        */
    char msg_type;                     /* 電文種別              */
    char api_type;                     /* API種別               */
    EELONG output_id;                  /* 出力番号              */
    char service_group[32];            /* 宛先サービスグループ名*/
    char service_name[32];             /* 宛先サービス名         */
    char term_name[9];                 /* 論理端末名            */
    char dummy[7];                     /* 予備                  */
    EEULONG proc_orgno;                /* オリジナル中央処理通番*/
    EELONG uap_size;                   /*送信データサイズ       */
} EETRN_OJ_HEADER;

内容

表1‒82　OJヘッダの内容

項番	取得項目	設定する値
1	通信種別	通信種別を設定 EETRN_OJ_CTYPE_RPC：リモートプロシジャコール（RPC） EETRN_OJ_CTYPE_RAP：リモートAPI機能（RAP） EETRN_OJ_CTYPE_MCP：MCP
2	プロトコル種別	プロトコル種別を設定 EETRN_OJ_PTYPE_TCP：TCP/IP EETRN_OJ_PTYPE_UDP：UDP/IP
3	電文種別	電文種別＋送信タイミングを設定 EETRN_OJ_MTYPE_SEND：要求電文（即時送信） EETRN_OJ_MTYPE_CMT：要求電文（コミット送信） EETRN_OJ_MTYPE_OWN：要求電文（自プロセス送信） EETRN_OJ_MTYPE_REP：応答電文（通常） EETRN_OJ_MTYPE_TRNREP：応答電文（別トランザクションによる送信） EETRN_OJ_MTYPE_ERRREP：応答電文（ERRTRNRまたはERRTRN3による送信） EETRN_OJ_MTYPE_RAPREQ：代理実行要求電文 EETRN_OJ_MTYPE_RAPREP：代理実行応答電文 EETRN_OJ_MTYPE_NSYNCONE：非同期一方送信 EETRN_OJ_MTYPE_SYNCONE：同期一方送信 EETRN_OJ_MTYPE_SENDRECV：同期送受信
4	API種別※1	API種別を設定 EETRN_OJ_API_CALL：ee_rpc_call() EETRN_OJ_API_CALLTO：ee_rpc_call_to() EETRN_OJ_API_CMTSEND：ee_rpc_cmtsend() EETRN_OJ_API_CMTSENDTO：ee_rpc_cmtsend_to() EETRN_OJ_API_REP：ee_rpc_reply_send() EETRN_OJ_API_NONE：なし EETRN_OJ_API_MCP：ee_mcp_send() EETRN_OJ_API_MCPSYNC：ee_mcp_sendsync() EETRN_OJ_API_MCPSENDRECV：ee_mcp_sendrecv() EETRN_OJ_API_ZRCSEND：ee_zrc_snd_message()
5	出力番号	トランザクション内でOJ取得要求を行った出力番号
6	宛先サービスグループ名※2 （\0終端あり）	宛先サービスグループ名
7	宛先サービス名※2 （\0終端あり）	宛先サービス名
8	論理端末名※3 （\0終端あり）	出力先の論理端末名
9	オリジナル中央処理通番※4	別トランザクションで応答送信を行った場合の，応答送信を抑止したトランザクションの中央処理通番。上記以外の場合は，0を設定。
10	送信データサイズ	実際に送信したデータ長

注※1

応答電文の場合は，EETRN_OJ_API_REPかEETRN_OJ_API_NONEを設定します。

注※2

通信種別がEETRN_OJ_CTYPE_RPCかEETRN_OJ_CTYPE_RAPの場合だけ参照可能です。

注※3

通信種別がEETRN_OJ_CTYPE_MCPの場合だけ参照可能です。

注※4

電文種別がEETRN_OJ_MTYPE_TRNREPの場合だけ参照可能です。

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