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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform プログラム作成の手引


1.5.1 オフラインバッチ用UAP

〈この項の構成〉

(1) UAPの作成

UAPはTP1/EEと同様の手順で作成します。

ただし,UAP実行形式ファイルの作成は不要です。実行形式ファイルは,オフラインバッチ起動コマンドとして製品が提供します。

(a) UAPのコーディング

UAPのコーディングは,TP1/EEと同様の規則で行います。

オフラインバッチ用のUAP内で使用できるAPI関数は,TP1/EEとは異なります。詳細は「1.5.2 オフラインバッチ用ライブラリ関数」を参照してください。

(2) オフラインバッチの実行

オフラインバッチ起動コマンドを実行します。起動コマンドは,ユーザサービス関数の完了または何らかの異常が発生するまで終了しません。

起動コマンドのオプション引数では,ユーザサービス関数の引数に設定されるパラメタを指定可能です。詳細はマニュアル「OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引」を参照してください。