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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform プログラム作成の手引


1.4 SDHステータスコード一覧

表1‒65 SDHステータスコード一覧

SDHステータスコード

処理結果

意味

API

ード

I

N

I

T

S

T

R

T

ACCS

C

L

A

R

R

E

F

S

F

N

S

H

正常

異常

F

T

C

H

M

O

D

F

S

T

O

R

E

R

A

S

F

T

C

A

00000

  • 正常終了。

0

0

00100

  • レコードが見つかりません。

D

1

01110

  • デッドロックが発生しました。

  • 資源がほかのトランザクションで占有されており,排他待ち時間を超過しました。

  • HiRDBで排他制御の領域が不足しました。

  • 無排他モードの参照系SDBデータベースアクセスで,更新系SDBデータベースアクセスとの競合が発生しました。

A

1

01810

  • レコードは,すでに存在します。

1

D

01910

  • リソースマネジャと未接続です。

  • HiRDBのRDエリアがクローズしているか,RDエリアが閉塞状態です。

B

1

10070

  • データエリアが満杯になりました。

D

3

10072

  • データの終わりを検出しました。

D

2

11102

メモリが不足しました。

  • TP1/EEのワークメモリが不足しました。

  • HiRDBのグローバルバッファ面数が不足しました。

  • HiRDBサーバのメモリが不足しました。

C

1

11104

入出力エラーが発生しました。

  • HiRDBとのインタフェースでエラーが発生しました。

2

1

11108

  • RDエリアの容量が不足しました。

  • 一連番号最大値を超えて格納しようとしました。

C

2

11171

  • 店群順アクセス/DAM順アクセス用のRDエリア名称が指定されていません。かつ,基点条件ありとなる条件式の指定もありません。

  • SDBデータベース定義で,RDエリア分割キーの構成要素よりも前に構成要素を定義し,その構成要素についてKEYDEFを定義していない,またはKEYDEFに2個以上のDATAを定義したSDBに対して,店群順アクセス/DAM順アクセスを要求しています。

1

F

11172

  • データ格納エリアに指定されたサイズは,対象レコードのユーザデータサイズ未満です。

  • 複数レコードの検索で,データ格納エリアに指定されたサイズが,指定可能な範囲に入っていません。

1

6

11173

  • 内部矛盾が発生しました。

1

L

11175

  • FMBに対して指定されたRDエリア分割キーが不正です。

1

B

11176

  • FMBに対して論理キーが不正です。

1

B

11177

  • DAM/TAM/MAM/SAMに対して指定された論理キーが不正です。

1

B

11201

  • アクセスモードが参照モードのまま,変更・格納・削除・一括削除を要求しました。

1

8

11210

条件式または格納/変更データに指定した値が不正です。

  • PACKED属性の構成要素に対して不正な形式の値を指定しました。

1

9

11272

インタフェースエリア指定値不正です。

  • アクセスモードと排他モードの組み合わせが不正です。

  • 検索コードが不正です。

  • 条件コードが不正です。

  • DB種別に指定できない値を指定しました。

  • 要求数が0です。

  • 複数エントリで異なる要求を指示しています。

  • エントリリスト指定で複数か所からが同一インタフェースエリアエントリを示しています。

  • SDB未サポート機能を要求しています。

  • 個別開始時に指定した値と異なる値を設定して要求しました。

  • 条件が指定されていないため,対象レコードおよびキーを特定できませんでした。

  • RDエリア名称格納エリアが指定されていません。

  • RDエリア名称長が不正です。

  • DAM/MAM/TAM/SAMの場合,複数エントリ同時に要求しました。

  • 構成要素指定の検索後に,削除処理を要求しました。

  • 複数レコードの検索でキー以外の条件を指定しました。

  • FMB以外に対して,複数レコードの検索専用オプションの'D'または'S'を指定しました。

  • 二次インデクス使用抑止オプション指定値と,DB種別や指示コードなどの組み合わせが不正です。

1

1

11275

  • インタフェースエリアのデータベース名称が不正です。

1

7

11276

条件式または指定したキーが不正です。

  • 条件式に指定した構成要素名称,論理式,比較記号が正しくありません。

  • キーの比較記号に'NE'が指定されました。

  • 構成要素名称が存在しません。

  • 終了記号の位置が不正です。

  • 条件式の数が不正です。

  • 集団項目の構成要素を指定しました。

  • キー以外の条件にユーザデータ以外の構成要素を指定しました。

システム構成表示(キーの容量)が不正です。

  • エントリ数不正です。

1

2

11277

次の条件は範囲指定ではありません。

  • キーの条件式

  • ユーザキーの条件式

1

5

11278

要求発行順序不正です。

  • 検索しないで変更や削除を要求しました。

  • 個別開始しないでDBアクセスを要求しました。

  • システム構成情報表示が個別開始直後以外に要求されました。

  • ロールバック指示が発行されている状態で,要求しました。

  • DB対応エントリで検索したあと,レコード対応エントリで変更しようとしました。またはその逆を行いました。

  • 個別開始時の複数レコードの検索専用オプション設定値と,DBアクセス時の要求種別の組み合わせが不正です。

1

3

11279

構成要素指定アクセスに指定された値が正しくありません。

  • 構成要素数が0です。

  • 構成要素番号が昇順になっていません。

  • 構成要素名称および番号が存在しません。

  • 同一の構成要素を指定しています。

  • 集団項目の構成要素を指定しました。

  • 指定できない構成要素名称および構成要素番号を指定しました。

1

E

11282

  • ユーザキーを更新しました。

1

C

11287

  • 親レコードを検索または追加していません。

1

H

11290

構成要素指定アクセスに指定された値が正しくありません。

  • 構成要素数が0です。

  • 構成要素番号が昇順になっていません。

  • 構成要素名称および番号が存在しません。

  • 同一の構成要素を指定しています。

  • 集団項目の構成要素を指定しました。

  • 指定できない構成要素名称および構成要素番号を指定しました。

1

4

11292

同じレコードに対してアクセス要求が重複しています。

  • 同一トランザクション内で,データベース種別がFMBのデータベースの同じルートレコードのレコードにアクセスしようとしました。

  • 同一トランザクション内で,データベース種別がFMB以外のデータベースの同じレコード型のレコードをアクセスしようとしました。

1

3

11971

HiRDBサーバとの通信でエラーが発生しました。

  • HiRDBサーバが停止またはダウンしました。

  • タイマ監視時間を超過しました。

  • 予期しないエラーが発生しました。

B

3

20000

更新系DMLを行った状態で個別終了をエラーにするオプションを設定したためエラーとなりました。

E

1

(凡例)

○:設定する

−:対象外