30.6.12　eebcmtblh

機能

OBM管理表の作成，または削除を行います。OPEN状態管理表は，OBM管理表と同一のHiRDB上に作成してください。

形式

作成の場合

eebcmtblh   -S OPEN状態管理表名
           [-b OPEN状態管理表格納用RDエリア名]
           [-c BCM管理表格納用RDエリア名]

削除の場合

eeobmtblh   -S OPEN状態管理表名
            -r

オプション

-S OPEN状態管理表名　〜〈1〜26文字の英大識別子〉

作成または削除するOPEN状態管理表名を設定します。

なお，-Sオプションを設定した表以外に，次の表も作成，削除されます。

• OPEN状態管理表名＋"BC"（BCM管理表）

-b OPEN状態管理表格納用RDエリア名　〜〈1〜30文字の文字列〉

OPEN状態管理表格納用のRDエリア名を指定します。

HiRDBのデータベース初期化ユティリティ（pdinit）で作成，またはデータベース構成変更ユティリティ（pdmod）で追加したRDエリアのRDエリア名を指定します。

RDエリア名に空白を含む場合は引用符「"」で囲んでください。指定したRDエリア名は引用符の有無に関係なく大文字と小文字が区別されます。

本オプションを省略すると，格納するRDエリアをHiRDBが自動決定します。HiRDBが決定するRDエリアについては，マニュアル「HiRDB Version 9 SQLリファレンス」を参照してください。

-c BCM管理表格納用RDエリア名　〜〈1〜30文字の文字列〉

BCM管理表格納用のRDエリア名を指定します。

その他の規則は，「-b OPEN状態管理表格納用RDエリア名」と同じです。

-r

OPEN状態管理表を削除するときに指定します。OPEN状態管理表の削除は，通常使用BCMと切替用BCMが正常終了している場合に削除できます。

出力メッセージ

メッセージID	内容	出力先
KFSB95706-E	領域不足	標準エラー出力
KFSB95701-E	コマンド形式不正	標準エラー出力
KFSB95702-E	オプション不正	標準エラー出力
KFSB95704-E	オプション組み合わせ不正	標準エラー出力
KFSB95707-E	内部矛盾	標準エラー出力
KFSB95731-I	ヘルプメッセージ	標準出力
KFSB95740-I	表作成成功	標準出力
KFSB95741-E	表作成失敗	標準エラー出力
KFSB95745-E	表作成失敗	標準エラー出力
KFSB95712-E	SQLエラー	標準エラー出力

注意事項

• 本コマンドは，HiRDBのクライアント環境定義の指定値によってHiRDBに接続します。

  本コマンドの実行環境には次のHiRDBのクライアント環境定義を必ず設定してください。

  ・PDHOST

  ・PDNAMEPORT

  ・PDUSER

  HiRDBのクライアント環境定義については，マニュアル「HiRDB Version 9 UAP開発ガイド」を参照してください。

• 本コマンドは，HiRDBのクライアント環境定義のPDCLTAPNAMEに実行するコマンド名を設定してからHiRDBに接続します。

• HiRDBのエラーログファイルを取得してください。HiRDBのエラーログファイルについては，マニュアル「HiRDB Version 9 UAP開発ガイド」を参照してください。

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