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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


30.6.13 eebcmtbllsh

機能

OPEN状態管理表が管理するOPEN状態を表示します。

形式
eebcmtbllsh   -S OPEN状態管理表名
             [-o OBM名]

オプション

-S OPEN状態管理表名 〜〈1〜26文字の英大識別子〉

OPEN状態管理表名を設定します。

-o OBM名 〜〈1〜8文字の識別子〉

OPEN状態を表示したいOBM名を指定します。

省略した場合は,OBM構成定義に定義されているすべてのOBMのOPEN状態を表示します。

出力形式
eeobmgen exec date: normal: yyyy/mm/dd hh:mm:ss xxx.xxx
                    switch: yyyy/mm/dd hh:mm:ss xxx.xxx
  OBM name Node Service Group
a bbbbbbbb cccc ddddddddddddd          ※1
a bbbbbbbb cccc ddddddddddddd          ※1
:
[zzzzzz BCM Opened all OBM.]           ※2
注※1

-oを省略した場合は,通常使用BCMでOPENしているOBM,切替用BCMでOPENしているOBMの順で出力します。

注※2

-oを省略した場合で,片方のBCMですべてのOBMをOPENしているときに出力します。

項番

出力形式

説明

1

yyyy/mm/dd hh:mm:ss xxx.xxx

normalに通常使用BCMのOBM構成定義のeeobmgenコマンドを実行した日時を出力します。

switchに切替用BCMのOBM構成定義のeeobmgenコマンドを実行した日時を出力します。

eeobminithコマンドが未実行の場合は”****/**/** **:**:** ***.***”を出力します。

2

a

OPEN状態変更予約の有無を出力します。

-

OPEN状態変更予約無し

*

OPEN状態変更予約あり

OBMの状態が未実行に変わるとOPENしているBCMを変更します。

+

OPEN状態変更予約あり

OBMの状態が強制停止,計画停止,未実行に変わるとOPENしているBCMを変更します。

3

bbbbbbbb

OBM名を出力します。

左詰めで出力します。8文字未満の場合は,右側を空白で埋めます。

4

cccc

OBMをOPENしているBCMのTP1/EEが動作しているTP1/SBのノード識別子を出力します。

5

ddddddddddddd

OBMをOPENしているBCMのTP1/EEのサービスグループ名を表示します。

左詰めで出力します。31文字未満の場合は,右側を空白で埋めます。

6

zzzzzz

すべてのOBMをOPENしているBCMが通常使用か切替用かを出力します。

normal:通常使用

switch:切替用

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFSB95706-E

領域不足

標準エラー出力

KFSB95701-E

コマンド形式不正

標準エラー出力

KFSB95702-E

オプション不正

標準エラー出力

KFSB95704-E

オプション組み合わせ不正

標準エラー出力

KFSB95707-E

内部矛盾

標準エラー出力

KFSB95732-I

ヘルプメッセージ

標準出力

KFSB95712-E

SQLエラー

標準エラー出力

注意事項
  • 本コマンドは,HiRDBのクライアント環境定義の指定値によってHiRDBに接続します。

    本コマンドの実行環境には次のHiRDBのクライアント環境定義を必ず設定してください。

    ・PDHOST

    ・PDNAMEPORT

    ・PDUSER

    HiRDBのクライアント環境定義については,マニュアル「HiRDB Version 9 UAP開発ガイド」を参照してください

  • 本コマンドは,HiRDBのクライアント環境定義のPDCLTAPNAMEに実行するコマンド名を設定してからHiRDBに接続します。

  • HiRDBのエラーログファイルを取得してください。HiRDBのエラーログファイルについては,マニュアル「HiRDB Version 9 UAP開発ガイド」を参照してください。