30.6.6　eeobmcancel

機能

強制停止中または計画停止中のOBMを強制終了します。

本コマンドは，BCMのTP1/EEが強制終了要求を受け付けると終了します。

OBMの終了はeeobmstatlsコマンドで確認できます。

また，OBMの実行結果は$DCDIR/spool/dceeinf/obmに出力されるOBM実行結果ファイルで確認できます。

オンライン中のOBM構成定義を変更する運用のために複数BCMと接続する場合は，OPENしているOBMに対して実行できます。

表30‒19　コマンド実行可否
項番	OBMの状態	データ型	イベント型
1	未実行	×	×
2	初期化中	×	×
3	実行中	×	×
4	クローズ中	×	×
5	終了中	×	×
6	停止処理中	×	×
7	計画停止	−	○
8	強制停止	○	○
9	再開始処理中	×	×
10	一時休止	×	×

（凡例）

○：コマンド実行可能

×：コマンド実行不可

−：該当しません

形式

eeobmcancel -g サービスグループ名
            -o OBM名
           [-c]
           [-u]

オプション

-g サービスグループ名　〜〈1〜31文字の識別子〉

BCMのTP1/EEのサービスグループ名を指定します。

-o OBM名　〜〈1〜8文字の識別子〉

強制終了するOBM名を指定します。

-c

クローズトランザクションを起動しないで強制終了する場合に指定します。

このオプションを省略した場合は，クローズトランザクションを起動します。

-u

OBM終了/停止UOCを起動しないで強制終了する場合に指定します。

OBM終了/停止UOC組み込んでいて，このオプションを省略した場合はOBM終了/停止UOCを起動します。

出力メッセージ