30.6.5　eeobmstop

機能

実行中のOBMを停止します。データ型OBMの場合は，強制停止します。イベント型OBMの場合は，計画停止か強制停止かを選択できます。

本コマンドは，BCMのTP1/EEが停止要求を受け付けると終了します。

OBMの停止はeeobmstartコマンドの終了で確認できます。またはeeobmstatlsコマンドで確認できます。

オンライン中のOBM構成定義を変更する運用のために複数BCMと接続する場合は，OPENしているOBMに対して実行できます。

表30‒18　コマンド実行可否
項番	OBMの状態	データ型		イベント型
項番	OBMの状態	-fまたは省略	-p	-fまたは省略	-p
1	未実行	×	×	×	×
2	初期化中	f	×	f	p
3	実行中	f	×	f	p
4	クローズ中	×	×	×	×
5	終了中	×	×	×	×
6	停止処理中	×	×	×	×
7	計画停止	−	−	×	×
8	強制停止	×	×	×	×
9	再開始処理中	f	×	f	p
10	一時休止	×	×	×	×

（凡例）

f：コマンド実行可能（強制停止）

p：コマンド実行可能（計画停止）

×：コマンド実行不可

−：該当しない

形式

eeobmstop -g サービスグループ名
          -o OBM名
        [{-f｜-p}］
         [-u 理由コード]

オプション

-g サービスグループ名　〜〈1〜31文字の識別子〉

BCMのTP1/EEのサービスグループ名を指定します。

-o OBM名　〜〈1〜8文字の識別子〉

停止するOBM名を指定します。

-f

OBMを強制停止する場合に指定します。

-fオプションと，-pオプションを両方省略した場合は，OBMを強制停止します。

-p

OBMを計画停止する場合に指定します。イベント型OBMの場合に指定できます。

-u 理由コード　〜〈-2,147,483,648〜2,147,483,647〉《0》

任意のOBM停止理由コードを設定できます。

設定した理由コードは，クローズトランザクション，OBM終了/停止UOCに渡されます。また，eeobmstartコマンド，eeobmstatlsコマンドで出力されます。

省略した場合は，0が設定されます。

出力メッセージ