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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


26.3.2 ヘッダレコード,バッチデータの挿入

作成した表にバッチデータを挿入します。データの挿入は,入力データをHiRDBのデータベース作成ユティリティ(pdload)を使用してロードするか,任意のアプリケーションでINSERTを実行することで行います。

バッチデータの各列に設定する内容を次に示します。

データ種別

列名

挿入値

備考

ヘッダレコード

キー1列

空白

キー2列

空白

キー3列

空白

一連通番列

0

データ列

任意のデータ

バッチデータ/トレーラレコード

キー1列

最下位ロットのlotdef -k hex1オペランド設定値

キー2列

lotdef -k hex2オペランド設定値

キー3列

lotdef -k hex3オペランド設定値

一連通番列

1〜2,147,483,647

ノーマルトランザクションで処理したい順に1から昇順で設定します。同一キーのデータの一連通番に重複があってはいけません。また,抜けがあってはいけません。

データ列

任意のデータ

トレーラレコードの場合は,obmdef -d trail_locationに指定した位置(データの先頭を0として数える)にtrail_code設定値を挿入してください。

(凡例)

−:該当しません

INSERTを使用してヘッダレコード,バッチデータを挿入するサンプルを次に示します。

INSERT INTO OBM1 (KEY1,SEQNUM,BDATA) VALUES(?,?,?)