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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


26.3.1 表の作成

バッチデータの表を作成します。表の構成,バッチデータの量を考慮してRDエリアを設計します。バッチデータの表名,列名はOBM構成定義obmdefコマンドで設定した表名,列名としてください。キー列は,OBM構成定義lotdefオペランドの-kオプションを設定した階層に対応して作成します。ロットが2階層以上の場合は,最下位ロットのキー列は必ず作成します。

また,同時にノーマルトランザクションを実行するロットのバッチデータは,格納するRDAREAが別となるように横分割することを推奨します。

表名/列名

HiRDB上のテーブル名/列名

列属性,制約

備考

バッチデータ表

obmdef -d tablenameオペランド設定値

行数は,

バッチデータ数(トレイラレコードを含む)+1(ヘッダレコードを使用する場合)

キー1列

obmdef -c key1オペランド設定値

CHARACTER(n)

NOT NULL

1≦n≦8

lotentry -k key1_sizeオペランドに設定したキーの長さと同じにしてください。

-k key1_sizeオペランドに0を設定した場合は,列の作成は不要です。

キー2列

obmdef -c key2オペランド設定値

CHARACTER(n)

NOT NULL

1≦n≦8

lotentry -k key2_sizeオペランドに設定したキーの長さと同じにしてください。

-k key2_sizeオペランドに0を設定した場合は,列の作成は不要です。

キー3列

obmdef -c key3オペランド設定値

CHARACTER(n)

NOT NULL

1≦n≦8

lotentry -k key1_sizeオペランドに設定したキーの長さと同じにしてください。

-k key3_sizeオペランドに0を設定した場合は,列の作成は不要です。

一連通番列

obmdef -c seqnumオペランド設定値

INTEGER

NOT NULL

必須。

データ列

obmdef -c dataオペランド設定値

BINARY(n)

NOT NULL

1≦n≦32,000

必須。

(凡例)

−:該当しません

表作成のSQLのサンプルを次に示します。

CREATE TABLE OBM1 (KEY1 CHARACTER(8) NOT NULL,
SEQNUM INTEGER NOT NULL,
BDATA BINARY(4096) NOT NULL)
PARTITIONED BY KEY1 IN ((AREA1)'LOT10   ',(AREA02)'LOT20   ',(AREA03))