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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


23.6.3 受信サービスと論理パスの関係

情報メッセージの受信処理は論理パス単位でシリアライズするため,論理パス数の受信サービスを作成します。送達管理メッセージの受信処理は,全論理パス共通で1つの受信サービスを作成します。また,コネクション監視用のサービスを作成します。

情報メッセージ用の受信サービスは多重度1,送達管理メッセージ用の受信サービスは多重度255,コネクション監視用は多重度を論理回線数とします。

図23‒7 受信サービスと論理パスの関係

[図データ]

受信サービス名の登録は,定義ではなく,TP1/FSP(全銀RC)が一意に決定します。

ユーザが定義する必要はありません。作成するサービス名は次のようになります。

「ee_zrc_rcv_論理パス名称」情報メッセージ用

「ee_zrc_rcv_response」 送達管理メッセージ用

「ee_zrc_rcv_system」制御メッセージ用