7.4.8 更新抑止情報の設定
現用の取得用履歴情報表から入力する場合,タイミングによってオンライン側の一括書き込みより先に読み込み(データ抽出による追い抜き)が行われることがあります。データ抽出による追い抜きの詳細は,「3.12.3(4) データ抽出による追い抜き後のUAP履歴情報の一括書き込み」を参照してください。
データ抽出による追い抜きが発生したときは,オンライン側で別の行に対して再度一括書き込みができるよう更新抑止情報を設定します。更新抑止情報の設定が多発すると,性能に影響します。
更新抑止情報を設定する条件を次に示します。
-
オンライン側で一括書き込み先の行を決定してから,一括書き込みを行うまでの間に,データ連携支援が該当行の読み込みを行った場合
-
履歴情報表の横分割機能によって空白行が発生した場合
-
オンライン側で一括書き込み要求を行ったあとにトランザクションがロールバックした場合