7.4.7 ユーザデータ(UJ)入力の待ち合わせ
取得用履歴情報表からユーザデータ(UJ)を取得する場合,グループ管理表で管理しているユーザデータ(UJ)を含むUAP履歴情報の出力状態を基に,履歴情報表からのユーザデータ(UJ)の取得範囲を決定しています。
そのため,グループ管理表の出力状態が更新されてから,履歴情報表にユーザデータ(UJ)が書き込まれるまでの間にデータ連携支援がユーザデータ(UJ)の取得要求を行った場合,データが存在しないため,空振りとなってしまいます。
そこで,データ連携支援では空振りを多発させないよう,ユーザデータ(UJ)の取得要求が空振りとなったときは,一定時間(10ミリ秒)の待ち合わせを行います。一定時間待ち合わせ後のUJ取得時にデータが存在しないときは,次回,20ミリ秒で待ち合わせを行います。最大,80ミリ秒まで待ち合わせを行います。空振りが解消したときは,次回からは10ミリ秒で待ち合わせを行います。
データ連携支援がユーザデータ(UJ)入力の待ち合わせを行う場合の流れを次の図に示します。