7.4.5 ユーザデータ(UJ)の一括読み込み
データ連携支援では,履歴情報表からユーザデータ(UJ)を取得するときに,配列を使用したFETCH機能を使用します。本機能を使用することで,複数ブロック(複数行)のユーザデータ(UJ)を一括で取得でき,データベースとの間の通信回数を削減し,通信によるオーバヘッドを軽減できます。一括して読み込む行数のことを,一括読み込みブロック数と呼びます。
一括読み込みブロック数は,EEFDPARMパラメタのCONTROL文のBUFFERオペランドで指定できます。
ユーザデータ(UJ)の一括読み込みの例を次に示します。
例では,BUFFERオペランドが5であることから,1回のFETCHでデータ通番101〜105のユーザデータ(UJ)を読み込み,PJの出現順にトランザクションTRN_2のユーザデータ(UJ)を反映先指定UOCに引き渡し,次にトランザクションTRN_3のユーザデータ(UJ)を反映先指定UOCに引き渡します。