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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


7.4.4 取得先IDによるユーザデータ(UJ)の振り分け

EEFDPARMパラメタのCONTROL文のUSRCODEオペランドにユーザデータ(UJ)の取得先IDを指定することで,履歴情報表の中からデータ連携支援で使用するユーザデータ(UJ)を指定できます。

これによって,履歴情報表から必要なユーザデータ(UJ)だけを入力対象とすることや,1つの履歴情報表を複数のデータ連携支援の入力対象にできます。

取得先IDでデータ連携支援の実行を振り分けた場合,1つの履歴情報表を複数のデータ連携支援がアクセスすることになります。このため,データ連携支援の実行およびオンラインのUAP履歴情報取得処理との競合によるオンライン性能低下を考慮する必要があります。

図7‒23 取得先ID指定によるユーザデータ(UJ)の抽出

[図データ]