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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


7.4.3 強制開始時のユーザデータ(UJ)の入力

データ連携支援では,PJ管理表,またはPJ突き合わせ表が壊れたときに,ユーザ指定値でユーザデータ(UJ)の抽出の開始位置を決定できます。

〈この項の構成〉

(1) 共有メモリ情報によるユーザデータ(UJ)の入力

マシンダウン以外の障害の場合,EEFDPARMパラメタのCONTROL文のSHMIDオペランドを指定することで,共有メモリ上の情報を基に,履歴情報表からユーザデータ(UJ)を抽出する開始ポイントを決定できます。

(2) 累積データ通番によるユーザデータ(UJ)の入力

マシンダウンなどで共有メモリが参照できないときは,EEFDPARMパラメタのCONTROL文のBLOCKNOオペランドを指定することで,履歴情報表からユーザデータ(UJ)を抽出する開始ポイントを決定できます。